私は、声楽をやっていますので、ミックスボイスについては、詳しくありません。
しかし、参考までに、れみぼいすのサイトを覗いてみました。
大筋では正しいですが、とんでもない間違いが随所に見られます。
ミックスボイスの見本として、ポールポッツさんの動画を挙げているのを見て、のけぞりました。
高音を出す為のアプローチとして、二種類あります。
(1)オペラ歌手のアクート
(2)ポップス歌手のミックスボイス
(1)のアクートは、男性のオペラ歌手がHi-Cを出す為のテクニックです。
パバロッティやドミンゴなどのオペラ歌手が使っています。
ロック歌手などでも、アクートを使っている人がたまに見受けられます。
アクートは、あくまで実声であり、裏声の要素はほとんどありません。
強烈な、張りのある実声による高音です
これは、呼吸法の「支え」によって、声を支える、超高等テクニックです。
この場合の高音と呼吸法は、密接に関係しています。
れみぼいすでは、腹式呼吸と高音発声が全く無関係と述べていますが、これは大きな間違いです。
(2)のミックスボイスは、裏声を鍛えて、実声と混ぜる方法です。
裏声は、息漏れの多い声です。
そこで、実声を出す際にも息漏れを増やし、息漏れの多い裏声とつなぎ目を目立たなくするのです。
「弓場メソッド」を検索すれば、その方法は沢山ヒットします。
但し、弓場氏は、声楽家として、ミックスボイスを活用しているようですが、ミックスボイスを高音で使うオペラ歌手など、論外も論外、オペラ歌手を名乗るのもおこがましいと言うところです。
ミックスボイスは、あくまでポップスやロックの為のテクニックです。
アクートと比べて、軽めの高音です。
れみぼいす のサイトを作った方は、上記(1)と(2)の違いを全く理解していません。
自分ができないこと、知らないことを知ったかぶりして堂々とサイトにアップするのは、間違った情報が拡散されるので非常に有害です。
尚、私は、ミックスボイスについてはあくまで素人です。
アクートの方を追求していますので、あしからず。
お礼
ご回答ありがとうございます!