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地デジ放送にコピー制限がかけられた主な理由は何ですか?
素人質問ですみません。 地デジ放送にコピー制限がかけられることになった主な根拠、理由について、具体的に教えていただけないでしょうか?どうも納得がいかないので、このあたりの事情を詳しくご存知の方に教えていただけると嬉しいのですが。 著作権保護が大切なのは何となく素人考えでもわかります。でも、有料放送でガードがかけられるのはよいとして、無料かつ公共の放送で報道番組や天気予報、ドキュメンタリーにまでも制限がかけられてしまうというのはどうも変な気がします。準税金的な受信料で成り立っている公共性の強いNHKがことのほか熱心だとも聞きますのでどうも腑に落ちません。 画像アップロードサイトに録画番組が張られてしまうこと、高画質なデジタル動画をDVDに録画して売りさばく行為を防ぎたいというのがコピーガード導入の大きな理由だと聞いたことがありますが、本当でしょうか?これも何かすっきりとしません。 海賊DVDを売る連中は今までの取り締まり強化により、非常に巧妙な連中しか残っていないだろうと考えると、いくらガードをしても破ってくるし、あの手この手で販路を確保するように思います。 また、アップロードサイトの動画は今のところ高画質にできないですから、コピーガードなどそもそも考えてもいなかった古いキャプチャー機器のSD画質で十分で、その際の録画に制限はないはずです。それに一度誰かがアップロードすればそれを他の誰かがダウンロードしてその人が2次コピーをアップロードできてしまいます(字幕をつける人ももともとは誰かがアップしたものを加工しただけのようにも思える)。それにアップロードに熱心な人たちは手馴れた人たちであって、コピーガードなど意に介さないような気もします。 それに、海外では無料公共放送にコピー制限をすることに消極的なようですから、よほど日本サイドが海外各社、関係者から理解を取り付けない限り、海外品などから録画が出回ってしまうと思うのです。 とすれば著作権保護に関しては、もっと別の方法や制度を考えたほうが良いように自分には思えてしまうのですが・・・。 以上のように勝手に想像して、コピーガードに疑問を抱いてしまっているのですが、もしかしたら、もっと重要な理由、あるいは意図があって、コピーガードを決めたのかもしれません。この点についてご教示いただきたく思います。
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録画して何度も見るのでなくDVDビデオや音楽CDを買ってほしいとタレントや歌手のいる会社が金儲けを考えているからです。 また、ネット掲示板とそういう人たちが買いそうな雑誌だけでよく見られる録画マニア、ノイジーマイノリティ以外はこの問題をどうでもいいと考えていることも大きいです。
- gon987
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利権ではなくてその利権の先の金のためでしょうね。 どっちにしてもコピーワンスでもそれがコピーテンになろうが こっちから見たら不便に変わりない。 公式な方法でDivXにエンコードできないことには変わりないから ハイビジョン録画のためにBDドライブ買うのはいいにしても そのまま保存は容量が大きすぎる。 DivXなんかにエンコードして容量減らさないとじゃまな容量になだけ >海外のメディアが「危機感」を持っているからです。(なぜ危機感を持っているかは、ここでは説明しません) 消費者団体の力が強い、ということもありますが、それ以上に「プロテクトをかけて消費者に不便を強いては、視聴してくれる人がいなくなるかもしれない」と思っているからです。 アメリカではメディアが「危機感」を持ってなくてプロテクト書けようとして裁判になってプロテクトをかけるのは違法と結果が出たからみたいですよ。 とりあえず老害ははやくポックリいってほしいものですね。
お礼
