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ハードディスクのジオメトリに関して知りたい
- ハードディスクのジオメトリが違うと起動できない?
- ハードディスクのジオメトリとは何を指すのか
- ジオメトリの違いがハードディスクの動作にどのような影響を与えるのか
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質問者が選んだベストアンサー
ここでいうジオメトリとは、サイズ情報というような意味です。 ただし、ハードディスクの単純な容量のことではなく、ヘッドが何個、ヘッドの稼動範囲(トラック)が何個、一周あたりのセクタが何個という情報です。 なぜこれらの情報が重要かというと、プログラムがファイルアクセスを要求すると、OSあるいはBIOSはハードディスクに対してヘッド番号、トラック番号、セクタ番号に置き換えて、ハードディスクにアクセスするからです。ハードディスクが実際に持っているセクタ数やトラック数とOSあるいはBIOSが思っているそれとが食い違ってしまうと、プログラムが意図したのと違う場所をアクセスしてしまうため、てんででたらめな動作となります。起動さえできません。 最近は物理的なジオメトリ情報は姿を消しつつありますが、論理的に互いを一致させておかないと同じことなので、不用意にいじってはいけないのは変わりません。
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- kaitou-man
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ディスク交換はたしかにやっかいな作業です。 OSと各アプリケーションごとに再インストールして、古いディスクを2台目として接続した状態で必要なデータをコピーするのが通常の方法でしょう。 ディスクメーカーではその作業を簡単化するためのツールを付属させて差別化を図ったりしています。使ったことはないのでどの程度楽になるかは知りませんが、参考URLなどをどうぞ。
- kaitou-man
- ベストアンサー率60% (86/141)
そう「あれ」のことですね。 基本的にはOSやBIOSはハードディスク内に書いてあるジオメトリ情報を自動的に読み取って使います。だから今までのと違うハードディスクを買ってきても、そこに新たにOSをインストールするなどは正常にできます。でないと増設や交換が簡単にできませんから、それはご心配なく。 しかし、すでにあるBIOS内の情報やハードディスク内の情報をいいかげんにいじったりするのはいけないということです。ハードディスクについているジャンパーピンなどもこの情報に関係するものがある場合があるので、そういうのも不用意につけたりはずしたりは危ないですね。
お礼
回答マンさん、続けてご親切にありがとうございます!!! 回答マンさんのおかげでがちがちだった私の疑問も見事解凍!です! おかげさまで、おおよそわかってきた「つもり」になってまいりました。 そこでちょっと身近な具体例でご相談してもよろしいでしょうか? 最近何十ギガもあるHDDでも安くなりましたので、起動用HDごと大容量に取替えができれば助かりますが、そのままファイル引っ越ししたのではジオメトリ相違で起動できなくなる訳ですよね? でも、OSとオフィスと全部一から再インストールすると一日仕事になってしまうので少しでも楽をする方法があれば近々取替えしてみたいと思っています。 オフィスソフトやOSのアクセサリ関係は元ドライブからごっそりコピーで済ませて、再インストールはジオメトリに関する起動部分だけで終わらせる、という虫のいい方法、というのはありますでしょうか? あったとしてもも高等技術で私のレベルではやはり考えが甘いでしょうか?
お礼
回答マンさん、さすがお名前のとおり、やさしくわかりやすいご回答で、私のような者でも、うんうん!とすんなり頭に入る的を射たご回答ありがとうございます!! トラック、セクタ、ヘッド、というとハードディスク本体のラベルに記入されている数値の[あれ]ですね? HDDの増設なら自分でやったことがありますので見覚えがあります。 「それらの各数値が、別のHDDだと各々違っているから、ジオメトリが違うのだ」 という考え方でよろしいでしょうか? とすると、たとえば新しいハードディスクを買うときに、別のメーカーの品物でも、トラック、セクタ、ヘッド数の同じものを買ってくれば、ジオメトリ相違による起動不可という事態は起きずにすむ、と考えても大丈夫でしょうか?