- 締切済み
額縁状態で放送されるCMについて
地上デジタル波チューナーのワイドテレビで観ている環境です。 ワイドテレビの真ん中にスタンダードサイズの画面が表示されます。 このエリアの中で、上下に黒帯がついた、いわゆる「額縁状態」でCMが放送されることがあります。 もともとスタンダードサイズで作られているCMがあるのはわかります。 ワイド画面にあわせてつくられたものも、当然存在します。 ドラマやアニメ番組ならば、後にDVDなどで発売されることもあるので、そのときはスクイーズ収録で、放送時だけ「額縁」というのも理解できます。 しかし、この、「横長画面。でも、実はスタンダードより映像面積が少ない」CMが作られる意味がよくわかりません。 ワイドで作るなら、はじめからほんとうのワイドサイズでつくればいいと思います。 それらに対応できる機器が製作会社にないのなら、スタンダードでいいはずです。 どなたか、この疑問を解決してください。お願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
お礼
そうですね。16:9 で見て欲しいというこだわりがあってもおかしくはないと思います。 ただ、その場合、ワイドテレビで画面いっぱいに見えるサイズでつくればいいだけのことで、それができないというのは、機材、予算の制限があるからだ、と私は仮定しています。 しかしそう考えると、「要は、スタンダードテレビで見ている人にだけ、ワイドCMみたいに見えてカッコよければいいや」「ワイドテレビで見てる人には、額縁状態になってカッコ悪いけど、目をつぶっておこう」という、「ただなんとなく流行にのるのがカッコいい」「でも、予算の限界があるから、わからない人だけごまかせればいい」という、都合の悪いことには目をつぶる精神がほの見えてしまうのですね。 そしてそういったCMが少なからず目に入ることに対して、日本の広告業のその場主義、志の低さまで感じてしまうのです。 No.1 の方へのお礼欄にも書いたとおり、私が見たのは「一般的知名度の低い製造メーカーのCM」でした。一般的にこういったイメージCMを作る場合、「広告予算はそれなりに余っている」のだと思っています。「企業CM」というのは、業界のお客さんに向けて作る場合が多く、本来なら専門性の高い雑誌や新聞に広告を出す方が効率的であるところを、わざわざテレビという金のかかるメディアに流しているのですから。 それが結果的に、額縁CMになるのには、「こっちのほうが安上がりでいいですよ」という代理店の入れ知恵があるのではないかと思います。 まさにこの「入れ知恵」こそが、「目先だけごまかせりゃいい」精神につながっているようで、不快とまではいいませんが、情けなく感じられてしまうのです。 技術的な理由、特殊な事情があることを期待しての質問でしたが、こちらのカテゴリは不適切だったかもしれません。 回答ありがとうございました。