描くのではなく鑑賞する、ということですよね?
なかなか難しいですね。
ご希望に沿っているかどうかちょっと自信ないのですが、調べた中からいくつか紹介しますね。
そのものずばりなのは、小学館の『原色日本の美術(改訂第3版)』第7巻「仏画」1997年刊。
『慈しみと悲しみの仏たち -荒了寛仏画集-』日貿出版社1993年刊
天台宗のハワイ開教20周年記念の仏画とエッセイだそうです。
この出版社は写仏関係の本をたくさん出しているので、仏画集も何種類か出しているようですが、プロの画家かと言われるとどうなのかな?
『祈りのほとけ百八尊 -西村公朝仏画集-』学研 1988年刊
こちらの方も別に画家一本ではありませんね。
半分NGですが『明治・大正・昭和の仏画仏像』全3巻が小学館から1986年~1987年にかけて出てます。
(歴史文化ライブラリー110)『仏画の見かた 描かれた仏たち』中野 照男 吉川弘文館 2001年刊
少し外れるかもしれませんが、チベット仏教絵画というのもあります。
ハンビッツ文化財団・臨川書店による『チベット仏教絵画集成 -タンカの芸術』第1巻~第5巻、1998年~2005年刊
タンカは軸装のものを指します。
あとはなかなか探し出して手に入れるのは難しいですが、各地の美術館・博物館で行われた仏画・仏像展覧会の図録でしょうか。
最近はネットで買えるものもあります。
『王朝の仏画と儀礼』京都国立博物館編 至文堂 2000年刊
『奈良国立博物館蔵品図版目録 仏教絵画編』奈良国立博物館編 2002年刊
お気に召すものがあるといいのですが……
お礼
大変参考になりました。 こんなにあるんですね…。 ありがとうございました!