電車を止めると損害を請求されるという噂について
よく、電車に対する投身自殺に関する話題で、
電車を止めるとその損害賠償の請求が遺族に請求される等と聞きますが、
あれは何を根拠にしているのでしょうか?
責任に関して言えば、行為者が負うのが原則だと思います。
だとしたら、電車を止めた自殺者などに損害賠償の請求がされるというなら分かります。
それで自殺者が死亡していれば、その遺産に対して賠償分の請求を相続人にするのですよね?
それ以外に、遺族が直接責任を負う様な請求はあるのでしょうか?
まぁ、例えば、自殺者に「そんなに死にたいなら、電車に飛び込め!」とか迫ったとか言うなら分かりますが・・・。
それか、万一自殺してよそ様に損害を負わせたら、私たちが責任を負いますとかって事前に保証をしていたならわかりますが・・・。
自殺するほどの人間がそんなに財産を所有しているとは思えませんので、鉄道会社は自殺者の遺産を相続した遺族に損害賠償分を請求はしても、実際はそんなに回収できないのですよね?
遺族にしても、別に無理して自腹を切ってまで親族とはいえ他人の借金を払うとは思えないのですが?
というか、返済を強要したら、それこそまた電車に投身自殺でもしかねないと思います。
そうやって、払うだけの資産がある親族が遺族になるまで自殺の連鎖になるのでしょうか?