>>クラウドコンピューティングってなんですか?
ネットワーク(特にインターネット)という「雲 = クラウド」の向こう側に、サービスを提供するサーバなどがあるが、ユーザーからはもはやサーバの場所も台数も構成も認識できず、単にサービスを受け取っているようなイメージといえる。
従来より「コンピュータ・システムのイメージ図」などでは、ネットワークを「雲 = クラウド」で表す場合が多く、それが出典であると言われている。
----Wikipediaより----
つまりは、無償あるいは、有償で、どこかにあるコンピュータに処理をお願いして目的を遂げるようなコンピュータの使い方ですね。「雲の向こうのどこかよく知らないところで処理されている」ってことですね。
例えば、自社のコンピュータでネットを通じて地図を利用したサービス提供を、不特定多数とか、社内の従業員向けに行うとき、必要とされる地図のシステムを自社で用意すると、それ相応の予算が必要になります。
それをYahooとかGoogleの地図を利用して、その地図に自社で開発したプログラムのデータを乗せて表示すると、地図システムの開発が不要になります。
言い換えれば、商品販売をしてるけど、商品の製造とか受注処理や発送処理を、外注まかせにして経費を抑えているようなものかもしれません。
ですので、商品の在庫切れとか、受注ミスや、発送ミス等が発生しても正確な状況は外注会社のことなので、自社で正確に把握できなくなると思えるように、クラウドコンピューティングも、素早く、安価にサービス提供を開始できるけど、「雲の向こうの良く知らない世界」のサービスに依存するので不安が大きくなるシステムです。
>>また、クラウドコンピューティングによって私たちの生活がどうかわるのでしょう?
判りません。良い面を考えれば、現在以上に、いろんなサービスがネットを使って行えるようになるので、さまざまな点で便利になると思えます。悪い面を言えば、生活がサービスに強く依存するようになり、そのサービス提供が停止したとき、現在以上に不幸になるでしょうね。
また、ネット犯罪者の側からすると、攻撃対象が広まるわけで、とても嬉しい環境かもしれませんね。