またまたありがとうございます。 アメリカの件についてはご指摘で初めて知りました。裁判がきっかけだったのですか。 とにかく今までどおりの感覚で録画しようと考えると不便ですね。 それに色々と新たな技術的な制約や仕組みができたのですね。DivXではエンコードできないとなるとHDDパンクか、録画途中でダメになるということになりそうな・・・ ハイビジョン録画は諦めたほうが良いということなのでしょうか。 自分の場合、TV受像機は壊れてしまったので使っていなくて、CATVのチューナーからPCにつないで視聴しています。ところがOSが外国語なので非ユニコードプログラム言語を日本語にしない限り、国産の視聴&コピー制限録画可能ソフトが正常に動かないので困るのです。一応視聴あるいは録画中(しかも外国のニュース番組だったりして)にちょっと作業はしたくて、その際使用するソフトが日本語設定では動かない・・・。ある意味自分は「非一般的」視聴者で、外国品が殆どなくなった状況に不便を感じています。 過去の便利さは昔の話、これからは新しいデジタル時代だから録画に関しても新しい考え方に変えるべしと言われるのかもしれませんが、この点自分も古い便利性に固執するなら、老害の仲間入りということになりそうですw
- GOOD-Fr
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やはり、話が混乱してしまっているような。 事実と思い込みの部分を分けて考えないと、「オレ、これは問題だと思うんだ。みんなも思うよなっー!」というところから抜け出せません。アナログ放送の停止日はすでに決まっていて、今のところ、延長する気配が出ていません。このまま、「結論のない与太話」を続けていて期限になってしまえば、「アナログのころはよかった」という話が昔話になってしまい、どんどん説得力を失くしていくことになります。 質問者は、論文への引用と教育機関での再利用をやたらと強調していますが、これはこれで個別にすませることができる問題です。一般視聴者にはなんのメリットもありません。もし本当に「プロテクトはやめるべきである」と主張したいのであれば、この話はひっこめたほうがいいでしょう。 NHK についても、まったく正しく理解できていません。NHK は、公共放送ではありませんし、受信料はいかなる意味でも税金ではありません。したがって、コピーガードの話と、公共放送や税金とごちゃまぜにしては話がまとまらなくなります。私が言いたかったのは、「NHK は契約制にして、受信料を払った人だけが視聴できる完全スクランブル放送にするべきである」という意見は、何十年も前からあるにもかかわらず、実はこれにもっとも反対しているのは、当事者である NHK である、ということです。確実に受信料を徴収できるこのシステムをなぜ彼らが拒否しているのかを理解できれば、NHK に関する問題を正しく理解できる糸口になると思います。 > テレビ局のホームページ上からダウンロード購入 このあたりは法律上の問題があります。 テレビで放送することと、ケーブルテレビで放送すること、衛星放送で放送すること、ネットで配信すること、DVD などのコンテンツとして販売すること、これらはすべて別の法律ですし、NHK と民間局でも、法律が異なります。著作権以前の問題ですね。ひとことでいえば、「法律が現実に追いついていない」のですが、このことについて法律改正の動きがない以上、現状の法律を遵守する義務があります。 と、いろいろと突っ込みどころ満載ですが、個人的な意見は以前と変わらず、「局が視聴者をナメている」につきます。コピープロテクトで文句を言う人はいても、「テレビ離れ」が進んでいる気配がない以上、局側が態度をあらためる理由はないでしょうね。著作権とか、違法コピー、は、枝葉の話に過ぎません。 最後に。 この件はすでに5年以上にわたって、世間では議論が続いています。もし、本気で参加したいのであれば、これまでの経緯は理解しておいたほうがいいでしょう。たいていの人はこれまでの議論を無視して「だって、不便だもん」のような感情論からしか語れないので、いっこうに解決に向かわない、という現状があります。 ダビング10も、いかにもいろいろな話がなされた結果のように言われていますが、銀座で接待を受けるのが大好きな大学教授が関係者と銀座通いを繰り返したあげく、いきなり横から出てきて「もう、いいじゃん、これで」と言ったことが正式採用の根拠になっただけに過ぎません。 この一連の件、予想以上に深いのです。
お礼
ありがとうございます。 仰せの通り、もともと混乱と思い込みでしか出発できないという状況でありながらあえて質問させていただいております。むしろ具体的な事実をご教示願い、混乱を少なくすることがこの質問の趣旨です。この問題が思いのほか深いことはご指摘から何となく理解できてきたつもりで(十分とはいえませんが)、法律問題、知的所有権問題、放送通信行政問題、不正競争防止、メディア産業再編など、はたまたメディアリテラシーの問題すら出てきかねないとも考えています。これらに対する造詣もあって、「これまでの経緯」を知らないと「理解」できない問題とは思いますが、経緯を少しでもご教示ください。