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キレるのを異常視したくなるようだが

キレて事件を起こしたから、ほとんど精神異常だとか、性格異常だとか、そういう頭でしか物事を考えない風潮があるように思うのですが、実際よく実情を知ったら、「ああこれはキレるのが普通だ」とまではいかないかもしれませんが、少なくとも「異常だ」という固定観念的感覚は抱かなくなる気がするのです。なぜもっと「キレた」真相に迫ろうとしないのかな~と思います。 いろいろキレる真理はあると思うのですが、たとえば客のことを金を落としていく機械だとか、うまい具合に効率的にそつなく動かしてとか、そのくせ、うわべだけ愛想よく、あるいはBGMでいつわりの雰囲気を演出し、ぜんぜん人間的感情を交えないとか、そういう資本主義の目的論風にしか考えないような一般的風潮が、何か麻痺した慢性的拒否感とか否定感とか積もってく憤怒とかを醸成させて、当然キレる発火点が近くなっていくという風潮がないでしょうか?だから、「キレて当然!」という考えもあってもかまわないと思うのです。もちろん人に危害を加えるのは攻められるべきですが、そこまで追い詰められたんだ、という事情に関してもっと認識を濃くしてもいいのではないでしょうか?

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回答No.7

『正常』と『異常』の分かれ目は、一般的に『キレる』か『キレない』かになると思いますが、如何でしょうか? 確かに、この世の中不条理な事が多いのは事実です。でも、それは言ってみれば実に『自然』な事なんです。 なぜか? それは『人間は不完全なもの』だからです。この社会の仕組みは『人間が作ったもの』ですから、完璧なものなど絶対に出来ません。極端な例で言えば、『社会主義』と『自由主義』のどちらが良いか?の論議になりますね。何れも一長一短があり、どちらがより優れているのか、今はまだ結論が出ていません。(社会主義国は取り敢えず失敗のようですが、今の金融恐慌一歩手前の米国を見れば、自由主義国さえも失敗しかかっています) で、本題に戻りますが、やっぱり『キレる』のは異常行動なんですね。 こんな不条理な世の中でも、100人が100人『キレる』事は絶対にと言っても過言でない程あり得ません。普通に考えれば、圧倒的に『キレる』人の方が少ないですね。 なぜか? 要は『キレ』たら終わりなんです、何にしても。『キレる』と言う行為は、『不条理』を解決しようとする努力を放棄した行為なんです。(後の事なんかどうでも良いから『キレる』んですから) では、大多数の『普通の人』はどうしているかと言えば、何とか『不条理』を解決させようと努力しているんです、多かれ少なかれ。 確かに、そう簡単には解決出来ませんし、当然、一人で出来る事も限られます。そんな中でも仲間を募って何等かの『不条理』に立ち向かっていく、その努力だけは放棄していないんです、大方の人々は。 だから、『キレて当然』と言う考えはそれ自体が既に異常なんですね。 『キレて』解決する事など、まずあり得ないんですから。 一言断っておきますが、ある事に『文句を言う』『怒る』などは必ずしも『キレる』とは違います。 言わなきゃいけない事は言わなきゃ直らないでしょうし、必要な『訂正要求』はしなけりゃ改まりません。でも、その仕方は飽くまで冷静に話をする(表面は怒っていても、心中では冷静に判断する)事でなければ解決は出来ません。 もっと言うならば、「そこまで追い詰められたんだ」と言うお言葉がありますが、本人がそこまで何も対処しなかった(解決に向けての努力が足りなかった)から「そうなった」のであって、追い詰められた事全てを社会なり、他に責任を転嫁するのは間違いだと思いませんか? 何れにせよ、『キレる』のは完全に異常行動です。犯罪云々の前に。

garcon2000
質問者

お礼

たしかに、境界はあるかもしれません。その「不条理」を飲んで、そして秩序を保つべく「意志を保つ」というのがある気はしますね。 ただ、それが100パーセントできるかというのは問題で、もし超えてしまった人間を超えなかった人間が見ると、なにか異世界のことのように考えるものですが、それは連続的な世界なんじゃないだろうかと。しかしそれを超えないべく、「意志」がいる。当然じゃなく、精一杯こらえて、超えてしまうかしまわないか、そんなとこでしょうか。

その他の回答 (8)

