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朗読のボランティアで使用する短編集をさがしています。
高齢者センターなどで、朗読(ボランティア)するのに適した、10分間くらいで読み切れる短編集(本)を探しています。内容はお年寄りに喜んでいただけるような、明るく楽しそうなものを常に選ん朗読していますのでよろしくお願いいたします。題名・著者・出版社などおわかりでしたらお知らせください。 又、幼児・小学生(低~高学年)の「お話し会」向きで、ぜひ子供達に聞かせたいと思われる本(5~10分で読み切れる)がありましたら、お知らせください。
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こんにちは。お年を召した方に向くかは分かりませんが、ジンワリ幸せな気分になれる以下の作品はいかがでしょうか? ●角田光代「PRESENTS」 まさしく贈り物というキーワードの短篇集です。ウェディングベールや名前など気持ちがやさしくなれる文章が満載です。昔を思い出して懐かしんでいただけるのではないでしょうか。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31628144 じんわりした恋の話「ちいさな幸福」お勧めです。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31819459 ●重松清「季節風」シリーズ 中には少し切ない話がありますが、季節ごとがテーマの作品集です。まだ秋は未読なのですが、夏と春は読みました。転校する少年達の友情や親子関係など幸せな情景が浮かんでくるものが多いです。 http://books.yahoo.co.jp/search?p=%BD%C5%BE%BE%A1%A1%B5%A8%C0%E1%C9%F7 ●アンデルセン「絵のない絵本」 詩人と月の会話という詩情あふれる素敵な連作短篇集です。明るく楽しい感じではありませんがうっとりとした感じです。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/09271755 ●小川未明「小川未明童話集」 「赤いロウソクと人魚」はあまりお勧めできませんが、「月夜と眼鏡」なんかは楽しい気持ちになります。無論お子様にもお勧めです。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31150665 ●ファージョン「ムギと王さま」 ファージョンの童話集です。大人でも十分読み応えのある童話ですので、喜んでいただけると思います。屋根裏で本をワクワクしながら本を読んでいる気持ちになります。お子様にもどうぞ。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30831454 ●奥田英朗「家日和」 楽しいけどちょっぴりブラックな家をテーマにした短篇集です。ネットオークションなどは分かりにくいかもしれませんが、どれもハッピーエンドというか後味の悪い終りかたをしません。失業して主夫になったり、妻に出て行かれてもインテリアに凝り始めてなんとなくよりが戻ったり、現代の家をテーマに面白く書かれています。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31870143 ●藤沢周平「たそがれ清兵衛」 悲しい話があるなかでも、「たそがれ清兵衛」はあまりそんな感じではなかったと思います。偏見かもしれませんがお年を召した方は時代劇がお好きだと思いますのでいかがでしょうか。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31745033 ●アンソロジー「Re‐born はじまりの一歩」 まさしく再生する話ですので、どの作品も前向きになれる話です。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32041072 ●アンソロジー「ヴィンテージ06」 ワインがテーマになっている短篇集ですが、ワインの知識がなくても全然OKです。人とワインの素敵な関わりを書いていて、どれも暗くなく明るく爽やかです。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31724933 他にもお子様用に以下の本はいかがでしょうか? ●石井桃子編「イギリスとアイルランドの昔話」 絵も載っています。不思議な話からとんちの効いた話まで、グリムやアンデルセンと一味違った面白い昔話です。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/01880425 ●レアンダー「ふしぎなオルガン」 心温まる詩的な童話集です。ただし絶版になっていますので図書館などで探してみて下さい。岩波少年文庫か岩波の児童書であると思います。 http://www.iwanami.co.jp/hensyu/jidou/ ●ピアス「真夜中のパーティ」 「トムは真夜中の庭で」で有名なピアスのやはり不思議な短篇集です。大人が読んでも十分面白かったです。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30690546 ご参考までにm(__)m。
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明るく楽しいというよりはちょっと切ないんですが しみじみと、自分の過去の時間を思い出したりする機会になります 安房直子さん「きつねの窓」 http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8D%E3%81%A4%E3%81%AD%E3%81%AE%E7%AA%93-%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97%E5%90%8D%E4%BD%9C%E7%B5%B5%E6%9C%AC-27-%E5%AE%89%E6%88%BF-%E7%9B%B4%E5%AD%90/dp/4591005542 お年寄りにも子供にもいいんじゃないかと思います。 あと、小学生にはたくさん定番の日本や世界の昔話を聞かせて欲しいです。 たくさん素晴らしい絵本や本が流通してたりテレビも多様に楽しめるせいなのか 親も学校も「どうせ知ってるだろうから」と避けてしまうのか 今の高校生の中には『浦島太郎』『うさぎとかめ』など知らない子も結構いるみたいです。 暗記するまでに、いろんな語り手から詳細の違う話を何度も聴くという体験が減っているのかなと思いました。
お礼
お知らせありがとうございました。 安房直子さんの作品は、ファンタジックな内容に魅せられ、何編か読んでおりました。さっそく「きつねの窓」に挑戦してみます。 日本古来のお伽話などは、幼児に向けて読み続けたいと私も考えていました。チャンスがありましたら、実行してみます。 ご意見誠にありがとうございました。
不思議な感覚のおとぎ話、あるいはファンタジーとでもいいましょうか、 短い短篇がたくさん収められている本です。 幼児・小学生の方にお薦めです。 「エルフさんの店」 http://www18.ocn.ne.jp/~syohyo/book/eruhusannomise.htm
お礼
お知らせありがとうございました。 さっそく本購入の手配をして、不思議な感覚に触れてみたいと思います。 身を乗り出して聴き入る子供達の顔が最後まで輝いて、読み手の 私までもが、ラッキーな時を共有できそうです。 心から感謝いたします。
お礼
お知らせありがとうございました。 沢山の本に出会う喜びに、今から胸がドキドキしています。 目を輝かせて聞き入る子供達の顔が~ 童心に返って喜んでくださるご高齢の方々のあたたかい拍手がもう見えるようです。 心より御礼申し上げます。