禁止事項にかかってしまう可能性があるので、詳しくはいえませんが、参考になれば幸いです。
とりあえず、スキルとしては最低でもコンピューター通信とそのプロトコル、暗号化の脆弱性などを知っているといったところでしょうか。
アクセスポイントの電波は、アクセスポイントとなる機械にもよりますが、実測でおおよそ45メートルが限界のようです。
ということで、アクセスポイントを中心とした半径50メートル以内の範囲からは電波をキャッチすることが可能になります。(通信できるほどの品質が確保できるかはまた別の話になりますが)
また、質問者様が上げられていた電波の暗号化、Macアドレスの制限、SSIDの隠蔽機能ですが、それぞれ根本的に異なるものです。
まず、電波の暗号化は、文字通り通信内容を暗号化します。
あらかじめ設定した共通のパスワードなどがないと、暗号化されたまま通信内容そのものが解釈できなくなるので、セキュリティー的にも有効な対策のひとつです。
次に、MACアドレスの制限ですが、これは接続してくるクライアントの個別ID(すなわちMACアドレス)によって、アクセスを許可するか拒否するか、アクセスポイントでふるいを欠ける機能です。
人でたとえるならば、A,B,Cという人間がそれぞれいるとします。
Aは接続してもいいが、それ以外の人は拒否する、と設定されていれば文字通りAさんのみ接続出来る形になります。
また、拒否リストを作ることも出来ます。
Cという人からのアクセスは拒否する、と設定すればアクセスポイントはクライアントの識別ID(MACアドレス)がCであるときに限りその人からのアクセスを拒否します。いわば、ブラックリストです(笑
ということで、MACアドレス制限は接続できるクライアントを制限するだけなので、単体で運用する場合通信中の内容が第三者に傍受される可能性があります。
よって、暗号化と組み合わせればセキュリティ的にも効果が上がりますが、単体での運用はあまり効果がありません。
そして、SSIDの非公開、すなわち”ステルス機能”ですが、これは分かりやすく言えば「家の表札をなくしてしまう」ということに似ています。
ほとんどの無線機器は、周辺にあるアクセスポイントを検索する機能があります。
そして、そのアクセスポイントの名前を元に無線接続を行います。
SSIDとは、アクセスポイントの名前のことです。
ちなみに、暗号化が設定されていれば、接続する際にパスワードが必要になります。
第三者には、アクセスポイントの存在そのものを認識させたくない、という場合にSSID隠蔽機能を利用します。
これは、表向きにはあたかもそのアクセスポイントが存在しないように見せかける機能です。
よって、電波が流れていたとしてもどこの電波から駆らない->すなわち表札を隠す、という行為に似ているわけです。
この機能は、はっきり言って上記2つの方法と組み合わせればより強固なセキュリティにはなりますが、手動でSSIDを登録しなければならないことになり、どちらかというと手間が増えて使いにくくなので個人的にははっきり言ってあまり非公開にする必要はないのではないか、と思ったりします。
表札を隠したって、結局存在するわけですから、後から他の機器でLANに参加させるときなどでは大変面倒になるだけです(爆
そして最後に、ソフトウェアの話になりますが、「空中の電波をキャッチする」ソフトも、「侵入を試みる」ソフトも、まぁ世の中にあることはあります。
空中の電波をキャッチするソフトは、Network Stumblerというものが著名です。
とりあえず、英語が理解できれば、使えると思います。
あとは、基本的なインターネットなどの知識ですね。もはや、これは予備知識になってしまいますが。
侵入を試みるソフトウェアは、申し訳ありませんが禁止事項に該当してしまうのでお教えすることが出来ません。
もしご興味があるのならば、ご自分でGoogleなどを利用して探してみてください。
お礼
ありがとうございました。
補足
ソフトがあるようですが、それを使えるスキルってことになりますね。