光るアンテナの精度によっては電池の消耗が速い場合があります。
携帯電話が電波を発するのは、実は電話で会話しているあなたの声を送るときだけではなく、いろいろなときに電波を発しています。
たとえば、携帯電話が着信するときには、携帯電話は基地局から「この番号の電話がかかっています」という信号をキャッチすると、それに「了解しました、呼び出し中です」と応えるために基地局に電波を飛ばしています。この応答の電波が基地局に届かないと、呼び出し側には「お客様がおかけになった電話は、電波の届かないところが電源が入っていないため、かかりません」というメッセージが流れるわけです。また、電話機は一定時間ごとに「自分はここにいるよ」ということを知らせるために、基地局に電波を送っているのです。そして、この情報を元に、電話がかかってきたときに、交換機は、そのエリアの基地局から電話機を呼び出すわけです。つまり、純正のアンテナではなく粗悪なアンテナだった場合など受信状態が悪いと基地局との通信が上手くいかないので、他の最良の基地局を探そうとして常に電波を飛ばしている状態になってしまう為に電池も消耗してしまうわけです。
できれば、アンテナは交換しない方が良いですよ。厳密には改造扱いで電波法違反ですから。光るアンテナのままでは本体が故障した場合、修理などのメーカーサポートも受けることが出来なくなりますから注意して下さい。