ファイルのある場所のことをパス(path)といいます。
たとえば、下記でいうと「C:\windows」がパスです。
C:\Windows\aaa.ini
で、Windowsは起動時に「PATH」という環境変数を設定します。
set PATH="C:\Windows;C:\Windows\system;C:\Program Files;"
Windows95,98,Meであれば「autoexec.bat」の中に上記の記述があって設定されます。
Windows2000,XPであればシステムのプロパティの詳細タブの中の環境変数で設定できます。
普通はプログラムを起動するときには、
C:\Program Files\xxx\aaa.exe
のように指定しないといけないのですが、
この「PATH」にプログラムのあるフォルダを設定しておくと、(下記参照)
set PATH="C:\Windows;C:\Windows\system;C:\Program Files;C:\Program Files\xxx;"
aaa.exe
という指定だけでよくなります。
これをパスが通った状態といいます。
つまり「パスが通った場所」とは、環境変数「PATH」に設定されたフォルダのことです。