• ベストアンサー

大衆性と作品の質

大衆的人気を博した作品(美術、音楽、文学その他いろいろな芸術)は、必ずしも上質なものではないというジレンマがあるような気がするのですが、どうなのでしょうか? 同一の作家のなかでも、本人にとっては駄作気味のものがもてはやされるとなると、面白くない気がします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

ポップ < アート ではありません。 個人的な話ですが、例えば自分はじんましんが出るほどラッセンが嫌いです。そして嫌いな理由を説明するのについ「芸術性」「大衆受け」といった類の言葉を使いたくなってしまいます。 が、よく考えればそれは「大衆に訴えかける事のできる芸術」なのであって、知識や教養がないと享受できない類のもの(=人を選ぶ芸術)とは別のベクトルにおいて優れた作品であるわけですよね。 ・ポップである ・アートである ・ポップでありアートである の3つは全く同列であり、全く違うジャンルである‥‥という理解がないと、芸術・芸能の価値を真に享受することはできないのではないでしょうか。

garcon2000
質問者

お礼

ラッセン、今はじめてみましたが、ありゃあ別に芸術の名に値するとかしないとかいうより、娯楽ではないかと感じました。 そのように多面的に捉えるのって難しいですね。どうしても、メッセージ性や技巧がいっぱい凝らしてあってバランスもいい傑作、というのが価値を広く認められるべきだという頭が離れられません。芸術という言葉がどうも不可解ですね。政治的なものまで入ると、ポップであるだけになってしまう気がします。

関連するQ&A