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司法修習生の実務修習

母が多重債務で個人再生の手続きをしていますが、一つ不安要素があります。 実は私の好きな人が今年の司法試験に合格し、もうそろそろ司法修習生になるのですが、ちょうど母の申し立て(?)が重なりそうで、知られてしまうのではないかと非常に心配です。 そこでお聞きしたいことが数点あります。 ・地方裁判所では1日に何件も民事裁判をやっているのでしょうか?例えば東京や名古屋や大阪の大都市だと多いのでしょうか?また、その日に誰がどんな裁判を行うのか修習生はわかってしまうのでしょうか? ・司法書士担当の審尋を修習生は見学にくるのでしょうか?また、再生委員の弁護士にくっついてくることはあるのでしょうか? ・司法書士担当の民事系の書類に目を通すことがあるのでしょうか? 加えて私の名字が珍しいのも心配です。 修習先はまだ決まっていないので、もし地元だと私の地元の管轄と修習地の裁判所が同じなのでバレてしまいそうで・・・。 ご解答お願いします。。

みんなの回答

回答No.2

 修習生がすぐに個人再生事件に当たるということは通常ないと思います。  修習生は,民事裁判・刑事裁判・検察・弁護の4分野の官庁等を,2か月ごとにローテーションで回りますから,そもそも,あなたのお母さんの申立の時に裁判所で修習をやっていないかも分かりません。  また,仮に民事裁判修習中だったとしても,大きな裁判所では保全・執行・倒産等を別の部署で処理していることが多いです。この場合,来年夏の選択型実務修習で倒産部修習に参加しなければ見る機会はありません。  裁判所にはかなり大量の事件が来ますが,修習生は,自分の部の自分の指導担当裁判官が受けている事件については,全件,概略だけでも把握しようと努めます。少なくとも最初のうちは。  これは,司法修習生に法廷・評議の傍聴が法律上認められていることから仕方ないことです。もちろん,守秘義務が課せられているので知ったことを外に漏らすことは禁じられていますが。  ただ,だんだん見慣れてくると,小規模個人再生くらいだと見向きもしなくなるかもしれませんね。少なくとも,一般市民よりはずーっと倒産処理に慣れるので,かなり身近なところで再生した人が出ても「フーン大変だったね。」くらいにしか思いません。  12月くらいになれば,彼氏さんの修習のローテーションくらいは分かるはずですから,さりげなく聞いてみてはどうでしょうか。  司法書士さんに伝えれば,申立てのタイミングを考えたり,書記官と連絡を取って指導担当裁判官のところへ行かないように配慮してくれたりする可能性はあります。  

回答No.1

 司法修習生が民事裁判の修習をするのは、2か月で、その大部分を判決手続の事件(貸金を返せとか、家賃を滞らせたから出ていけとか、難しいのになると、医療過誤とかの事件です。)の修習に費やすことになります。破産、再生、強制執行といった事件の勉強をするのは、2か月の間のごくわずかな期間にすぎません。もちろん、その数日の間に、実際の生の記録を見て勉強をしますし、審尋に立ち会うこともありますから、あなたのお母さんの事件に、たまたま出会わないとも限りません。ただ、民事再生(個人再生)の申立て件数は、少ないとはいえない程度にありますので、確率はそれほど高いものではありません。  それよりも、別に、個人再生の申立てをすることは、恥ずかしいことでも、隠すべきことでもありません。一般的には世間体の悪いことではありますが、債務を軽減して、再出発するための手続ですので、返済にこだわって、さらに泥沼に陥る(親戚や友人からも借りて、他人を巻き込むとか、ヤミ金に手を出して動きがとれなくなるなど)に比べれば、多重債務の泥沼であがくことに比べれば、はるかに正しいことをしているといえるものです。  もし、彼氏が修習生として、まともな考え方を持っていれば、そのようなことを気にすることはないはずです。もちろん、あなたのお母さんの民事再生が、彼氏の身分に影響をすることはあり得ません。  司法書士に書類の作成を依頼しているとのことですので、その司法書士さんにも聞いてみられればよいと思いますが、同じような答えになると思います。  再生手続は、文字のとおり、再出発のための手続ですので、少し視点を変えて、前向きな見方をされる方がよいと思います。