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ペットの最期の瞬間を看取ったかたに伺いたいです。
16年間一緒に暮らしてきた愛犬が31日の朝、天国に旅立ってしまいました。雑種で捨て犬だったのですがクリッとした大きな目の、本当にかわいい顔をした、見た目も存在も唯一無二の愛犬でした。 骨肉腫だったのですが、最後の2日間は痛みからか夜通し鳴いていて、私も1日仕事を休み看病をし、夜は母が寝ずにそばについていました。 亡くなる朝、私が出勤準備をするためにまさに2階へあがろうという時、玄関に寝かされていたその子を見ると、枕から頭がガクンと落ちてしまっていました。前日に強い鎮痛剤を処方してもらっていて「やっと痛みが和らいできたかな」と家族と言っていたくらい、久々に目をウトウトさせ始めていたので、私たちも少し安心して朝食をとっていたのです。そのほんの少し目を離した間でした。 頭が落ちるくらい熟睡しちゃったのかな?なんて思いつつ近寄ってみると、目が一点を見つめ、今まではいくら目を見開いていても顔を撫でるとまばたきをしていたのに撫でても何の反応もしませんでした。私が両手で顔を起こしても反応が無く、お腹を見たら呼吸をしていない・・・一生懸命名前を呼びました。すると固まった目のままで私を見つめ(見えていなかったでしょうが)、もう呼吸すらできていない状態の中、口を小さく開いて鳴いたのです。鳴いたと言っても空気が漏れる音の中にかすかに「ひゅーん」と聞こえるくらいでしたが、本当に一生懸命鳴いたのです。全部で3回。だんだんと小さくなり最後は口を開いただけでした。なんとも言えない声でした。目は完全に生気を失っていたのに、口を一生懸命開けて、最後の力をふりしぼってくれたんだと思います。 私はあれだけ最期を看取りたいと望んでいたのに、いざ愛犬の命の火が消える瞬間に立ち会ったら、最期にどんな想いで鳴いたんだろうかと考えては胸が痛くてたまりません。最期に立ち会えなかった飼い主さんもたくさんいらっしゃるのに、その瞬間を自分の手の中で迎えてくれたこと、私は本当に幸せ者だし嬉しいのに・・・。 まだ亡くなった翌日だからかもしれませんが、あの時の声と目と、懸命に開けた口元が忘れられません。でもずっと忘れたくありません。なんとも複雑な想いでどう整理したらよいのかわからないのです。ただ悲しいとか寂しいとかじゃない、それ以上のものです。 ペットの最期を看取った方にお聞きしたいです。最期に立ち会って何を思いましたか。どんな気持ちでしたか。辛いことを思い出させてしまうかもしれませんが、どんなことでもいいのでお聞かせ願えないでしょうか。よろしくお願いいたします。(長文・乱文お許し下さい)
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- rock0518
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お礼
ご回答ありがとうございます。なんだか状況がちょっと似ていたので読みながら涙が出てきてしまいました。お辛いことを思い出させてしまって申し訳ございません。でもどんなに悲しい別れの瞬間でも、一生忘れないという回答者様の気持ち、それは決して未練とか後悔ではないんですよね。回答者様が買ってあげた服を着て旅立ったことも、きっと偶然ではなかったんだと思います。わんちゃんの今までの感謝の気持ちがそこにこもっているようですね。 仰る通り、元気な頃は本当に「この子がいつか死んじゃうなんて信じられない」とずっと思っていました。いっつも撫でながら「あんたが死んじゃったらおねえちゃん(自分)生きていけないよ~」なんて言っていました。でもどこかでこの日が来ることを覚悟している自分もいたんです。亡くなった時は動揺して泣く母より、自分はしっかりと状況を見極めようとなぜか冷静でした。だからこそあの時の顔が忘れられない、苦しそうな最期の表情を忘れたいけど忘れたくない・・・その複雑な気持ちでどうしていいのかわかりませんでした。 でもみなさんの回答を読むうちに、あの時の顔と声は苦しかったわけではないんだとだんだんと確信してきました。忘れてはいけない、悲しい別れとしてではなく、幸せな最期として心に残そうと思うようになりました。 「虹の橋」は実は亡くなる一週間前くらいにたまたまネットで見つけて読み号泣しました。亡くなった後は読んだら絶対に泣いてしまうと思って避けていましたが、いま回答者様に教えていただいたサイトを覗いてみましたら、とてもすがすがしい気持ちで読むことができました。本当に空で私たちのことを待ってるように感じますよね。きっと回答者様ののパピヨンちゃんも、その服を着て遊びながら再会を楽しみにしていることでしょうね。 いろいろお話いただき、とても気持ちが楽になりました。本当にありがとうございました。