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回答No.9

(基本的に)個人情報は出してはいけませんよ? 事件や事故に関係のある項目なら良いですが 家庭環境などを晒すのは、(原則)ダメです。 何処まで出して良いかは、各報道機関の判断ですが 「直接影響を及ぼした」の証拠が出ない項目で、推測だけで色々と情報を出す事は出来ませんね。

garcon2000
質問者

お礼

そうですね。そういう問題もありました。はっと気づきました。後で芋づる式に出てきますが、検証を経なければればならないでしょうね。

回答No.8

そもそものところで疑問なのですが、「キレる」とは何ですか? 何か事件が起こるとき、「キレる」なんて言う言葉が言われるわけですが、私には、その言葉の定義がさっぱりわかりません。 色々と新聞やら書籍やらで調べてみましたが、「キレる」というのは、特定の定義のない言葉です。それぞれの論者がそれぞれ「キレる」という言葉を定義し、それで語っているに過ぎない言葉です。 人によっては、「脳の異常による攻撃行動」ということもありますし、人によっては「突然怒り出すこと」という場合もあります。はたまた、人によっては単純に「怒る」の代替語として使っているだけ、なんていうこともあります。 例えば、「突然怒り出すこと」という定義であれば、その原因を探ることで、「気づかなかったけれども、凄く失礼なことをしていた」などと理解することも可能かも知れません。しかし、「脳の異常による攻撃行動」なんていう定義であれば、そういうことは不可能でしょう(もっとも、その前に、そのときの脳活動を調べないと、キレたかどうかわからないわけですが) 私は、この「キレる」という言葉は、むしろ、犯罪の異常性を強調するために使われている言葉であると思います。 「キレること」を異常視するのではなく、「異常なこと」をキレる、と言う。「異常に思わせるために」キレるという。 少なくとも、こういう話をする場合にはまず、「キレる」とは何なのか、を定義づけなければ意味がないのではないでしょうか?

garcon2000
質問者

お礼

やはり、純粋に「病的」脳の世界はあるものですから、自己の意思に関係なく壁を越えてしまう(こういうのが精神鑑定という対象なのでしょう)なので、日常的に正常に怒りだす、そんなものも切れるといっていいのか?あるいは精神異常の世界をこそいうべきなのか、逆なのか?おっしゃるとおり、定義が曖昧です。 どう考えたらよいでしょうね。

noname#97062
noname#97062
回答No.6

貴方の疑問は理解できます、その上で回答します 報道で「キレた」ことと「精神的な治療などを受けていた」がセットで 報道(事実だから)されるので、そのような印象を持つのだと思います 貴方が言うように、そのような人が急増している社会にも問題があると 思います、報道はそのようなアプローチも増やして欲しいと思います 一方報道は庶民の求めを提供しますので庶民の意識改革も必要でしょう 世界の多くの国では徴兵制があり一定期間軍務に従事しますが、その際 国連の関係などで紛争地帯での軍事活動に従事することもあります その際に、キレて仲間を射殺したら軍法会議で重罪になります どんな極限状態でも他人に危害を加える行為は赦されないと思います 犯罪者の気持ちは理解はできますが、絶対赦されないと思います もし貴方や家族が被害者になったら、殺されたら赦せるでしょうか 両面からの対策が必要だと思います 1.私達はどんな事情でも他者に危害は加えない人間であること 2.一人一人が選挙やボランティアなどを通して改善への努力をする 「罪を憎んで人を憎まず」『孔叢子・刑論より』 このような考えは社会や犯人以外の方々は考えるべきでしょうけれど 犯人自らが言えることではないし、言ってはならないと思います 難しい問題だと思います、一人一人の改善への努力が必要でしょう 犯人も努力が必要ですので、無差別な犯罪は赦されないと思います それが私の意見であり回答です 悩んでいたり、苦しんでいる方への未然な時点でのサポートなどが 私たちにできる精一杯のことではないでしょうか 選挙を通して国政改善に向けた努力も必要だと思います 少しでも改善に向かって生きたいものです

garcon2000
質問者

お礼

徴兵制において、その極限状態でも、平静を保って理性的行動ができるのか?あるいは犯罪行為をしないで済むものか、こういう体験が実は大事なのではないでしょうか。見聞でなく「体験」それを行ってはじめてそこそこの「異常者」「正常者」の区別を論じられますね。その意志の強さはどういうことなのかわかってから。そういう、人事でない、物事を突き詰める思考が日常になればと思います。

