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障害の遺伝について
私の彼女の家系は耳に傷害をもった方が多く、彼女自身は健常者ですが、両親も全く耳が聞こえないといった状態です。私は彼女の家系について、付き合う前から知っており、知ったうえで結婚を前提に付き合っています。 そこで遺伝についての詳しいかた教えて頂きたいのですが。 (1)自分たちの子供に傷害が遺伝する可能性っていうのは検査等でわかるのでしょうか? (2)遺伝の可能性があるとわかった場合に、例えば障害を含む遺伝子を取り除く等の処置はできるのでしょうか? なぜこのような質問をしたというと、そろそろ結婚を考えており、結婚について私の両親に話したところ、障害が遺伝すんじゃないか?とかなり気にしています。親が子の将来を心配する気持ちは当然なのもわかります。しかし私自身は検査の必要はないと思っています。健常者同士の子でも障害がでるケースもあるわけですし、彼女の家系を否定するような気がして・・ (1)(2)は私の両親から、出来るのであればしてほしいという要望です。今の医学では出来ないならしょうがないとの事でした。 私は(1)(2)ともに現状不可能という結果であれば嬉しいです。(彼女も傷付けずに結婚を認めてもらえる為) 遺伝について詳しいかた、ご教示願います。
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言語聴覚士です。 (1)聴覚障害が出るには要因があります。先天性の場合は妊娠中の感染症、遺伝病といわれるもの、原因不明のもの。彼女さんの家系…とのことですので、遺伝的な要因があると思います。病名のはっきりした遺伝病なら、検査しなくても「遺伝の確率は何パーセント」は分かります。原因不明なら分からないでしょうが… (2)遺伝子を取り除くというのは現在の医学では無理です。 (1)は分かるかもしれませんが(2)は不可能です。 ご両親も心配でしょうが、あなたが結婚を決意しようとするほどの女性を育てた相手のご両親の存在、またそのようなご両親に育てられた彼女さんの存在が、すべてを語っているように思われます。 実際問題、お金や特別な教育も必要になりますから、そのような話も含めていろいろお調べになり、ご両親を安心させてあげられたらと思います。
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こんにちは。 >(1)自分たちの子供に傷害が遺伝する可能性っていうのは検査等でわかるのでしょうか? 判ります。ただし、彼女だけでなく彼女のご両親の受診(採血)が必要になるのではないかと思います。 >(2)遺伝の可能性があるとわかった場合に、例えば障害を含む遺伝子を取り除く等の処置はできるのでしょうか? できません。参考URLをよく読んでみられるとお解りになると思いますが、現在の医学の最先端をもってしても、先天性難聴の遺伝子診断をするメリットは今のところ、 ・難聴の原因が明らかになる ・難聴の程度や将来、難聴が悪化するかなどについての予測が可能となる ・随伴する他の症状など臨床上有益な情報を得ることが出来きる ・適切な治療法を選択するための判断材料のひとつとして利用することが出来きる ということのようです。 つまり、難聴患者さんにとってとてもプラスなのです。ただし、実施することで貴方の彼女の子供さんにどのように遺伝するものなのかの相談はできるでしょうし、将来的には遺伝子治療も可能になるかも知れません。 http://ent.md.shinshu-u.ac.jp/nancho/deafgene2.html http://ent.md.shinshu-u.ac.jp/senshin/senshin.html
こんにちは。 遺伝にはくわしくないのですが、書き込みさせていただきます。 知的障害児を持つ主婦です。 うちの近所に生まれつき耳が不自由な女性がいますが、その子供も孫二人も健常にすごしておられます。 遺伝の可能性が全くないと言うわけではありませんが・・。 遺伝子というのはまだはっきり分かっていないけれど、癌にかかりやすいとか、精神疾患になりやすいというような遺伝はあるみたいですね。 うちの子は自閉症と発達遅延という重度の障害をもって生まれてきましたが、私にも夫にも知的障害者の親戚はいませんでした。 自閉症に関して言うと、1000人の出生児に対して3~4人くらいの割合で生まれるそうです。 障害児の施設でも他の障害を持つ子と会う機会がありますが、親には何も問題がない人が多いです。(親戚の方まではわかりません) ただ、兄弟で障害をもつケースは多いので、きっと遺伝的なものもあるのでしょう。 五人の子のうち三人が障害児だとか、四人兄弟で男の子だけが障害児で女の子が普通だとか。 父親と母親、どちらかに問題があったのではないんですけどね。 (2)の方は論外です。 遺伝子から問題のあるところを取り除くなんてことはできないはずです。 どちらも無理だと思いますよ。 質問者さんのおやごさんの気持ちはよく分かります。 うちも、障害児が生まれてから、育てている親よりもじじばばのほうが苦しみ悩んだようです。 自分の息子が重い障害の子を抱え、将来苦労するし、人生の希望がない、と考えているようです。 私たちにとってはとても可愛い息子なのに、じじばばにとっては悩みのタネの孫だなんて、悲しいんですけどね。 よくお話をして、理解してもらわないといけないですね。 実際に親ごさんを女性にあせわせてみるのもいいかもしれません。 今はまだ女性の人格も愛情も見えていない状態だから、家系や遺伝子のことが気になるのだと思います。
- yaji0503
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遺伝は、何処に強く出るかは遺伝子次第だと思います。 生まれた子供が2人以上だったとしても、片方には強くでてもう片方には全く出ない事もあります。 この間テレビで目の障害を取り上げていて、4人兄弟でその中の女の子3人が目の障害を持つお父さんと同じ障害を持って生活していました。 たった一人の男の子だけ全く異常はなかったようです。 これは、聴覚などの障害以外でも顔つきや身体の一部にもある事。 例えば、私は父方の祖母の遺伝で足が大きいです。 甲高の幅広で身長は低いですが、足は24.5か25センチです。 この遺伝は、父方の祖母が同じような感じで・・・中学生位までは靴を探すのに苦労しました。 祖母も、昔の人にしてみればかなり大きいので苦労したと言っていました。 もちろん、この遺伝は父方の女系の従姉妹7人中6人が遺伝で引き継いでいます。 昔、親戚が集まる時は玄関には大きな女物の靴が沢山並んでいて何も知らないお客さんたちが驚いていました。 普通のちょっとした遺伝でさえ、これだけ引き継いでしまうので障害の遺伝も限りなくゼロではないと思います。 結婚して、障害が出て、育児をしてたのに離婚になってしまうような事はないように。 片親になった時点で、どちらかが苦労しながらその子も苦労します。 ただ、どんな状況にしても新しい命を迎い入れる気持ちが固いのであればこの気持ちをしっかり両親(両方の)に伝える。 胎児の遺伝子検査で分かる物は、出産前にダウン症とかは分かるようです。