ある寒い冬の日のことです。
当時小学生だった子どもと一緒に、紅茶を飲もうとしていました。
ティーポットに茶葉を入れ、十分蒸らし、
“さあ、出来上がり!”、カップに注いで、先に子どもに手渡しました。
キッチンからリビングのテーブルまで運んでから、
「あ、やっぱり砂糖がほしい」。
シュガーポットを取りに戻った子どもが、なんと途中でつまずいてしまいました。
シュガーポットは手から離れ、空中をさまよい、当然落下。
中に入っていたグラニュー糖は部屋中にまき散らされ、
辺り一面真っ白に…
狭い部屋が砂糖だらけになってしまいました。
もうこうなると紅茶どころじゃありません(泣)。
その後の掃除が大変で大変で、思わず子どもを怒鳴りつけました。
こんな甘い部屋は、もう勘弁してほしいです。
でも、今になって思い返してみると、
“何もあんなに怒らなくてもよかったのに… ”と後悔ばかりです。
“あぁ、ごめんね。○○(名前)”
母は、すごーく反省しています。
今も私の胸の奥に残る「甘くて苦い思い出」です。
お礼
グラニュー糖でお部屋が雪化粧・・・って、喜んでいる場合ではないですね(笑)。 確かに、“何もあんなに怒らなくてもよかったのに… ”と後悔されるお気持ちも分かりますけど、そんな時には例え子ども相手でもなかなか冷静になれないものですからね。 ま、「あの時は、お部屋が甘~い雪でいっぱいになったね~」と、笑い話の思い出にするのもいいかもしれませんね。 ありがとうございました!