- ベストアンサー
キャノンLBP-5700の定着器取替方法と紙詰まりの原因について
- キャノンLBP-5700の定着器の取替方法と紙詰まりの原因について詳しくご説明します。
- 定着器を交換することで紙詰まりの症状が改善される可能性がありますが、他の部分の故障も考えられるため注意が必要です。
- 定期的な点検やメンテナンスが必要ですので、使用期間が長い場合は修理を検討することをおすすめします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
プリンタの修理屋です。 補足していただければ、メールが入るはずですので、そのほうが確実に回答をすることができます。 それはさておき、欠けた(折れた)レバーの件ですが・・・ レーザープリンタの紙検知はそれほどたくさんはありません。 1、カセットやトレイに紙があるかどうかのセンサ 2、給紙した紙の先端の位置を合わせる部分(レジスト部と呼びます)で紙を検知するセンサ 3、転写して定着した紙が定着器の出口を通過しているかどうかのセンサ これ以外にもセンサがある場合もありますけど、基本はこの3つ。 さらに、2と3は非常に重要で、用紙が通過する時間をかなり厳密に見ています。 ドラムやベルトの回転数は決まっていますので、時間を見ることで用紙の位置やサイズを判定できるわけです。 と、言っても長さ方向だけですが、設定した用紙サイズと1cmくらい違うと「41プリントチェック」と出て警告します。 ですから、紙づまりとして停止する場合は詰まった紙を検知しているのではなく、レジスト部で紙を送り出してから、規定時間以内に定着器のセンサが反応しない、両方のセンサとも、紙を検知してから所定の通過時間を経過しても復帰しない、などの場合に紙が詰まったと判断して「紙詰まり」の警告を出します。 詰まった紙を取り出したときに上3cmが定着されているのは、まず紙が定着器を通って、先端でセンサレバーを動かすはずなのですが、それが反応しないために定着器の前で紙が詰まっていると判断しているはずです。 非常に重要なセンサです。 さて、定着器は12~13万ページで交換指示が出る話はしたと思いますが、モノクロの比率が多いと伸びるようです。(メーカーの想定よりもカラー印字が多いお客さんが多かったということでしょう) まずいことに(個人的にはそう思っているのですが)ETB(扉の内側のベルトユニット)もほぼ同じタイミングで交換指示が出て、価格も定着器と同じくらいになります。 こちらもユーザーメンテナンスユニットとして出ていて、UM-86E、41,000円です。 もう少しカウンタが少なければ修理でつないでおくことも考えられますけど、11万ページであれば、定着器を交換した方が良いでしょう。 修理は2万円+部品代(キヤノンの標準価格)だと思いますけど、数ヶ月のうちに8万円以上の出費になり、修理代がもったいなく感じることが考えられます。 両ユニットが一ヶ月も時間差がなく交換指示が出たお客さんもいます。 交換しなければいけないものなら割り切るしかないのですが、一度に”ドカン”は少々痛いです。 丁度時間差が付いてよいのでは?
お礼
とても、ご丁寧なご回答有り難うございました。定着器キットを購入し交換致しました。見てみると、紙センサーの破損が、新品と見比べるとかなり欠けて無くなっており、これが、原因なのだと解りました。 順調にプリントアウト出来るようになりました。度々有り難うございました。