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終身保険必要額と保険の検討について!
- 主人が共済にしか入っていないため、保険を検討している者です。年齢は29歳 子供なし(近いうちに希望してます)賃貸住まい、共働きです。
- 主人の保険構成は東京海上日動あんしん生命の長割終身400万円(60歳払込済)約6,700円、医療保険終身保障(60~65歳払込済)1日5,000円、がん保険か医療保険への特約、定期死亡保障か収入保障型保険。
- 私の保険構成は500万の65歳払込済積立利率変動型終身保険プルデンシャル、入院総合保障特約(5日目から5,000円)買増権保障特約等含め8,940円、医療保険フェミニーヌ4,678円(15年)、給付金の手続きをする予定で、終身保険、医療保険の乗り換えや終身保険の解約について悩んでいます。
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●終身保険に契約する理由は何でしょうか? 老後に解約する可能性……と言うことは、老後の生活資金としても考えられておられると思います。でも、それは、30年後、40年後の話です。 さて、今、手元に200万円があるとして、それを30年後の老後の資金にしますか? それとも、住宅ローンの頭金や子供の進学費用に当てますか? お金には、出て行く順番があります。 明日かもしれないのが、死亡に伴うお金。 次は、お子様でしょうか。 お子様が誕生すると、進学の時期が決まり、それに伴う出費も自動的に決まります。 住宅も重要です。住宅が安定しないと、生活は安定しません。 老後資金は、一番最後です。 ならば、保険もそれに対応しておくべきです。 まずは、ライフプランを立てることが重要です。ライフプランとは、これからの人生の大まかな予定表です。 次に、ライフプランに基いて、今後30年、40年のお金の流れ、つまり、毎年の収支と累計の収支を一覧表にしたのが、キャッシュフロー表です。 貯蓄や保険は、このキャッシュフロー表に基いて考えるのが、もっとも合理的です。 キャッシュフロー表の例は、「キャッシュフロー表、家計」で検索すれば、ヒットします。 ●つい先日流産してしまい子宮内容物除去手術を受けることになりましたので、給付金の手続きをする予定です。このような場合、保険の乗り換えは難しいでしょうか? (A)部位不担保や妊娠不担保などの条件が付くことは避けられないと思います。 現状の保険を継続する方が良いと思います。 ●入院保障等を特約で付けるよりも、別々に加入したほうが良いと素人考えで思っている のですがどうでしょうか? (A)正解です。 そもそも、死亡保障と医療保障は目的の異なる保障なので、保険も別々にするのが基本です。 プルデンシャルの特約を外すのも一つの方法です。 ●ある保険会社の方には、がん治療は進歩していて新しい保険も出てくるだろうから、がん保険のみは10年更新型等で良いのではないかと言われていますがどのように思われますか? (A)これは、リスクをどのように考えるか、という問題です。 10年更新型は若年層での保険料が安いので費用対効果が大きいのですが、一度、がんになってしまうと、他のがん保険には契約できません。 可能性は低いががんになるリスクをカバーする方を取るか、それとも費用の方を取るか、という問題です。さらに言えば、若年層では、がんにならないと思うのなら、がん保険に契約しないという選択肢もあります。 ●死亡保障の定期保険と収入保障型保険のメリットとデメリットを教えてください。 これも素人考えなのですが・・もし子供が学生のうちに何かあったら学費など一括で保険金が下りるほうが良いではないか?と思ったりします。(でも収入保障型の方が掛け金は安い気も・・) (A)例えば、同じ保障額ならば、60歳満期の定期保険と60歳満期の収入保障型保険を比較すると、収入保障型保険の方が、月払の保険料は安くなります。 しかし、収入保障型の保険は、毎年保障額が減って行きます。 そこで、60歳満期の定期保険も同様に毎年の保障額を減らしていくと……実は、実質の総支払保険料は、ほぼ同じになります。60歳満期の定期保険の場合には、解約払戻金があるので、その分、実質の保険料が安くなるからです。また、後半部分、お子様が大学進学などで教育費がかかるときに、保険料が安くなるのはメリットです。 ただし、毎年毎年減額をするのは、面倒でもあります。 また、収入保障型保険の場合も、一括で保険料を受取ることも可能です。ただし、年金として受取ったよりも、一括で受取る方は受取額が低くなります。 ●その他…… ご夫婦での収入がどのようになっているのか分りませんが、妻様の収入が多く、ご夫婦で同等の場合には、保障の設定に注意が必要です。 と言うのは、子供がいらっしゃる場合、妻は夫の遺族基礎年金を受取ることができますが、夫は妻の遺族基礎年金を受取れないからです。 (子供がいない場合、妻も夫の遺族基礎年金を受取れません) つまり、収入によっては、夫死亡よりも、妻死亡のリスクの方が高くなる場合があります。 住宅ローンの利率より高い利率の生命保険はない。 つまり、老後のためにお金を貯める前に、住宅ローンの頭金を1円でも多くするべき。 学資保険は、その内容を十分に把握しましょう。 最低でも、総支払保険料と受取額の比較は必ずすること。 ご参考になれば、幸いです。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございました! 大変参考になりました。 ついつい、保険を検討するとあれもこれも・・となりがちですが、 まずライフプランを考えることが必要ですよね。 第一生命から生涯設計の試算をしていただいたものがあったので、 それも参考に考えてみたいと思います。