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違いがわかりません

最近、ピアノを習い始めて練習しているのですが、 楽譜に、cresc.やdecresc.とかいてある時と 記号で<や>とかいてある時で弾き方に違いはあるのですか? 今、練習中の曲は、両方が混在しているのですが・・・。 誰か教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.5

 両者の意味自体は同じと考えています。また,クレシェンドとデクレシェンド(ディミヌエンド)に関して注意したいのは,どこからどこまで(何小節目の何拍目というレベル)かかっているか,またどのくらいの大きさから始めどのくらいの大きさに至るのか,さらに終了地点に至るまでにどのように変化させるか(一定の変化量にするかあるいは前半または後半に変化量をより多くさせるか)です。一般に数小節にわたるようなクレシェンドは前半我慢して最後に一気に大きくし,デクレシェンドのときは前半は大きいままで後半で一気に小さくすると効果的と言われています。  ただしコンピュータで演奏をするとだんだん大きくしたりだんだん小さくするのは意外に不自然で,フレーズごとに階段状に強弱をつけたほうがずっと自然な場合が多いと思いますし,確かに巨匠達の演奏はそういう傾向があります。特にデクレシェンドの場合は,あるところから突然小さくするだけで見事なデクレシェンドに聞こえたりします。人間は眼に比べて耳の感覚ははるかに鈍く(視覚をつかさどる細胞より聴覚に関与する細胞の方がはるかに少ない),聞き映えのする演奏はその鈍さを巧みに利用するものです。  おまけですが強弱記号が書かれてないからと言って強弱をつけてはいけないという考えははっきり間違いと言えます。バッハ等のバロック時代は強弱記号は稀ですが,音符の流れに対して自然な強弱をつけるのは暗黙の了解だったそうです。それが時代が下り音楽がだんだん複雑になるとともに,意表をついた強弱を指定したり(ハイドンとかですね)作曲家がいろいろ工夫するようになるとともに強弱記号などがしだいに具体化してきたのだと考えられます。  楽譜には忠実に,しかし楽譜にとらわれないで“行間を読んで”譜面に書いてあることを演奏するのでなく,譜面に込められた作曲家の喜怒哀楽を再現するつもりで音楽をなさったら,ただ先生に言われた通りに弾くだけよりもずっと楽しくなるのではないでしょうか。

gomatin
質問者

お礼

 詳しいご説明有難うございました。「行間を読む」って難しいですねえ。 この前のレッスンで「もう少し我慢して最後に大きく」って言われたんですが、 こういう理由で効果的にきこえるようにするためなんですね。 勉強になりました。

その他の回答 (4)

  • ADEMU
  • ベストアンサー率31% (726/2280)
回答No.4

記号で<>とする場合は比較的狭い範囲だったり、急に行ったりする場合に用い、crescの場合は比較的広範囲におこなう場合が多いですね。また、その他の副詞的な言葉を伴う場合もあります。例えば、poco a poco とかmoltoとか。 弾き方は基本的に同じです。

gomatin
質問者

お礼

有難うございました。 クレッシェンドする範囲の問題ですね。 そう思って楽譜をみると、少しわかるような気がします。 頑張って練習します。

回答No.3

数年前までピアノを習ってました。 今手元に参考に出来るような楽譜が全くないのですが、 記号を文字で書くことで省略することがあるようです。 文字で略されているとすれば、 音が階段状に高くなっているのであれば、 その一番高いところまでクレッシェンドをかけ、 逆に音が階段状に下がっているのであれば、 その一番低くなるところまでデクレッシェンドをかける。 みたいに弾いてみてはいかかですか? 楽譜の解釈は人それぞれだと思います。 同じ曲にしても、弾く人が違えば、曲の雰囲気も違ってきます。 先生の例などを参考に自分なりに曲全体の流れを考えて弾いてみて下さい。

gomatin
質問者

お礼

さっそくの回答有難うございました。 なかなか難しいですね。 これから、考えながら練習します。

  • tbrown
  • ベストアンサー率26% (154/587)
回答No.2

ピアノは弾けないのですが、クラシックギターをやっている者です。 作曲者の意思の問題で、言葉で書いてある場合はその部分から始まるということで、演奏の時にその範囲は解釈によって微妙に異なったりしますが、記号の場合は記号の長さを変えることによって、範囲を指示することができます。 記号で書く場合はだいたい範囲が長いのが普通ではないでしょうか? クラシックなどの場合は、単に言葉で書かれていても慣例や、先生の意思などで弾き方が決まってきます。 これらを曲の雰囲気などで、自分で決めることが出来て、第3者が聴いた時に上手いと思える人が、いわゆるセンスが良いということになりますね。

gomatin
質問者

お礼

さっそくの回答有難うございました。 慣例や、先生の意思などでも変わってくるんですね。 今度のレッスンで先生にきいてみます。

noname#3361
noname#3361
回答No.1

基本的に同じです。 例えば何小節にも渡ってクレッシェンドをかける場合,cresc.より<の方が分かりやすいから<を使うということが有ります。

gomatin
質問者

お礼

さっそくの回答有難うございました。

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