プリンタの修理屋です。
「きちんと保守に入ればよいのですが、ダメになったら購入したほうが安上がりと思い加入していませんでした。」・・・保守契約は非常に高いので私も積極的に勧めてはいませんし、私は保守に入っていない機械の修理しかしていないもので・・・
このクラスでは、大体3年入ると新しいものが買えてしまいます。
ただ、「ダメになったら購入したほうが安上がりと思い加入していませんでした。」と言う判断は、安っぽいインクジェットプリンタでは成立しますが、このクラスのプリンタでは違うと思います。
おそらく修理料金の基準をご存知ないので、こういった判断になったのでしょう。
この機種に限らず、メンテナンスは保守契約(CSP、CCG : http://cweb.canon.jp/e-support/valuable-service/index.html?sp=val)とスポット修理があります。
スポット修理と言うのは、故障が起こるたびにキヤノンあるいは販売店などに連絡をして修理をしてもらうことで、基本的に訪問修理と持込修理があります。
ウチでも持ち込まれるケースはよくあります。
価格は訪問料金が10,000円、技術料金が10,000円、それに部品代が加わります。(持込なら訪問料金は不要)
これはキヤノンの標準価格で、ウチは訪問料金を半額にディスカウントしています。
さらに、訪問料金は一訪問について発生しますので、一度に3台まとめてみてもらっても1回分ですし、部品が無かったり、見積→再訪問となっても1回分の請求です。
今回の件なら約16,000円程度×3+10,000円に消費税、で済むと思います。
このシリーズはLBP-850からスタートし、次の機種のLBP-1820まで続きました。結構、長い期間生産された機種です。
次の機種のLBP3800系が非常に不出来で短命に終わりましたが、このシリーズは安定性も高く、今でも愛用されている方は多いです。
ですから、個人的には修理して使うことをお勧めしますし、確実に安いはずです。
定着ユニットの故障が発生すると少々高くなりますが、持込の場合で3~4万円程度のはずです。
オークションで売られている給紙関係の部品は標準価格の2倍以上の価格で売られていることが多いようです。
また、普通は再故障の保証(3ヶ月)が付きますので、その分は安心です。
一度キッチリと直すと安心して使えると思います。
また、これはかなり限定的な裏技なのですが、購入をするときに、外回りの営業マンがいる事務器店で購入するのがいいです。
ある程度の店であれば、量販店との価格差は微々たる物です。
その価格で、お届け&設置は当たり前でしょうし、何よりも電話一本で営業マンがやってきてくれるのがありがたいはずです。
トナーがなくなったといえば届けてくれますし、調子が悪いといえばやって来て(当然直せないことのほうが多いはずですが)、引き上げていって修理して届けてくれます。
この場合は訪問料金は請求されないケースが多いはずですので、一度でも修理を依頼してしまえば、少々の価格差は消えるはずです。
お礼
いろりろご丁寧にご説明いただきありがとうございます。 質問が中途半端ですいませんでした。 増設カセットを1段増設しています。 下のカセットから上のカセットに行く手前(全然手前)で、少しだけ1-2cmだけ動いて止まってしまいます。おっしゃるとおり、ゴムやローラーの磨耗かなと思っています。 カセットの手前付近のゴムは新しいのと交換(ヤフオクで購入)しましたがうまく直りませんでした。 同じプリンタが3台あり、どれも紙詰まりが多いので困っています。 きちんと保守に入ればよいのですが、ダメになったら購入したほうが安上がりと思い加入していませんでした。でも、やっぱり捨てられないんですよね。