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素朴な疑問です。灯油って・・・・・。
寒くなりましたね。・・で、疑問なんですけど、灯油って灯りの油って書きますよね。これってやっぱり、昔は灯油をランプとかの燃料に使ってたからなんでしょうか?でも今では実質的にストーブなんかの暖房に使って、今は灯りに使うことはないですよね?ちょっと疑問に思ったんで質問させてもらいました。
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かつて灯油の需要は照明用として使われるのが多かったそうです。暖房用としてはどういうわけかあまり使われていなかったみたいですね。寧ろ石炭や薪の方が使われることが多かったようです。おそらく液体の灯油を燃やすためにはそれなりの仕掛けが必要ですし、何より灯油は原油の内、成分量が少なく精製に手間がかかり経済的ではなかったからでしょう。 因みに灯油は、原油の分留成分の内、ガソリンなどの次に分離されるものです。さらに軽油、重油と続きます。主に小型ボイラーとか石油エンジン、ストーブのほか、ジェット燃料の成分としても使用されます。JP-1といわれるものは殆ど灯油と同じものです。現在ではガソリンを多く含むものが多いのですが、灯油も含んでいます。それは灯油が原油の中であまり多い成分ではないからです。 石油全般で見ても19世紀半ばまでは、明かり用だったようです。早いはなし少々煙が多くても良いのなら灯油にまで精製する必要も無かったのでしょう。石油が交通機関に使用されるようになるのは英国海軍が艦艇の燃料を石炭専焼から石油専焼に変える決定をして以降でしょう。
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- taknt
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回答No.1
灯油には、二通り 読み方があって、 その一つに とぼしあぶらというのが あります。 もちろん とうゆの ほうも、あかりとして使われてましたよ。 http://mpn.cjn.or.jp/mpn/contents/00001679/page/s-3520.html
お礼
詳しい解答ありがとうございます。やはり、灯油は灯り用だったんですね。ご意見を整理すると。 原油 →(1)ガソリン(2)灯油(3)軽油(4)重油の順に精製され、暖房の他、エンジンの燃料としても使われ、原油の中でも成分的に少なく、英国海軍が石油を燃料に使いはじめたころからエンジンの燃料として使われることになった・・。ということですね。 興味深かったです。ありがとうがざいました。