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潰瘍性大腸炎でも運動できますか?
宜しくお願いします。 今年の4月頃、潰瘍性大腸炎と診断され6月に3週間近く入院しました。 退院当初は薬の影響で体が浮腫んで歩くと転んでしまうので通院位しか外出しておらず、異常な食欲も手伝って今は病気以前より太ってしまいました。 なので最近流行っているコアリズムに挑戦しようと思ったのですが、この病気はどれ位の運動をしても大丈夫なのか色々調べてもわからなかったのでこちらに投稿させて貰いました。 因みに今は出血はあるものの、普通にしていれば大丈夫です。 宜しくお願いします。
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潰瘍性大腸炎の患者です。 他の回答者様はいろいろおっしゃっているようですが、潰瘍性大腸炎は基本的に完治しない病気です。 白血球が間違って自分の大腸を攻撃するので、大腸に潰瘍ができるのですが、原因はストレスや食生活などから遺伝的なものなど様々な要因が絡み合って発症すると言われています。 病気を克服したとか、完治したとか色々な本や体験談がありますが(がんなどでも色々な本が出ているのと一緒です)、一度発症したっきり何十年も再燃しない方もいますし、慢性持続のようにずっと活動期が続く方もいます。 数年、数十年再燃しなかっただけで完治とはいえないのがこの病気です。数十年症状が出なくて、治ったと思い込んでいたらいきなり再燃して(しかも急激に悪化)、そのまま手術になったなんて方もいらっしゃいますからね(怖がらせてしまったらごめんなさい)。 いずれにせよいまだ研究中の病気であることに変わりはありません。あくまで対処療法ですが、薬の投与で炎症を抑えることができます。 結局大腸を治すのは自分の治癒力なので、炎症がひどくなると炎症を抑える薬を使い、腸に負担をかけないように絶食したりして、腸を回復に専念させるんです。 難病といわれているものは原因がわからないものは多いですが(だから難病なんですが)、完治させられなくてもそれを抑えて普通の生活をすることはできます。 少なくとも私は薬を飲むことで、完全には治らず、以前と同じほどにはならないまでも普通に生活することが出来るようになりました。 風邪と違って放っておいたらどんどん悪化します。でも早い段階で適切な治療を受ければ悪化を最小限に食い止めることが出来ます。 まだ発症されて間もないということですが、時間がたてばきっとうまく自分の身体と付き合えるようになりますよ。 ペンタサに関しては再燃を防ぐ効果があるお薬ですから、症状が良くなっても先生の指示通りに飲み続けたほうがいいと思います。 かなり本題とはずれてしまいましたが、運動に関しては主治医の先生に相談されるのが一番かと思います。 軽い運動はストレス解消にも、健康のためにもいいと思いますが、何となくそのコアリズムというものは(詳しくはわからないですが)おなかに負担がかかりそうな気がします… まだ出血もありあまり外出もされていないということなので、簡単なストレッチなどあまり身体に負担がかからないような運動をされた方がいいんじゃないかと思います。 食欲ですが、今ステロイドは使っていらっしゃいますか?ステロイドの副作用で食欲旺盛になることがあります。 私もステロネマを使っていた時期は本当に食欲がすさまじく、家族にストップをかけてもらわないといつまでも食べ続けてしまうような状態でした。 もし副作用による食欲であれば、ステロイドが切れれば徐々に食欲も収まりますので、いつまでもそのままの食欲ということはないですよ。 厚生労働省の難病に関する情報が集まっているサイトのアドレスを載せておきます。潰瘍性大腸炎のページがありますので、ご参考になさって下さい。 こういう病気になると当事者でない方から「野菜を食べないからなるんだ」とか「親からの遺伝だ」とか本当に心無いことを言われることもあります。 原因の分からない病気ですから、あまり気にせずに受け流すのもひとつかと思います。 ストレスはそもそも消化器官に良くないですからね。
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- albert8
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医者はこの病気は原因が分からず治らない、治せない、ということです。治らない病気と分かって治療を続けるのがいかに危険でしょうか。本来原因が分からないと治療のしようがないはずですが、にもかかわらず、痛みや出血を止めておこうと、クスリを投与する。すぐにその影響が出ないので按配が良いと使い続けることになります。しかし普通は服用期間が長くなるほど寛解、再燃を繰り返し後後患者さんが苦しむことになります。次第にクスリの増量を迫られることになるでしょう。 この腸管の炎症の本態は心身の強い慢性的なストレスによって過剰に増えた顆粒球による粘膜破壊です。原因はこのストレスです。