(混乱がなかったらこの場で質問するはずがないことをご承知願いたい。) また、「プロテクトはやめるべきである」という主張は少々一方的なような印象があり、確かにプロテクトは不便で、自分独自のメディア環境上勝手の違いに戸惑いはしましたが、逆に、それなりにメリットもあるのではないかと推量しています(ここでは触れません)。 >論文への引用と教育機関での再利用をやたらと強調していますが >一般視聴者にはなんのメリットも そんなつもりはなく甚だしい誤解を与えてしまったようです。まだ整理できていなくて、公共性との関係がどうなのかを考える契機として自分の思考実験上つたない形で持ち出しました。それに一般視聴者としての説得力をもちたいことが質問の趣旨ではありません。(「一般」といわれても困るし、「やたら」という表現には抵抗があります。) >NHK は、公共放送ではありませんし、受信料はいかなる意味でも税金ではありません。 「いかなる意味でも」というのは少々引っかかります(あまりにも断定的なので驚いています)。受信料と税金を切り離して議論するというのが前提なのでしょうが、NHKが公共放送でないと断言されることに違和感はあります。ただ、公共放送でないとされていることについて自分が不勉強であることはわかりました。余裕があったら調べてみます。 最後に、 >「局が視聴者をナメている」 というのはとても納得させられました。ただなめすぎてしっぺ返しが思わぬところでやって来はしないのかと思います。 本気の議論参加の敷居は随分と高いのですね。
- kogechibi
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私が2004年頃、BSデジタルチューナーのコピーワンス対応の自動アップデートに抗議して某テレビ局に質問した時の回答。 「録画させないためです。」 「テレビは録画を前提の放送していません。」 「タイムシフトとして一回だけ録画は許しているのだから有り難く思ってください。」 「コンテンツが欲しければ対価を支払ってソフトを購入してください。」 実に解りやすい、録画マニアの希望を打ち砕いたすばらしい回答でした。
お礼
ありがとうございます。 的を得た回答(某テレビ局及び回答者さん)に納得してしまいました(笑)。言われてみればその通りですね。ただ、そのコンテンツを容易に購入できる方法は整備されているのでしょうか?(テレビ局のホームページ上からダウンロード購入できるとか。) テレビは今後、番組を買いたいかどうか判定できるまで視聴すれば良いということになり、録画は判定視聴の時間が取れない場合の策となるような気がしますし、視聴者は機器が故障して録画が消えても良い程度に番組に相対するということになりそうですね。となれば、テレビ番組に対する愛着が今までよりトーンダウンするような気がします。また放送は、XXテレビ会社制作のコンテンツを宣伝するという意味合いが強くなるということになりましょうか。テレビ局もその姿を変えていくつもりと考えてよいのでしょうか。 ただ、公共放送の報道番組やドキュメンタリー、教育番組は「購入」すべきものとして制作されているのか疑問は残ります。CNNや講義を配信する会社とは異なるように思えますので(地上波やBSのニュースを録画して後生大事にとっておく人は殆どいないような気もしますけど)。
- Yuic38
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#3です 僕はこの件の場合、どうしても政治的な視点になってしまうんですが >たとえば、録画する人たちの利便性を奪ったり、海外メーカーがデジタル放送分野に参入するのをやめて市場が不活発になったり、あるいはテレビ離れなどの「思わぬ」逆効果が出てしまう 全くそのとおりだと思うんですが、利害関係者の力関係の問題だと思うんです 権利者団体は一貫して制限や保証金上乗せを主張していますが メーカー側(JEITA)や消費者団体は反発していますよ 反発の理由はほぼおっしゃるとおりでしょう 金銭的な利害が絡む関係者には自分の主張を声高に叫ぶインセンティブがありますよね 一方で僕らのような一般ユーザーは、不便だからとか、よりよい社会のために、なんていう理由で団体を結成して切り込んでいったりはしません コストがかかるだけですし、大した影響力はもてないでしょう 権利者団体もメーカー側も大きな権力です 相反する利害をどこで妥協させるか、いわゆる「落としどころ」を探るだけで精一杯なんだと思いますよ そもそも議論の場に公平な立場の人なんてほとんどいないんです >権利者と利用者のことを真摯に考えて、なおかつ皆が驚くようなアイデア この最後の一文は皮肉みたいなもんです 単にそんなことはありえないという僕の悲観的な気持ちを吐き出しただけ 「~ようなアイデアをもち、強力な影響力を有する人・団体」とでも付け足しておきましょうか
