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日本人とアメリカ人の絵の違い
挿絵のような簡略化された物や人物を描いた時 日本人とアメリカ人で大きく違うのはどこなんでしょうか アメリカ人の描く絵はかなりクセがあるような気がします(悪いという意味ではなく) 特に人物などは劇画調からイメージキャラクターまで全く違うような気がします 日本にも様々なタイプの絵がありますし アメリカも同様なのに 子供から大人 また上手い下手関係なく違うのはどこが違うからでしょうか ディズニーも宮崎アニメも好きですが、なんとなくいつも気にしながらでモヤモヤします 詳しい方よろしくお願いします もしくは詳しく解説されてるサイトなど教えて頂けるとありがたいです 特にアメリカという訳でもないのですが、映画などなじみがあるのがアメリカなので
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体験談なんですが、アメリカ人の方に描いてもらったイラストは 横顔で、“鼻”のラインがとても象徴的でした。 日本人が大体簡略した絵を描くのに輪郭が「丸」に点々と目をかいて 鼻を省略しがちなのに対し、外人の方は輪郭が四角かったり、鼻、 眉毛のラインが違っていて、骨格の違いがよく出てるなぁと思いました。 アメリカの横断歩道などのピクトグラムが日本より頭身が高いのも 体格の差がでてて面白いと思います。 NYの美大に見学に行ったとき、そこら辺じゅうにある落書きを見ながら 友達と話していたのですが、ラインの形状が日本と違う、ということです。 日本人は絵心がない人でも、曲線を描くのが得意なのかなと思いました。 アルファベットなんかも同じ歳なら日本人のがかなり読みやすいなぁと思います。 それと面白かったのが、“カエル”の絵を子供達に描いてもらったとき、 日本の子供はみーんな同じカエルの顔を描くんです。 ちっちゃい子から大きい子まで。 それに比べて外国人の子は、なんというか独創的なカエルで…本物に 近いと言うか、線もジグザグしててタッチからして日本の子と違う。 日本の子の方が、描画は上手なんですが、自由度が低くて。 日本はキャラクター文化が浸透しているからどうしても画一的に なっちゃうのかな…既成概念が出来過ぎてて勿体ないと思いました。 詳しい方でなくてごめんなさい。面白いテーマだと思ったので お邪魔させて頂きました(^^;
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- green1957
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アメリカに限ったことではないし 質問の答えからはズレているかもしれませんが 日本のハイパーイラストレーションの第一人者である 空山基さんが仰っておられたことで 外国は教育機関も技術面でプロフェッショナルを作るという意識が強くて しっかりリアルなものが描けるまで教育しているようで イラストレーションのスタンダードとして スーパーイラストレーションを描けるイラストレーターといった層が 表面化に常に存在するとのこと。 つまり、デフォルメされたキャラクターでも、その内側には そのキャラクターなりの、構造的にしっかりとした骨格を 持っていることが多いわけです。 日本では、美大でも、基礎的なデッサン力を そこまで徹底的に教育するようなことはしていません。 それよりも、その人なりの個性を伸ばすことが重視されます。 また、二次元のキャラクターを構造や骨格から考えて創作する人は 日本のイラストレーターには少ないように思います。
お礼
確かにアメリカの挿絵などはデフォルメされてても3Dでイメージできそうなものが多いような気がします 逆に日本のアニメ調の絵は3D化するとバランスが崩れて、せっかくのイメージを壊してしまいそうですね 描き方(意識)や教育による違いというのもあるんですね 簡略化された絵を見ると、自分でも描けそうだと思ってしまいますが やはり凄い技術があるからこそ描けるんでしょうね ありがとうございます とても参考になりました
- UNDERGROUNDMAN
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一言で言えば、所変われば皆かわる。ということでしょうか。 民族間の宗教の違い、伝統文化も根底にはながれているとおもいます。 さて、キャラクターで一番ちがいがあるのは、絵ではありませんが アメリカのバービー人形 と リカちゃんの違いでも顕著に感じます。 アメリカのキャラがリアルで、セクシーな表現。 日本のキャラが、かわいい表現 というわけです。 求めている、セックスシンボルの違いは、もっちょも民族意識ですかもですね。 さて、中世期の絵の話になります。 浮世などでもそうですが、日本の絵はある形式美があるようにおもいます。写実的にこだわらない。その当時の美人という形式に当てはめる。 欧米の絵は、忠実な再現。写真に取って代わるまで写真と見まごうほどの 表現。ですね。ある意味、そういう形式というか。 欧米の町の形状は、中心がまず教会です。 絵画ももとは、教会を飾るものですね。 しかし、絵の具がチューブに入る頃になると、 キャンパスを携え、個人的な絵もかけるようになります。 ラファエロ前派以降、タブロー色は強くなったのです。 やがて、宗教を離れた表現が出てくるのですね。 こうした違いは、ファインアート、イラスト、マンガにとどまらず いろいろなものに反映したのではないか?とおもいます。 欧米の場合、コントラストが強い作品おおいですよね。 それは、漫画の印刷が表紙以外がモノクロ印刷がおおいですよね。 そこで、絵の陰影の表現の階調を減らす試みをしたためと思います。 初代で、影響力大なのは、 漫画の場合、アメリカなら、ディズニーが祖で 日本は、手塚治さんですよね。 そうした、先人の基礎の上に築かれているのですね。
お礼
おっしゃる通り遠い昔の美人画から、現在のリカちゃんとバービーまで日本と西洋では全く別物ですね 日本の美人画は写実的じゃないですし、リカちゃんにしてもずいぶん頭でっかちな気がしますが もし私が子供(女の子)であればきっとリカちゃんを気に入るだろうなと思います やっぱり昔から脈々と受け継がれてきたものが違いとしてあるんですね 絵画が教会を飾るものとは知りませんでした 絵に疎いもので大変興味深くよませて頂きました ありがとうございます とても参考になりました
お礼
いえいえまさにお聞きしたかったような事です 私は絵の素人ですので 顔を描けと言われたらまず輪郭○を描き 目を丁寧に描き、口で喜怒哀楽(怒ってる∧ 笑ってる∪ か程度ですけど) 最後に鼻は・・・適当にです 仰る通り、典型的な描き方ですね 言われてみれば確かに基となる人間が違いますものね 小説などでもアメリカのものは 鼻の特徴を言う事が多いような気がします それとやっぱり子供の頃から絵って違いがあるんですね カエルを描いてもらうって面白いですね 今思い浮かべても、緑色で座ったカエルしか思い浮かびません 想像力ないなぁ・・・ ありがとうございます とても面白かったです(参考になりました)