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「京都地検の女」の結末を教えて
最近の録画分なのですが「京都地検の女」の結末部分が欠落していて見られませんでした。 もし覚えている方がいらしたら、簡単でいいので教えていただけませんか。 電気店の主人が保護司から引き取って同居で店員としていた中年の男の人が、万引き事件を起こした話です。 合鍵を使って、その電気店の商品を盗み出して再びつかまったあと「合鍵を店主も使ったから自分も同じようにやってやったんだ」というところで、切れてしまっていてとても残念だったのです。 犯罪者を引き受けるという善行を積み、それらの賞状の額を磨かされる・・・などの伏線がありました。 ご存知の方、結末を教えていただければ幸いです。
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こんにちは 最近はHDDの容量を増やすためと、ボタンひとつですぐ消去できてしまいますので、見たらすぐ消してしまうようになって・・・ レコーダーの「ゴミ箱」に残ってないかな・・・とおもってみてみましたが、「おみやさん」しか残っていませんでした・・・ テレ朝で22日の月曜日に放映されたようですので、私が見たのもその日の夜ぐらいなので、ほんとにうろ覚えなんですが・・・ その「合鍵を店主も・・・」というのが、どのあたりか覚えていませんので、話した重複する部分もあるかと思いますが・・・ 電気店の店主は谷口(小野寺昭)、万引きをした前科者の従業員は香西(有福正志)とのことです(Web調べ)。 検事が街中で谷口に会い、挨拶をしているのを見た知り合いの刑事から、検事は谷口が有名な篤志家で、今までに10人以上の前科者を雇い入れていたこと、雇い入れた者が問題を起こしお客が離れていったことや離婚してしまったことなどを聞く。 その後、谷口は香西を万引きで捕まえたスーパーの店長に、以前からもし香西が何かしたらまず谷口に連絡してくれと頼んだのに、なぜ警察に突き出したのか、ということでつめより傷害事件を起こしてしまう。 この事件は示談で解決するようだが、検事は、なぜそこまでするのかと、得意の「主婦の勘」に引っかかり調べ始める。 検事は、自宅のエアコンの修理に谷口を呼んで、それとなくそのあたりを尋ねた。谷口は、自分の父親が前科者で、傷害と詐欺で服役して苦労したので、という告白をする。が、粗暴犯と知能犯という異なる犯罪形態を犯すのはおかしいということで調べてみると、父親が犯罪者であったというのは作り話であることが分かった。またまた「主婦の勘」で、送検をとりあえず先送りにすることにして騒ぎとなる。 取調べや聞き込みなどから、谷口は雇い入れた前科者を監視したり、無意識のうちに見下したりしたようなふしが有った。さらに谷口の弟のことにたどり着く・・・ 検事は、谷口の店に行き、父親が犯罪者でなかったことや、弟が発表した論文を示し、アメリカの大学の教授で著名な医師であることをあげ、谷口を追い込む。合鍵を使って使用人の部屋に忍び込み、日記を見ていたことを問い詰めると、前科者の気持ちや行動を知るためにやった当然の事と言い出し、さらに使用人のことを「拾ってやった犬」とか「いくところがないのだから恩の感じろ」みたいなことを言い出す。結局のところ、立派な父や弟に負けたくない、というところから立派なことをする、長男だから店を継いだが、世間に立派だと認められたい、という気持ちが、徐々にゆがんでいって、それが使用人には敏感に感じ取られ、逃げ出そうとした前科者がいたのだろうと、検事は理解する。 話のメインは、このような内容だったと思います。 そのあと、少しあったようですが、よくおぼえていません・・・ 香西は結局送検され(確か・・・)て、人間の心の機微に思いをはせる、などというようなシーンがあったような気もしますが、おぼえていません・・・ おまけですが、レギュラー放送の際、この第4シリーズ全8話の中で、この第5話が、一番視聴率を稼いだみたいです。
お礼
早速ありがとうございます。 「この第5話が、一番視聴率を稼いだ」とは、うなずける話です。 私も、こうして質問を立ててまで結末を知りたいと思ったことは今までありませんでしたから。 「立派な父や弟に負けたくないと立派なことをする、長男だから店を継いだが、世間に立派だと認められたい思いが、徐々にゆがんでいった・・・」ということだったのですね。よく分かりました。 小野寺昭のいかにも善良そうな雰囲気が結末で反転しそうなところで消えていたのが、おかげですっきりしました。 それと、回答者様の過不足ない理路整然とした文章力も心地よく、羨望を覚えました。 どうもありがとうございました。