カルト教団育ちの彼、価値観がおかしいです。救えますか？

質問

例えば、オウム真理教などで生まれ育った子供をどうしたら救えるか？このくらいのレベルなんです。私の彼は。人に話しても、カウンセリングを受けたほうが良いとか、精神科へ行けば良いとか言うのですが、言葉により脳を支配され、社会的にみて明らかにおかしい事を口走りします。ちょうど、上祐氏が話すような、そんな理屈に似ています。
しかし私があらゆる指摘をしていったところ、彼自身、自分が社会的に見ておかしいということに気づき出してきました。もちろんその教団からは脱会済みです。
洗脳に気づいた今、本人が一番苦しんでいるのです。世間と自分の考えがどう違うのかは、自覚しています。ですが、頭でわかっていても体はそうはいかないのですよね。どうしたらその呪縛のような思考からのがれられるのかに凄く悩んでいます。とにかく理屈っぽいのです。
現在は疲れはてて、生きる気力を失っています。
私は彼が好きです。絶対に救ってあげたいのですが、一般のカウンセリングのようなものではとても無理です。
こういう場合、どういう方法が適しているのか、どなたかアドバイスしていただけたら幸いです。お願いします。

回答No.1

epson01 · ベストアンサー

最初にお断りしておきます。私は一般人ですが「上祐氏」の発言はおかしいとは思いません。いたって普通の人間だと思います。決してあの犯罪を擁護している訳ではありません。彼が最初から加担していたとは思っていないからです。ところで本題です。理屈っぽいから「救い」があるものと思います。宗教は、理屈で考えれば「まったく成り立たない誤った考え方」ですから、限りなく理屈を言えば（つまり、限りなく合理的に考えていけば）宗教から脱却できるものと考えます。つまり、自分が悟りの境地に立った時に初めて「宗教」から逃れることができるものと思っています。自分に弱いものがある、自分に自信が無い、他人を愛することができない、不安でしかたがない、などの煩悩がある限り、宗教に頼らなければならないのですから・・・。

お礼

そうですね、一つにはその理屈っぽさは重要なのかもしれません。
理屈で解決していける、という望みは持てると思うからです。
しかし、やはりあせってはいけないのでしょうね。かなりの時間はかかるのでしょう。彼自身、理屈である程度の整理はついているのですが、肝心なところが抜けているのです。それは、自分を愛することなんです。世のため人のためは結構ですが、自分がお金がないのにサラ金で借金してまで人を救うなんて、あまりにも馬鹿げた話です。その宗教では、お金を根こそぎ吸い取る形を取っていました。しかし、彼自身やっと、自分が利用されていたという事実を最近気がついたのです。借金は140万。もちろん私にも払える額ではないのでうちの親が立て替えてくれました。彼は自分の馬鹿さかげに落ちこんでいます。会社でもいつでも人に利用されます。そうですよね。そんなお人良し、周りの人はしめしめと思いますからね。
上祐氏にしても、理屈はわかりますが、やはり肝心なことに目が覚めていないと思うのです。
限りなく合理的に、と言う言葉少し勇気付けられました。
地道に頑張っていきます。ありがとうございました。

回答No.3

noname#4834

もともと価値観が違うのが「カルト教団」や「宗教」ですから、
彼の言動は質問者や一般の人から判断すると、「理解しがたい」事となり、
当たり前ですが、誰でも「奇妙」に感じると思います。

そして、彼が良きものとして評価したものを、質問者の方が全て否定してしまうと、
彼の中には、さまざまなパニックが生まれてしまうと思います。
100人の人間の99人が否定することを1人が肯定している状態が今の状況だと感じとれますが?。
その1人がきっと愛する彼なのでしょうね?

愛する彼のためには、
まずはその価値観を理解し「それ」と上手につきあっていくことが必要と思います。
そして、質問者の意図に反するとは思いますが、
本当に好きなら相手が一番喜ぶべき事を肯定してあげるべきだとも思いますね。

第三者の見解ですが、とても好きな相手であっても、
持っている人格は別々ですから、お互いに「それ」を理解し合うことはできても、
ふたりの人格全てが融合することは決してありえないと思います。
だから、必要以上に「救いたい」とご自身が苦しむ必要はないようにも思えてなりません。

そして本当に価値観が違うということをお互いが認識しているとしたら、
好きという感情を持ち続けることは間違いだとも思えてなりません。
それほど愛する理由は何でしょうか?

