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利下げとは??
6日にイングランド銀行で利下げが行われたそうですが、 そもそも利下げとはどういう意味なんでしょうか。 なんのためにするんでしょうか。 お恥ずかしいのですが、経済について全くの素人で意味が分かっていません。。。 利下げをすると通帳の利率も下がる? → その国の通貨を買う人が減る? → その国の通貨の価値が下がる? 利下げをするとお金を借りやすくなる? → だからと言って銀行が貸し渋りしたら結局市場にお金が流れないのでは? 利下げをすると借金が減る? → 不良債権については今の金利は適用されないので、 不良債権の処理には意味がないのでは? などなど、素人が一生懸命考えて、利下げのメリットが見えてきません。。。 トンチンカンな発想をしているかもしれませんが、 どなたか分かりやすく教えて頂けないでしょうか。 あと協調利下げは普通の利下げと何が違うのでしょうか。 よろしくお願いします。
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利下げはその国の通貨を発行している銀行が、その通貨を市中の銀行に貸出すときの金利を下げることを意味します。そうすると市中の銀行は元手が安くなったことになるので、企業や個人に対して安い金利で貸し出せるようになるのです。すると借り手が多くなって銀行も企業も助かるということで、景気を刺激できるのです。 これと組み合わせて金融緩和も行なうことがよく行なわれます。それは貸出の条件を弛めて多くの資金を銀行が借り出せるようにすることで、金利を下げる余地のあまりない日銀はこちらの方に力を入れています。 協調利下げげというのは今回各国の通貨発行銀行の首脳が話し合って一斉に金利を下げたことを指します。通常はそういうことをせず、自国の経済事情を睨みながら金利の上げ下げを行ないます。
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- tsubock
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現実問題と理論上の話は多少の乖離があるという前提で利下げにはどういう理論上の意味があるのか簡単に説明すると、例えば不動産で、一年で100万円の収入がある場合、金利が1%なら預金で1億円預けなければ利息が100万円にはなりませんね。この場合不動産は1億円ぐらいの価値はあるということになります。もし、0.5%なら100万円の利息を得るのに2億円預けなければなりません。逆にいうと不動産の価値は2億円ぐらいになるという理屈になります。 これは株式やその他収益を得るようなものに同様のことがいえて物の価値は金利に影響を受けるということです。不動産や株が暴落したりしている場合には利下げが有効であるということですね。 ただ現実的には不動産の場合これから建てるマンションでいくら儲けられるのかは見積もりになってしまうし、株価はあくまでその会社の業績に左右されるので難しいところですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ならびにお礼が遅くなって申し訳ございませんでした。 先週末から風邪を引きこじらせておりました。。。 現実問題と理論上の話が乖離があるという前置きをして下さったので、 自分が両者をまぜこぜに考えていたことにハッとさせられました・・・ (お恥ずかしいです) 不動産収入を例に説明下さい、そのような観点もあるんだなぁ、と大変勉強になりました。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ならびにお礼が遅くなって申し訳ございませんでした。 先週末から風邪を引きこじらせておりました。。。 利下げのメリットと協調利下げについてについて丁寧にご解答下さい、ありがとうございました。 大変参考になりました。