ADDと思って受診したのに、そう診断されなかったということで納得できない気持ちなのかなと推察します。
ADDと診断するには診断基準というものを満たすかどうかということが判断の基準になると思います。少なくともそれを質問者さんの症状が満たさなかったということなのでしょう。もし、それに納得できなければ、別の医師のところを受診するという方法もあるかとは思います。
ただ、人は多かれ少なかれ偏り(ある意味それは個性でもあるわけですが)があるわけで、その偏りが大きくて生活しにくいと感じていてかつ診断基準を満たす範囲にある人を発達障害と診断していると考えられます。
ですから、ADDと名前がつかなくても、ADDのような傾向をもつ人というのはいるわけです。そう考えると質問者さんは診断基準を満たすほどではないけれど、ADDのような傾向があって困っているという状態なのではないかと思います。
そう考えた上で、結局のところADDと診断されようとされまいと、現在困っていることを少しでも快適に暮らせるようにしていくことの方が重要ではないでしょうか。
診断されることが目的ではなくて、どう自分の特徴とおりあって何とか快適に暮らしていくかということですね。
そのために、できることとしては、たとえば病院でカウンセリングなどを受けてみるとか、発達障害者支援センターや精神保健福祉センターなどを利用して、どうやったらうまく対処できるかを相談するとか、ADDの傾向があるわけですから、どうやったら少しでも改善できるかを考えるために本や当事者のウェブなどをみてみてもいいと思います。
あまり焦らず、よい方法がみつかるといいですね。