ミックスボイス－共鳴方法

質問

題名が少し硬くなりましたが、早い話が高い地声？が出ないだけです。
『歌を楽しみたい！』という気持ちから二年ほど練習しているのですが殆ど上達しませんでした。
なので、皆様の体験談や意見を聞かせて欲しく質問させていただきました。
腹式呼吸や地声で出る音域の（鼻）共鳴は出来ます。
高音シャウト（anchang・閣下）や裏声（XJAPANや宇多田ヒカルくらいの高さなら・・・）も出ます。
が、高い地声が出ません。
＠二時間ぐらい歌い（叫び）続けるとラルクのDriver's Highは出ますが
最初の一時間ぐらいはbumpのアルエも出ません。
ミックスボイスの練習をして、話し声くらい（共鳴無し）なら裏返らずに自分の音域全て出るようになりました。
えー、肝心な質問ですが、、、
このままミックスボイス？を練習し続ければ、結果は出てくるでしょうか？
それとも＠のような練習を続けたほうがいいのでしょうか？
他に良い練習方法があるなら教えてください。
綺麗な声でなくても良いので、とにかく歌いきりたいのです。
力技でもかまわないので、こうしたら出るようになったなどあれば、お答えください。

回答No.1

tyoujuugig

まず、私の意見が一般人のもので必ずしも名答を得ていないかもしれないという点は考慮してください。

まず、声帯は大切に扱ってください。
声帯は声を出す時に震え続けます。これは話すときも歌うときも同じです。
例えば、指を擦り続ければ、どうなるでしょう？おそらく、赤くはれ上がり、ただれてきます。
声帯も同じです。
無理な力をかけ、ひたすらに負担をかけ続ければ、声帯もはれ上がり、あなたの声は高い声どころか、かえって、思い通りの歌声から遠くなってしまいます。
私の知り合いにバンドを組んでいてVoもとる人がいるのですが、その人は「声が枯れて血が出るぐらい歌っていれば高い声が出るようになる」と言っています。
しかし、それは大きな間違いです。
声帯は非常に繊細です。
確かに、単に高いキーの曲を無理をして歌うことは、高い声を出す筋肉を鍛えることになり、そのうち高い声が出るようになることは確かです。
しかし、それでは声帯に無理な負担をかける可能性が高く、限界もあるため、おすすめしません。
まして、「血が出るくらい」などという認識などもってのほかです。
よって、mojamaruさんが行っている「二時間ぐらい歌い（叫び）続ける」という練習方法はやめたほうがいいと思います。

また、ミックスヴォイス、高い地声云々ですが、二つの点を指摘したいと思います。
まず、医学的にはミックスヴォイスというものはありません。
そして、歌声を鍛えるということは長い年月と根気のいるトレーニングが必要だということです。

まず、最近言われるミックスボイスですが、医者に言わせると、「それって地声だよね」とのことです。
表声で高い声を出してみてください。それを長く発生し続けたり、そのまま歌うと地声っぽく聴こえます。これが、ミックスヴォイスであると一般に理解されているようです。
ただ、では先も言ったように、医学的にはこれは地声の延長上であり、「ミックス」と言うからといって、裏声と地声を混ぜて歌っているわけではないそうです。

では、高い声はどうしたら出るのでしょうか？
それは、正しい発声方法と正しいトレーニングを続けることです。
高い声を出すには正しいトレーニングでその為の筋肉を鍛えることが必要です。
ですが、それには正しい腹式呼吸や共鳴法も併せて習得しなければいけません。
これらのことをしないで、無理に、焦って歌い続けることは、本当に危険なのです。
自分も、ある日突然高音が全く出なくなった事があります。無理に高音を出し続けた結果、高音が出なくなってしまったのです。
その時私は既にヴォイス・トレーニングのスクールに通っていて、発声法や食事、飲み物にも自分なりに気を使っていたのですが、そのことでいかに声帯を大切にしなければいけないかを痛感しました。

mojamaruさんが現在、歌うことにどれだけの金銭的、時間的な労力をかけることが出来るか、私には分かりませんが、出来るならばスクールに通うことをお勧めします。
やはり、独学では限界があり、本に載っていないテクニックや練習法というものはたくさんあるのです。
また、それが無理ならば、ひとまずヴォイストレーニングの本（出来ればCD付きを）買って練習なさってはどうでしょうか？
私のお勧めは、ポップスの場合はロジャー・ラヴ氏のハリウッド・スタイル 実力派ヴォーカリスト養成術」という本です。
この本は発声の仕組みや食事など、基本的なことですが分かりやすく書いてあり、付属のCDでトレーニングをする事もできます。（異性用のトレーニングはしてはいけません）

私のアドバイスがmojamaruさんにとって適当かは分かりませんが、少しでもお役に立てれば幸いです。