お礼
Yuic38さん、たびたびの回答をありがとうございます。 権力関係やインセンティブの問題のご指摘を受けて、とても考えさせられました。自分もまた一般消費者ですし、関係者でもありませんので、主張する元気も、やる気もないのが実態です。それに加えて、他の方に指摘された通りにうっかり気づかなくても良かったりする無関心派に甘んじたりします。 自分も政治的見解になりますが、パワーバランスを特に重視してきた伝統を有する国(素人の思い込みですけど、アメリカではなく、UKだと思います)では、関係者の力関係調整はわが国とは少々異なるような気がします(「理想的」にすぎますでしょうか)。隣の花は赤いという気分になってはいけませんが、もう少し良くならないのかなとも感じます。公平公正がこれだとは言えないにしても、適正というか、もろもろの関係者にとって「都合の良い」落としどころはもう少し別のところにあるような気がして、あるいは極端に言ってしまうと、力のある者が自分にとって有利に決めたはずのことが、実は自分自身の首を絞めることになるのではないかとも思い、このようなつたない質問を出したつもりです。漠然とした印象が先行して申し訳ありません。むしろ、この漠然さを少しでも解消したくて、具体的にどういう理由で決まったのか知りたかったということでもあります。 地デジ録画をほとんどしたことのない自分は(過去1回だけ、それも見た後すぐに消去)、まさに無関心で無責任でいてしまう輩ですが、それでもこのデジタル放送鎖国が何か変な問題として、特に知らなかった人たちあるいは知る必要もないとして見ないふりをしてきた人たちにも降りかかってくるのではないかと漠然に考えてしまいました。考えすぎだったかもしれません。
- GOOD-Fr
- ベストアンサー率32% (83/256)
残念ですが、言ってることが支離滅裂です。 > 無料かつ公共の放送で報道番組や天気予報、ドキュメンタリーにまでも制限がかけられてしまうというのはどうも変な気がします つまり、無料で配られているものは著作権などいちいち保護する必要はない、どうせ無料なんだから、多少のことは我慢しろ、ということでしょうか?無料の広告誌の写真を勝手に編集転載して、自社の広告に使う人が問題になっていることはご存知ですか?これも「無料だからしかたない」ということでしょうか? 番組によらず全部ガードがかかっていることも、よくよく考えれば理由がわかるはずです。これについては、ご自身で考えていただく「課題」としておきましょう。 > 海外では無料公共放送にコピー制限をすることに消極的なようですから それは、海外のメディアが「危機感」を持っているからです。(なぜ危機感を持っているかは、ここでは説明しません) 消費者団体の力が強い、ということもありますが、それ以上に「プロテクトをかけて消費者に不便を強いては、視聴してくれる人がいなくなるかもしれない」と思っているからです。対して日本のメディアは「視聴者なんてどうせ自分たちに従うしかない」とタカをくくっています。つまり、ナメられてるのです。 > 海外品などから録画が出回ってしまうと思うのです その心配はないです。日本を過大評価しすぎですよ。 日本のデジタル放送は、アメリカともヨーロッパとも方式が異なります。日本のような「小さな市場」のために、世界の国々はわざわざ特別な製品を開発などしてくれません。また、現時点では B-CAS カードがなければ視聴できないようになっていますが、このカードは「購入」することはできません。 > 準税金的な受信料で成り立っている公共性の強いNHKがことのほか熱心だとも聞きますのでどうも腑に落ちません。 そうですか?これもよく考えれば簡単にわかることです。 受信料の不払いが増えている昨今、NHK が一番恐れていることはなんでしょうか?「完全にプロテクトして有料放送にすればいいじゃないか」と言われることです。つまり、現在の CS と同じ扱いですね。現在は、テレビを買えば「うやむやのうちに」受信料を払う義務が消費者に発生するのをみすみす逃してしまう必要性は NHK にはありません。ましてや、契約してくれる人がいなくなってしまったら、どうするのでしょう?あやふやな「受信料徴収」の下で過ごしているほうが、はるかに居心地がいいのです。これも、受信料をおとなしく払ってくれる人をナメている行為といえます。「文句言わずに払ってくれてる人がこのくらいいるんだから、まーいいか」ってわけです。 > 自分は最近まで地上デジタルにコピー制限がかかっていることを知らないでいた 油断してましたね。この件についてはちゃんと告知もされてきましたし、あなたのいう「オープンな議論」もされたことになっています。一般から意見の公募も行なわれました。質問者はそれに気がつかないでいて意見も言わなかったわけですから、「よもやそんな意見があるとは知らなかった」と言われれば、どうしようもありません。今後は、もっと世間に目を広げてください、としかアドバイスのしようがありません。 当時から、私は私なりに回避の努力をしてきたのですが、大半の人は質問者と同じように「無関心」だったので、このような事態になってしまったわけで、それをいまさら「なんでこんなことになってるんですか」と言われても、困ります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 色々わからなかった面を指摘していただき嬉しく思います。 確かに油断していたということもあるのですが、仰るとおり無関心という範疇にあったのは確かですね。言い換えると、自分自身は地デジ放送録画にほとんど興味がなかったということが大きかったです(コンテンツに興味あるものが少なかった)。視聴するのは有料放送(専門チャンネル)がほとんどですし、興味のわく、しかも著作権を特に保護すべきコンテンツについては購入すべきだと考えておりました。ただ、問題だと思ったのは、報道のような公共性の高いコンテンツに対して、あるいは論文などに引用したいようなもの、または教育上是非活用したいものまでもガードをかけるのは適当なのかということです。(広告はある意味公共的でしょうから、例としてあげられましょうが、私的性質の強いものであるように思えますので、著作権保護に値するものとして、すなわち報道のような公共的コンテンツとは区別してよいかと考えます。) 少々話が飛躍しますが、どこかの議論で、アメリカではこのような論文引用、教育使用に関し、著作権侵害の訴えがあった場合、引用者、使用者には抗弁権を保留できるという話を小耳にしたことがあります。この点、連想からコピー制限を厳格にした場合何か問題が発生しないのかという疑問を感じたわけです。また公共放送に暗号をかけること自体、そのオープンな公共性を害する行動そのものであるとの話もどこかで読みました。この点問題はないのでしょうか? それとNHKの存在理由を突っ込んで考えた場合、受信料徴収を重視しすぎるあまりのコピーガード導入であるとしたらやはり腑に落ちない。NHKが公共放送でなく民間のコンテンツ配信主体であるならば、ただで見るような行為はやはり「許せない」行為ですし、スクランブルでもかけてただ見させなければ良いと思います。でもNHKの予算の半分は国会が決めている、要するに税金ですよね、とすれば受信料=契約料とするかのような判断は拙速ではありませんか?といって、NHKは今後大きく変わる可能性もあるし、今どうのこうのというべき話ではないのでしょうけれども。 勉強不足でした。思いのほか問題が非常に広いような気がしています。
- Yuic38
- ベストアンサー率39% (34/87)
ちゃんと調べたわけではありませんし 一言で片付けてしまうのもあれなんですが 僕も利権だと思いますよ 最近コピーワンスを緩めてダビング10にする、という話がありますが そこでも権利者団体はその代償として私的録画保証金の拡大を主張しているらしいですよ 要するに譲歩を引き出すカードにされているんですね 禁止すること自体に目的があるとは限りません ただ、、、 取締りをかいくぐる人間がいるから取り締まる意味がない、というのは極論にすぎると思いますよ 禁止してもどうせ出回るから麻薬を禁止しない、と言ってるのと論理的に同じです 一般人でファイル共有やプロテクト解除のやり方を知らないひとはたくさんいます 録音機器の説明書通りにやれば誰でもできる、というのとは敷居の高さが違いますよね まあ、権利者と利用者のことを真摯に考えて、なおかつ皆が驚くようなアイデアを思いついた人がいないというだけのことかもしれないんですけれども
