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photoshop6.0の印刷用カラー設定
photoshop6.0でイラストを制作しています。 今まではWEB用のみでカラー設定はデフォルトの「sRGB IEC61966-2.1」 だったのですが、オフセット印刷用のイラストを制作することになり ネットで調べたところカラー設定は [ 作業用スペース ] ●RGB: Adobe RGB (1998) ●CMYK: Japan Color 2001 Coated ●グレー: Dot Gain 15% ●スポット: Dot Gain 15% [ カラーマネージメントポリシー ] ●RGB: 埋め込まれたプロファイルの保護 ●CMYK: オフ ●グレー: オフ 上記のような設定が良いようなのですが、 以前制作したイラストをこの設定で見ると 「Adobe RGB (1998)」では彩度が高すぎるように感じます。 「Adobe RGB (1998)」で作業をしたものを印刷すると逆にくすんだ色合いに なるのでは、と不安なのですが大丈夫でしょうか。 彩度高めになるよう意識して作業したほうがいいのか、もしくは 「sRGB IEC61966-2.1」のまま作業しても問題ないでしょうか。 できればいつも通りの感覚で作業できればと思っています。 アドバイスよろしくお願いします。
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#1です。 >Adobe RGBで普段通り作業するとsRGB以上に色がくすむ、ということは あるでしょうか。 また、作業後に彩度をあげるというのは効果的でしょうか。 このシミュレーションはRGBモードのままでもビュー→校正設定→作業用CMYKにすればできます。ただしVer6にもあったかどうか不明。 まずRGBとCMYKの違いを中学理科に戻って理解しましょう。RGBは加法混色、CMYKは減法混色で原理が違います。モニターはあくまで加法混色でカラー表現されています。そこでモニター表示ではあくまで擬似的にCMYKシミュレーションして確認するのです。 RGB→CMYKでの色のくすみは鮮やかなグリーン系とあざやかなイエロウやオレンジ系で顕著に出ます。これは減法混色で印刷インクが表現できる限界ですから、PC上でいくら彩度を上げても最終表現はインクの再現性の限度以上には再現できない。 校正設定をCMYKにして、同じくビュー→色域外警告にしてみれば、インクで再現できない色域を確認できます。 だから印刷にマッチしたモニター性能や色合わせが必要なのです。このへんは、Webの出力があくまでモニターであることとの決定的違いです。 といっても、Webの出力であるモニターはそれこそ千差万別ですから、あなたのモニターで見た色が、受け手側に同じように見える保証はどこにもない。それに対し紙の上に一度印刷されれば、誰が見ても同じ色という印刷物との大きな違いがあります。だからこそ色の確認が重要になる。Webをやってる人が印刷領域の仕事をする際には、思いきった頭の切り替えが必要というわけ。それができて初めてプロフェッショナル。
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- digitaljj
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「Adobe RGB (1998)」で表示したイラストをCMYKモードにしてみたのですが蛍光色の黄色や緑はくすんだのですが、全体的な鮮やかさにはあまり変化がありませんでした。Adobe RGBで普段通り作業するとsRGB以上に色がくすむ、ということはあるでしょうか。 →CMYKモードに変換した時にCMYKで再現できない領域の色はCMYKの近似値に置き換えられてしまうので、この時にくすんだ暗い色に変わってしまいます。Adobe RGBで普段通り作業するとsRGB以上に色がくすむ、ということは色によってはあるかもしれませんが、色の情報量を多く持っていられる利点はあります。ただ、Photoshopのカラー設定の[マッチング方式]の変換オプションの設定の違いでも色の置き換えが異なります。Adobeのアプリケーション間でカラーを扱うならACEを指定で良いと思います。 また、作業後に彩度をあげるというのは効果的でしょうか。 →作業後に彩度をあげるとか色を足すとか、気に入るまで色調整するのはかまいません。ただし、jpegなどの色が劣化するデータはpsdなどにしてから行ってください。