以前の彼にとっては「その場所」での教えが生きていくための全ての正しい指標だったわけですし、
その世界で「彼の人格の一部」は作られてきたわけでしょうから、
短期間では世の事象に対する価値観や判断基準は簡単には変わらないと思います。
長い時間が必要となるとも考えられますし、
本気で作戦を立てるとしたら、「持久戦」で対応するしかないとも思われますね。

でも、どうしようもないことも世の中にはあると思いますね。
努力の末、質問者の方の望むような良い結果とならなくても、(冷たい言い方ですが)・・
私なら仕方のないことだと考えてしまいます。

文面に具体的な事象に対する彼の見解や理屈が、いくつか明確に書かれてあれば、
もう少しアドバイスできたかもしれません。

お礼

私は人を愛する時に理由などつけません。特に今の彼は直感のみ。
彼の性格のどこどこが好きだから愛しました、なんて理由は全くありませんでした。
救いたいという気持ちはやはり見ていてかわいそうなんですよね。
彼はとても心優しくまじめな人なんです。そういう気持ちを心ない冷酷な人に利用されていたなんて、悲劇としかいいようありません。しかし人格の一部はやはりそこによってつくられてしましました。それもかわいそうなんです。
なんとかしようと私が頑張ってもどうにかなる問題ではありませんが、前の方でも書きましたように、やはり心の休養が必要なんでしょう。
間違いを指摘しパニックを起こすというのもズバリだと思いますした。
時間をかけて地道にやっていくしかないですよね。
わざわざありがとうございました。

回答No.2

shibako74

今までの価値観の崩壊においては、洗脳されていた状態からステップが見られたということですよね。そういう意味では良いことだと思います。
宗教は絶対なものへの崇拝から、価値観をコピーして自分の価値観と思い込むことだと解釈しています。彼自身が尊敬できる生身の人間、できればあなたに対して敬意を払うことができるようになれば、耳を傾けてくれるようになると思います。ただその場合も、相手に劣等感を与えないようにあくまで自然体で「私はこう思う」ということを伝え、何もかも白黒はっきりつけなくてもよい、おおらかに考えるということを時間をかけてゆっくりと体感させていく必要があると思います。

ただ、煮詰めすぎるとpimingさんも自滅してしまいます。考えすぎて疲れているようであれば、二人で公園でぼーっとするとか、きれいな所に行くとか、はたまた絶叫マシーンに乗るとかして、頭を使わない、使わないときがあってもいいんだ、楽しい時間があってもいいんだ、というところからはじめたらいかがでしょう。人格の形成の基盤は感情にあります。楽しい、嬉しいことを二人でたくさんしましょう。言葉では表せない、きれいな所を見たり、体で喜びを感じ取れるような自然に身をおいたりして、言葉がすべてではないことを体感させます。
価値観の形成は人とのコミュニケーションも重要なファクターです。まずは楽しく、嬉しい気持ちにお互いなる。お互いさせるように思いやる。二人のコミュニケーションの形が安定したら、今度はグループで...と、人間が人格形成をしていく上で踏まれていくステップ（赤ちゃんで生まれて、最初のコンタクトは親、幼少時には同じ年くらいの子供や先生、後には学校、会社でのつきあいなどの、社会適応のステップ）をシミュレートしてみては。
ただ、pimingさんがいっぱいいっぱいになったら、迷わずカウンセリングへ。相手もプロですので、最初から「そんなところでは無理」と思わず、行ってみる勇気も必要だと思います。

お礼

その通りだと私も思いました。
楽しい、嬉しい・・・、理屈抜きで感じる心、そういう時間が彼には必要なのかもしれません。とにかく、理屈も大事かもしれませんが、そう言われてみれば生身の彼自身を感じないのです。生身というのは本当の心。魂の部分ですよね。まるでゾンビのような人間からは抜け出せたものの、今はそれまでの支えとなっていた宗教の価値観が崩れ、無気力な状態になっているのです。それでも理屈でなんとかなる、と信じ頭でばかり物事を解決しようとしています。
私も確かに白黒を急ぐあまり、彼にはキツい事ばかり言ってきました。
魂そのもので感じる訓練のようなものがまずは大事なのかもしれませんね。
物事全てを理屈でというのにも限界があると思いました。今の彼に必要なのはまずは心の休養なのでしょう。話を聞くと山や川、自然の情緒に触れたことが一度もないそうです。心の休養などしたことがないっと言っていました。私は驚きましたけどね。温泉にも行ったことがないなんて・・・。
とても心が暖まるご意見ありがとうございました。参考にさせていただきます。