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 >取締りをかいくぐる人間がいるから取り締まる意味がない、というのは極論にすぎると思いますよ 確かにその通りですね。私もそう思うので、だからこそ別の方法や制度を考えたほうが良いように思うわけです。実効性のある制度は何かということも視野に入れながらコピーガードを決めたというのなら良いと思います。しかし、取り締まりの方法が適当でなかった場合、裏での取引が肥大したりしてかえって逆効果になる場合もありますよね。今回の話はそのような危ない話とは一線を画する問題だと認識しますが、たとえば、録画する人たちの利便性を奪ったり、海外メーカーがデジタル放送分野に参入するのをやめて市場が不活発になったり、あるいはテレビ離れなどの「思わぬ」逆効果が出てしまうとすれば、方法としては適当ではないということになるのだと思います。 少なくとも総務省がからむのなら、この点を考えた議論がオープンにあって良いと思うし、それをもとにして良い知恵を出せないのかというふうにも想像してしまいます。 >権利者と利用者のことを真摯に考えて、なおかつ皆が驚くようなアイデア これが欲しいということになりますでしょうか。何か難しそうです。
- snowplus
- ベストアンサー率22% (354/1606)
仰る通りですね しかし何故こういった中途半端なシステムになるかといえば決めてる連中が素人だからです 会社の管理職のオッサンオジサンがわけ分からなく決めてるので現実と乖離した決定が行われます というより今の企業のそういう人達はデジタル分野には素人が大半です 分かる人を雇っても説明がわからないので結局無駄です 要は利益さえ上がればその辺はナアナアでいいや 何か起きたらそのつど考えましょう という魂胆だと思います
お礼
ご回答ありがとうございます。 自分は最近まで地上デジタルにコピー制限がかかっていることを知らないでいたという無知人間そのものでした。これが決まった経緯もまったく知りませんでした。きっと日本全国でコイズミ劇場に浮かれていたときにどさくさにまぎれて決めたんじゃないかと邪推するしかできない状態です。一体誰が主体になってどのような会議を開いて決めたのでしょう?あの際よく流行った諮問委員会でもあったのでしょうか?やはり素人ばかりだったということなんでしょうか。
- bodyshot
- ベストアンサー率14% (46/326)
利権です
お礼
ありがとうございます。 「利権」、重くいやな響きですね。一言がずっしり響きます。 ただ、具体的にどのような利権なのか、この制度により実際どれだけの利益が見込めるのか、そして実際に誰がどれだけ利益を「貪る」ことができるのか、利権主体自身が「きちんと」計算しているのでしょうか? 利権といえば霞ヶ関、虎ノ門ですか、そこには成績優秀な方々がおいでになるところなので、計算もしたたかにできていると考えるべきなんでしょうね。放送業界にも優秀な方々がおいでなんでしょうか?
お礼
ありがとうございます! >ネット掲示板とそういう人たちが買いそうな雑誌だけでよく見られる録画マニア、ノイジーマイノリティ これをご指摘いただいたことでかなり整理されてきたように感じます。 確かに、この問題を殊更に大きく騒ぐ人たちに偏りがあるように思います。特にかつてのような利便性と自由度がなくなったことへのいらだち、そしてコピー制限+地デジ移行によって余計な出費を強いられたことへの不満が中心にあってのことのように感じます。これら利便性と自由が剥奪されたとの感覚があまりなく、余計な出費とも考えないなら騒ぐこともないわけで、かなり多くの人がそうでもないと思っているのか、無感覚だということなのでしょう。 となると、かつての自由さがなくなったことが「けしからん」ことなのか、また実際に余計な出費となっていると考えてよいのかが問題になると思います。 自由さについては、苦労して著作物を制作したのに簡単にコピーされることに不公正性の判断があってしかるべきでしょうから、ある程度の自由への縛りはあっても良いわけで、簡単に自由剥奪を嘆くことは適切でないように思います。 ただ、出費については問題があり、猫の目のように変わる製品群を次々に買わざるを得ないのではないかということ、何よりもデジタル放送対応システム(高画質テレビ、アンテナなど)自体が高額なこと、そしてその中にB-CASカードや保証金など何やら「既得権」や「ずるい金儲け」を感じさせるような料金が含まれているとなれば、不満は一層高まっても仕方がないと感じます。 ただどうでもいいと考えること、あるいは自由度や出費に無感覚であることの裏には、もうテレビなんてどうでも良い、金もかかるし関わらなければ自由もへったくれもないという潜在的「テレビ離れ」があると見ることもできなくはないわけで、逆説的に録画マニアとノイジーマイノリティーこそが「テレビにかじりついている」、好意的に言えば、「テレビを支えてくれる人」と言えるような気がします。それゆえ、このようなコピー制限についての不満が高いまま、大した「改善」なく物事が推移するとしたら、実際は「テレビ離れ」をさらに深刻にしてしまっているということになるのではないでしょうか?