  • ryuken_dec
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回答No.5

>キレて事件を起こしたから、ほとんど精神異常だとか、性格異常だとか、そういう >頭でしか物事を考えない風潮があるように思うのですが、 そんあ風潮ありますかね? 上っ面だけの報道で、普段はまともなことを言いもしない地上波民放のマスコミでさえ、「容疑者の過去にいったい何があったのか?」「動機はナンだったのだろうか?」などと一応は精神異常や性格異常でない方向で考えているかと思います。 >なぜもっと「キレた」真相に迫ろうとしないのかな~と思います。 誰が、という話でもありますが、真相に迫ろうとしていないのですかね? ここ数年は、こんな関係の本も非常にたくさんあります。社会制度から考えたり、脳の作用から考えたり、経済学的に考えたり、もの凄く多様なアプローチがされています。 モンスター○○、キレる○○と対象にした本はたくさん出ていて、何故モンスター化するかなどということをいろいろ語っているはずです。 ここ10年、いや5年ほどでこの分野の話題が増え、非常に多くの研究や考察がされている思うのですが、質問者様はそうは思いませんか?

garcon2000
質問者

お礼

時間が経つに連れて、犯罪者の背景もマスコミ的に分析して流すようですね。どうも私の思考法も短絡的過ぎたところがあります。待たなきゃならなかったですね。ただ、刹那的な報道においては、決めつけという要素がどうも多いような気がしてしまいます。

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  • ベストアンサー率17% (195/1092)
回答No.4

ソウ/ウツ状態の無い人間は存在しませんが それが、ある範囲を超えると、精神異常と言われています。 (全く平常心の人間も、精神異常扱いになりますが・・・) キレても別に問題ありませんが、 それで【犯罪行動まで起こす】のが、精神異常であり 「追い詰められたから、人を殺しても当然だ」は犯罪者にしか解らない心理でしょうねw

garcon2000
質問者

お礼

私は、この「行動を起こす」ことと「欝のままおとなしくしている」のとの境界は曖昧だと思います。誰でもが犯罪者になりうる、そういう危うい世界だというのが実情じゃないでしょうか?なにか壁を作って考えるのはどうかと。

noname#91323
noname#91323
回答No.3

>>そこまで追い詰められたんだ、という事情に関してもっと認識を濃くしてもいいのではないでしょうか? 会社で一見何事もないようで、帰りに酒を飲みストレス解消などは自分もたまにあります。ただキレて丸く収めるのは正直難しいので、追い詰められないように気をくばるのと自分流の悟りでカバーするのが一般的なのでしょう

garcon2000
質問者

お礼

一種の自己管理ですね。意志が強いことが必要です。あまり固執しないで。そういうのも才能だと思いますね。

  • yayuh
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回答No.2

おおむね同意見を持っています。 現代人は「異常」や「悪」、「汚い」といったいわゆる×と決め付けたものに対して、その世界を深く観ていこうという習慣が無いようです。 ×と決め付けたら、「それは×だ」で思考を終わってしまうんですね。 特に日本は、建前文化が根深く、本音で議論することもないので、分析するロジックが育たない、そして、周りに合わせることが、まるで生き方の最善の方法のように学んでしまっているから、触らぬ神にたたりなし的な考えになりやすい癖を持っているのではないかと、私なりには認識しています。 自らの決め付けが、結果的に自分の創り出す世界の可能性を狭めていることに気付くことができる、教育プログラムの必要性を感じています。

garcon2000
質問者

お礼

日本的な悪癖はこういうところに出ますね。これは一体何なのかと思います。別に頭悪いわけじゃないと思うのに、意見を持とうとしない。ぬるま湯的思考で行けばいいという派が多数なんでしょうかね。

  • hmcke213
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回答No.1

それは裁判でやってるからいいんですよ。 報道は、慈善事業じゃありません。 商売繁盛しなければ成り立ちません。 なら、食いつくネタだけクローズアップしてればいいんです。 実際、そこまで掘り下げるまでの時間、視聴者の興味は保ちません。 次の新しい事件があれば、そちらに流れます。 テレビの時間も、新聞のページ数も決まっています。 みんな、それを理解している上で、報道を楽しんでいるのですよ。

garcon2000
質問者

お礼

売らんかなの報道ですから、もっともでしょうね。表面的なものをとりあえず前面に出すことがプロセスなんでしょうかね。