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アキレスと亀
今日新宿で「アキレスと亀」を観ました。 yahooなどのレビューではいろいろ叩かれて?いるようですが、 私は最後に樋口加奈子が主人公を迎えに来た段階で、大泣きしてしまいました。自分も結婚しているからでしょうか、夫婦愛に弱くなったのかもしれません。 観た方に質問ですが、最後の「ついにアキレスは亀に追いついた」の部分、あなたの解釈は誰がアキレスで誰が亀でしょうか? その理由まで教えていただけるとありがたいです。 物語の流れだと、アキレス:ビートたけし 亀:樋口加奈子 だと思うのですが、明確な理由は思いつきません。(アキレスと亀のパラドックスについては、一応理解しているつもりです。) 個人的な解釈、意見で全然いいので、よろしくお願いします!
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私の解釈では、亀は真知寿(と幸子)でアキレスは私たち観客なのだと思います。亀のように鈍臭い真知寿を、その亀に追いつこうと走るアキレスのように私たち観客は真知寿を見つめているわけです。亀とアキレスの縮んでも埋まらない距離というのは真知寿の言動を理解したくても理解できない私たち観客と真知寿の距離なのだと思います。 「ついにアキレスは亀に追いついた」という意味は、私たち観客が真知寿に共感できたということだと思います。真知寿は自分の好きなことをしているわけですからいつも幸せだったはずで、問題となるのは真知寿のような幸せのあり方を見ている私たち観客が理解できるかどうかなのだと思います。
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- MONKEYMONKEY
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回答No.1
追いつこうとしてなかなか追いつけないわけですから、アキレスはビートたけし(もしくはたけしと樋口)で、亀は「幸せ」とかではないでしょうか。たけしは別に樋口を追いかけていたわけではないと思うのです。
質問者
お礼
なるほど!!ありがとうございます!!!
お礼
そうですね。真知寿は良くも悪くも自分の好きな事しかできない。とうか、そんな自分を変えられない。画廊に不当に搾取されていて、言うなりになっているのも、自分の芸術を極めるためだけなんですよね。確かに幸せです。 回答ありがとうございました。