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基地内大学について
三沢、横田、岩国、沖縄など国内にある基地内大学では、そろそろ月入学者の説明会などが開かれ、入学手続きが動き出します。gateway21の破産騒ぎで海外留学の夢が絶たれた優秀な若者に、治安や渡航費の問題がなく学べる基地内大学で学ぶ選択肢が残されています。それぞれの基地内大学の様子や学生生活、メリット、デメリット、経験談などを教えて下さい。
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10数年前に始まった当初の基地内大学プログラムは、基地の街ではかなり人気がありました。しかし、最近のプログラムは、その特質から日本人学生に十分にマッチしたものでないことや卒業後の日本企業に就職の際に評価等々の諸般の理由から人気は低下しています。つまり、本来は基地内で提供されている大学プログラムは基地駐留のアメリカ人軍人及びその家族と軍属のための過程であって、日本人学生のために設定された課程ではないので無理があるのです。地域の特性で沖縄県と青森県の三沢基地ではかなりの成果をあげているのが現状ですが、他の基地では あまり成果が上がっていないというか人気は下降のままです。 特に2001年のテロ以来、各基地では警備上の理由から基地出入りに関して規制を強化していますので、基地内での勉強時間以外での図書館の利用や友達との交流もままならないのが現実でもあります。アメリカの大学は自由と存分の勉強環境とご想像かも知れませんが、現実は基地内にあるアメリカ人を主としたプログラムであることを念頭にご検討されるべきです。卒業ができないことはありませんが、先に述べました沖縄県を除き他の基地内大学プログラムでは相当長期間の勉強期間が必要ではないでしょうか。 詳細は各基地の自治体(県庁か市役所)の担当部署に直接お問い合されることです。
お礼
有難うございました。先日、三沢基地内大学の就学説明会に出席しました。各大学の職員がパワーポイントを使いながら、もちろん英語でのプレゼンテーションを行いましたが十分魅力的なものでした。高校生の親子連れがずいぶん目立ちました。大学進学の選択肢として真剣に検討しているとの事。保護者の中にはすっかりオンライン入学に自分が興味を持ってしまった人もいましたね。「基地内大学は、これからもっと人気がでると思う。」そう言ったお母さんの上気した表情が印象的でした。