では,私はお金をかけない方法を書きます。
まず,ドアノブなどの場合。
静電気も電気の一種です。
で,電気はパワーを持っています。
体にたまったパワー(静電気)は,1ヶ所に集まりますと,より強くなってしまいますが,広い面積ですとパワーが分散されてしまいます。
そのため,金属物であるドアノブなどを触るときに恐る恐る手を出しますと,指先などから放電が始まりますので,大変痛いです。
ですから,手のひらから思い切ってドアノブをつかんでください。
または,金属製のキーホルダーを握りしめて,その先についているキーをドアノブに触れさせてください。(ただし,キーには指が触れていない方が良いと思います)
車を降りるときの場合。
まず,座ったままの状態でドアをあけます。
そのままの姿勢で車体に触れてください。
車体に触れた状態のまま,降車します。
こうすれば,絶対と言って良いほど痛くありません。
と言いますのも,車の場合,着ている衣服と座っている座席が離れることで静電気がたまります。
しかし,離れる前からアースされている金属物(この場合は車体)に触れているため,静電気は,人間から車体,地球へと逃げてしまいます。
ですから,この方法を取れば静電気が起きないと言う理屈になるのです。
衣服について書かれている方がいますので,私は髪の毛について書きます。
実は,髪の毛に静電気をためてしまう人がいるようです。
「えっ,髪の毛が?」と思われるかもしれませんが,セーターに使われる毛糸だって,あれ,羊の毛だと思い出せば,納得出来ると思います。
と言うことで,これは,髪の毛の水分保湿率が低くなることで起電しているためだと考えられます。(毛糸は死んだ毛ですから,水分保湿率は最低です)
で,水分保湿率が悪い髪の毛と言うのは,たいていの場合,傷んだ髪の毛と言うことが多いです。
傷んだ髪の毛と言うのは,キューティクルが剥がれているためか,そこから水分が蒸発しやすくなっているのです。
しかも,悪いことに,静電気は髪の毛を傷めます。
つまり,髪の毛が傷む>髪の毛の水分が蒸発する>静電気が起きる>髪の毛が傷む>・・・恐怖の悪循環ですぅ・・・。
トリートメントなどでヘアケアするとともに,たまに髪の毛に水を軽くスプレーすると良いですよ。