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卒業式で和服を着る場合第一礼装でなければならないのでしょうか??

今年度、専門学校を卒業するので卒業式には和服を着けてみたいと考えております。 ・色々と調べてみたのですが和式の礼装には紋付で『第一礼装』と『略式礼装』に分かれることがわかりました。 そこで質問なのですが卒業式で和服を着る場合第一礼装でなければならないのでしょうか?? また略式礼装とはアンサンブルと呼ばれているものも略式礼装にあたるのでしょうか?? もしかすると根本的な間違いがあるかもしれませんが、詳しい方教えてください。

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  • asebi-0806
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回答No.4

とりあえず理屈は抜きにして、ご本人の卒業式に着るにふさわしい着物ということで考えてみましょう。 女性の例に準ずればわかりやすいと思います。 女性の卒業式スタイルというと、まず浮かぶのが袴スタイル。 あるいは最近は成人式の振り袖と同じものを着たり、訪問着を着たり、もっとくずして小紋を着たりといろいろです。 女性の袴スタイルは礼装ではありません。つまりそれに準ずれば男性も礼装ではなくてかまわないと言うことになります。 しかし一方で振り袖は未婚女性の第一礼装です。それに準ずれば男性は黒紋付き羽織袴を着る必要があります。 ここでご質問の『第一礼装』と『略式礼装』の違いについて触れます。 第一礼装は繰り返しになりますが、黒紋付き羽織袴。 黒羽二重に染め抜きの五つ紋付きの着物と羽織、それに仙台平と呼ばれる織りの袴を合わせたものです。 そして色紋付きは略式礼装になります。男子の場合、黒以外は第一礼装にはなりません。 ですから最近の成人式でよく見かける白やグレーやピンク(!)の紋付きスタイルは略式なのです。 アンサンブルとはすでに既出回答があるように、紬やウール等の普段着の着物ですから、いっさい「礼装」には当たりません。 ところが最近はフォーマル向けの羽織、袴までセットしたものをアンサンブルと言って売っているところもあり、紛らわしいです。 では卒業式にふさわしい和装は? 実は決まりはありません。式典としての厳粛な雰囲気を重んじれば黒紋付きがもっともふさわしいでしょう。 しかし第一礼装でなければふさわしくないわけでもありませんから、少しくずして色紋付きもよし。 女子の袴スタイルは大正時代の女学生を真似たもので、「学生らしい」という理由から定着したもので、礼装でもなんでもありません。 それなら男子ももっと自由に和服のオシャレを楽しんでも良さそうです。 しかし紬アンサンブルは明らかにくだけすぎです。これは家庭でくつろぐ時やごく近所への散歩等の外出に着る「普段着」ですから。 そこで、第一礼装ほど気張らず、オシャレなセミフォーマルな男の着物としてオススメしたいのはお召と呼ばれる着物です。 主に西陣お召のことを指しますが、洋服のスーツのような感覚で着られるダンディな着物です。 http://www.rakuten.co.jp/nisijin-ya/515551/749959/ これに羽織袴を付ければ完璧ですが、羽織は必ずしも着物と揃いでなくてもいいでしょう。 そして染め抜き五つ紋は大げさですから「縫い」の一つ紋を入れておきます。 http://www.kamonhorikawa.com/monniresagyou-nuimonn.html どんなスタイルか想像できないかも知れませんね。こちらが参考になりそうなのでご覧ください。 http://www.kimono-taizen.com/kind/kind3.htm こういった着物は当然レンタルでは無理ですので、思い切って誂えることになりますが、一そろえあれば年齢を問わず長く着られますので着物が好き、親しみたいという気持ちがあればご一考されてください。

その他の回答 (3)

  • bekky1
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回答No.3

>略式礼装とはアンサンブルと呼ばれているものも略式礼装にあたるのでしょうか?? ウーン、何をさして、アンサンブルといっているのかがよくわからないのですが、普通、アンサンブルは、普段着的な生地でしか作りません。 つむぎ系ですね。 それとウール。 おそろいな上の羽織と、下の着物という意味しかないので。 当然に、ちょっとしたおしゃれで、「私的」なお出かけにきるもの。 アンサンブルは、紋付には作らない。 男性なら、やはり、おなじですが、これに、袴をすると、一応、【「略式」的】な 装いになるが、紋がないのがチョチ、不足です。 決め手はいずれにしても、「紋」なのです。 ですので、「略式」ということにこだわるなら、 女性も、男性も、羽織に紋が一つでもあるなら、 それで「略式ok」というニュアンスはでます。 女性なら、日本画にあるような、黒の羽織(紋あり、絵がない)を着ているでしょう? アレ。 一時、これが全盛すぎて、「黒の絵羽織」が 「正式」っポくて、入学式・卒業式の母親にに大流行しましたけど。 男性なら、落語家のような姿という奴。 一般的な江戸時代の町民なら、袴なし、紋付というと、この羽織まででした。 >もしかすると根本的な間違いがあるかもしれませんが、詳しい方教えてください。 「アンサンブル」という言葉そのものが日本語ではないでしょう? つまりは、もともとはそういうのはなかったんです。 着物文化としての正式には。 それを「長尺」な反物で作って、おそろいだと、「オシャレー」ですよと 売り出したというので、もともとが洒落着。 タダシ、アンサンブルという言い方はしませんが、 男性は、黒羽二重(黒のつるつるとしている正絹の生地)で、「アンサンブル」として、紋付で、着物と、羽織を作る。 これに、仙台平(センダイヒラ)という縞の袴をするのが、花婿さんでもokな 男性の第一礼装です。 いまどきは「白のアンサンブル?」になっていたりするけど。 女性の紋付羽織は「略礼装」で、 男性は、必需というところがちょっと違う。 でも、下に何を着ていても、黒の紋付羽織を着用するなら、 「略礼装」としてokということはいえる。 出来上がり?は女性はレトロで結構、いけてますが、 男性は、ウーン、売れない二つ目(落語家)にしか見えないですから、袴に あくまでもこだわったほうが良いですよ。

  • comon-suki
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回答No.2

指定がないかぎり。 卒業式に第一礼装でなければならない事はないと思います。 >>アンサンブルと呼ばれているものも略式礼装にあたるのでしょうか?? 当たるものとそうでないものがあります。 アンサンブルは、 ☆同一素材・同一柄で出来ている羽織着物がいわれます。 紬・ウールなど、一般的に普段着・外出着程度と言うもの。 これは略礼装には、なりません。 ☆お召アンサンブルは、 男性の場合、着物には紋をつけず、 羽織に紋をつけます。 袴をつけて略礼装になります。 ☆上記以外、色目の違う羽織着物でも、 同一格であれば、アンサンブルと云う事があります。 格の違う反物で出来た着物羽織を着た時と同様に、 羽織を着ると言う言い方で、 アンサンブルとは言わないこともあります。 略式礼装に出来るものは、羽織に紋が付いている事が必須です。 着物は、お召か色無地・江戸小紋などに合わせます。 帯つきの(羽織を着ない) 略式礼装は、読まれた本に書かれているかと思いますので 省きました。

  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.1

礼装でなければならないという決まりはありません。アンサンブルでOKです。

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