お礼
ご回答ありがとうございます! sRGBで作業したものを元に実験したため混乱してしまい、 Adobe RGB→web用に保存とsRGB→web用に保存の違いを気にしていましたが 実際はAdobe RGB→CMYKなので関係がない…ということに気づきました。 最初からAdobe RGBで作業→CMYKモードに変換したところ、 sRGBで作業→CMYKモードとの違いも特に感じず十分許容範囲内の色味でした。 印刷でどう変わるかわかりませんが、CMYKで受け渡すのに RGBでの見え方にこだわりすぎていたようで…お騒がせしました。
- digitaljj
- ベストアンサー率54% (85/157)
オフセット印刷用の場合のカラー設定は、作業用スペースはsRGBよりもAdobe RGBの方が色域が広いので色を残す意味では有利です。 イラストを「Adobe RGB (1998)」で彩度が高く見えるのは、おそらくモードがRGBカラーのせいだと思います。オフセット印刷用の場合はCMYKカラーモードでの入稿です。色域はRGBに比べて格段に狭いので色がくすみがちになりますのでフィルタの使用状態にもよりますが出力に近い色を確認するためにはCMYKカラーモードでの作業の方が良いかも知れません。 モニタキャリブレーションは必須条件ですので必ず調整してから、オリジナルの画像データは必ず保存してから作業してください。オフセット印刷用の場合の解像度は300~350bpi必要です。
お礼
ありがとうございます。 プリプレス用にはAdobe RGBがベスト、というのは理解できたのですが sRGBとAdobe RGBを「WEB用に保存」したときの後者の落差に、 印刷したときもとこのくらい差ができてしまうのかと不安で…。 「Adobe RGB (1998)」で表示したイラストをCMYKモードにしてみたのですが 蛍光色の黄色や緑はくすんだのですが、全体的な鮮やかさにはあまり 変化がありませんでした。 Adobe RGBで普段通り作業するとsRGB以上に色がくすむ、ということは あるでしょうか。 また、作業後に彩度をあげるというのは効果的でしょうか。 質問を重ねてしまい、申し訳ありません。
- me-guru
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カラーマネージメントが難しい時代は、画面ではなくCMYKの%で色を指定していました。どのRGBで作業してもオフセット印刷はCMYKであり、普通は色域が狭くなりますから輝度も落ちます。 オフセット印刷向けのカラーマネージネメントをしてないようでしたら 画面の色を信じず、 発注予定の印刷会社さんに色校正をだしてもらった方がよいでしょう。 得に初回は自分の作ったイメージが、どうなるかを確かめるめたに必要です。 簡易な色校正(調整済みのプリンター)なら安いですが、本格的な本紙による色校正は高いです。 発注先に相談することも必要ですよ。
お礼
ご意見ありがとうございます。 今回は依頼をいただいてのことなので自ら発注先に相談することは できないのですが、CMYKを念頭において作業してみようと思います。
- ohg-jiya
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DTP屋です。 Web用データ作りと印刷用データ作りの環境はまったく違いますので、まずモニターの性能やキャリブレーションなしのままでは、印刷結果をモニター上でシミュレートすることはできません。モニター上でカラーシミュレートしたければ、特にWin環境ではsRGB対応モニターではなく、AdobeRGB対応(欲をいえばハードウエアキャリブレータ付き)のものを使い、その上でお書きになったような条件を整え、キャリブレートするのが最低必要条件。 単にPhotoshopのカラー設定だけですむのではなく、このあたりが印刷用データ作りの基本になります。 仕上げはカラーモードをCMYKに変換。当然RGBより彩度は落ちますが、この時見える色が印刷の色です。
お礼
専門の方のご意見、ありがとうございます。 本格的なキャリブレーションは勉強不足と今の環境では難しいので Adobe Gammaのウィザードでだけ調整してみました。 付け焼刃感は否めませんが…。
お礼
Ver6ではプルーフ設定→作業用 CMYK、色の校正でシュミレートすることができました。 便利な機能を教えてくださりありがとうございます。 印刷用と言いながら頭の切り替えというのがまったくできていませんでした。 ご教授いただき、ありがとうございました!