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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:顔の見えない肖像権)
顔の見えない肖像権
このQ&Aのポイント
- 顔を塗りつぶした状態ながら、体の特徴で誰だかわかる肖像権について
- 甲冑の中身が入れ替わった場合の肖像権について
- 個人の特定できる紋章の扱いについて
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質問者が選んだベストアンサー
肖像権というのは権利として認められてからまだ日が浅いので、判例などもそれほど多いわけではありません。したがって、質問にあるようなやや特殊な事例について、正解を出すことは難しいです。しかし、一応の私の答えは以下のとおりです。 1 甲冑をみたら誰だかわかる、とのことですが、甲冑を見ただけでわかるのはかなり狭い範囲の人々に限られる(同じグループの人だけ?)と思われます。このような狭い人しかわからないのであれば、肖像権が侵害されたとはいえないでしょう。そうではなく、近所の人くらいなら写真を見て誰だかわかる、というものであるのなら肖像権の侵害になる可能性があります。 2 甲冑の中身が変わる可能性があるのなら、なおさら甲冑だけでは個人を特定できないということになりますので、肖像権侵害とはいえません。なお、物には肖像権は発生しませんので、甲冑の所有者に対する承諾は不要です。 3 家紋でどの程度「個人」を特定できるかどうかわかりませんが、基本的には不要と考えます。ただ、心配であるなら、塗りつぶした方がよいでしょう。
お礼
大変わかりやすい解説をありがとうございました。