もともと心根のやさしい、どちらかというと真面目でストレスに弱い人が働き過ぎたり、特に社会生活における心理的な辛い感情(仕事上のことや、人間関係であったり)を抱え込んでどうにもならないところまできてついに発症します。 免疫力が低下したために起こる顆粒球の炎症にペンサタやステロイドは増悪剤となります。免疫抑制の病気に免疫を抑制するクスリを使うわけですから。 腹痛や出血、下痢、粘血便はすべてからだの治癒反応です。これを悪と見做してクスリでその症状だけを押さえ込む治療するからいつまで経っても治りません。 今までの生活を振り返り、ストレスが原因ですからそれを見極め、なんらかの手段を講じて減らし、一方でリンパ球を増やし免疫力を上げる治療をしないと治りません。以前と同じ生活をしてると難しいかも知れません。 後回しになりましたが、余り激しい運動は避けた方が良い思います。激しいとそれが体にストレスとなってしまうからです。 免疫力が低下して体温も低目になってると思われますので、軽く体を動かし体を温める程度が相応しいのではないでしょうか。運動もストレス発散の手段にもなりえますし。また入浴を大事にして体を温めておいてください。お大事に。
お礼
ご返答ありがとうございます。 大変為になりました。 albert8さんの回答を読めば読む程思い当たる所があり(心根のやさしい、と言う所は微妙ですが)、確かにストレスを過度に感じる時に症状があるなと今更気づきました。 薬を飲んでるから大丈夫、と楽観的に考えていたのですが・・・認識が甘かったようです。これからは気をつけたいと思います。 激しい運動自体で体調が悪くなるのではなく、激しくすると体のストレスになるというのも初めて知りました。 この病気になって色々調べて理解したつもりだったのですが、無知だった自分に反省しました。 ありがとうございました。本当に助かりました。
- aymhfgy
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私も現在、潰瘍性大腸炎に罹患し、月に一度、ペンサタ錠を貰いに通院している者です。 入院はしませんでしたし、自覚症状もあまりないゆえ、食事制限も運動も禁止されませんでしたが、食べ過ぎると調子悪くなったことがありますのでその食欲を刺激するような激しい運動は自重しています。 コアリズムというものが質問者さまの負担にならないくらいの運動であれば少し、試してみても良いかと思いますが、やはり、やる前に主治医にご相談なさるのが一番と思います。 余談になりますが、マキノ出版から出ている(潰瘍性大腸炎が治る本)という本を読みました。これは西本真司という自ら罹患した医師がこの難病を治した記録の書です。自律神経を整えることが病気の治癒につながるのではということに着眼され、爪もみと腹式呼吸をすると良いと記されていました。試しに一ヶ月ほどしてみたところ、体調が改善したので 参考になればと思い付け加えさせて頂きました。 お大事になさってください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 コアリズムは腰を振る運動なので大腸に影響があるのか心配だったのですが・・・ まだステロイドを両方から使用しているので、まずステロイドを必要としなくなってからにしようかと思います。 『潰瘍性大腸炎が治る本』の話参考になりました。 ありがとうございます。 ところで、お医者さんにはこの病気は治らないと聞いていたのですが、 この本では(まだ読んでないのですが)病気を克服したとなっているのですが・・・? どういうことなのでしょう? 再燃していないと言う事なのでしょうか?謎です。 兎に角、読んでみます。 aymhfgyさんもお大事になさって下さい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 大変為になりました。 ウイルスやストレスなどで炎症やびらんなどの症状が出るというのは色々調べてわかった事ですが、白血球が大腸を攻撃して潰瘍ができる、というのはまったく知りませんでした。 因みにステロイドはプレドニンは1日2.5錠にまで減りましたが、出血の事を主治医に相談した所プレドネマを20mg追加し、一ヶ月程使用してます。 一応食欲は治まったと思いますが、それに比例して体重も減少する・・・とはいかず病気になる前に着ていた服(特にリクルートスーツ)も着られなくなり、何とか痩せなきゃとあせっていたのですが、冷静に考えたら健康な人でも急に痩せるなんて無理があるんですよね。 テレビでタレントさんが一ヵ月半でウエスト20cm減に成功したそうですが、運動自体は激しそうでした。今の私には難しいかもしれません。 まずはストレス解消も兼ねてストレッチなどからはじめます。 私も結構親に心無い事を言われて腹が立ったりしますが、hiaroさんの仰る通り気にしないでこれからは受け流そうと思います。 アドバイスありがとうございます。 ここに回答して頂いた皆様に言えることですが、どなたも親切に教えてくれるのでとても助かります。 本当にありがとうございました。