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性器ヘルペス 再発

性器ヘルペスのようなものにかかったのですが、性器ヘルペスは再発を繰り返すようで、ということは再発してない期間は水泡もイボも消えているということですか。教えてください。

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回答No.1

性器ヘルペス 概要 単純ヘルペス・ウィルスの感染で発病しますが、とくに性器にできるものを性器ヘルペスといいます。 性的な接触によって性器に感染する性感染症です。 症状 性器ヘルペスには急性型と再発型があります。 急性型 急性型は初感染の場合に多く、おもにセックスにより感染します。 2~7日の潜伏の後、外陰部や膣内に熱を感じ、その後3~4日して米粒大の水疱ができます。 それが破れると潰瘍状になり外陰部が激しく痛みます。 再発型 ヘルペスウイルスはいったん感染すると、症状が改善しても神経に潜在し、セックスや疲労、ストレスなどちょっとしたきっかけで再発します。 但し、急性型にくらべると症状は軽いようです。 病原診断  診断にはウイルス分離がもっとも確実であるが、病変部からのウイルス抗原の直接証明も簡便で、迅速に結果が得られる。 直接検出する場合は、水疱や潰瘍病変からウイルス感染細胞を綿棒で採取し、スライドグラスに塗抹する。 HSV‐1、HSV‐2各々の型特異蛋白を標的としたモノクローナル抗体を用いて、蛍光抗体法により同定を行う 7) 。  通常用いられる補体結合や中和等の血清診断法では、 幼少時にHSV‐1に感染している人においてHSV‐1 による抗体の交差反応を除外できないため、性器ヘルペスを診断するのは難しい。 HSV に対して初感染の場合のみ、急性期と回復期のペア血清で有意の抗体上昇によって診断することが可能である。 また、HSV‐2 型特異抗体が検出される場合も、2型性器ヘルペスに罹患していると推定できる。 HSV は同一個体において幼少期のHSV‐1感染、青年期以降の性器へのHSV‐1、HSV‐2感染、 再発による病変形成といった様々な病態を取り得るので、血清抗体から病態を鑑別するのは困難である 8) 。 PS; HSV には2 種類の型があり、口、手指等の上半身に感染するのは主に1 型(HSV‐1)、 性器等の下半身に感染するのは主に2型(HSV‐2)であるが、この棲み分けは厳密なものではなく、 性器ヘルペスの病変からも、口唇性交等によって感染したHSV‐1が多数分離される。 7)蛍光標識モノクローナル抗体(MicroTrak Herpes )による単純ヘルペスウイルス感染症の診断. 川名尚他.感染症会誌1987 61:1030‐7 8)ヘルペスウイルスの血清診断. 橋戸円. ヘルペスウイルス感染症(新村眞人・山西弘一編).中外医薬社.1996 p.68‐75

参考URL:
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g2/k02_51/k02_51.html

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