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障害年金受給の可能性について
- 18年から左腕の筋力と可動範囲が減少し現在の病院に通院中です。19年7月、左肩関節と肘関節の全廃で障害者手帳3級の交付を受けました。先日障害申請関係書類を揃えて組合に提出し、4か月後位に結果が送付されるということでした。来年2月に退職が決定していて、果たして年金を受給できるか今から心配しています。
- 診断書の内容は傷病の良くなる見込みが無く、左握力は10kgであり、肩関節、肘関節、手関節の可動域に制限があります。また、全ての関節の運動筋力も著しく減少しており、日常生活動作に困難があります。厚生年金は昭和49年から加入しており、未納期間はありません。
- 障害年金の受給については、障害者手帳3級の交付があったことと診断書の内容から可能性は高いと言えます。ただし、具体的な結果は申請結果が送付されるまでわかりません。現在の状況からは年金の受給が期待できる見込みですが、退職後の日常生活に影響がないように十分に準備しておくことが重要です。
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質問者が選んだベストアンサー
まず踏まえておいていただきたいのですが、 身体障害者手帳における障害程度(手帳等級)と障害年金の級とは、 相互に全く無関係です。 これは、それぞれの障害認定基準が全く異なることが理由です。 一般的に申しあげて、障害年金の障害認定基準のほうが厳しく、 特に、肢体不自由と精神障害の基準の厳しさには定評があります。 ご質問の内容から判断するかぎり、 一上肢(ここでは左上半身)の3大関節(肩関節、肘関節、手関節)の うち2関節に機能障害を有する状態である と推測できます。 初診要件(被保険者期間中の初診であること)や 保険料納付要件(初診月前々月までのいわゆる「3分の2要件」)を いずれも満たしていると思われますので、 機能障害の状態が年金法でいう1~3級のどれにあてはまるか考える、 ということがポイントになってきますね。 但し、残念なことに傷病名が記されておりませんでしたので、 より確実なことは申しあげられませんが‥‥。 ※「組合」に提出、とありますが、共済組合員(公務員共済等)ですか? ※ 厚生年金保険、ということを考えると、共済組合員ではないのでは? ※ 裁定請求(申請書類の提出)は社会保険事務所宛ではなかったですか? (健康保険組合等に提出を代行していただいた?) まず、各関節の可動域の数値とADL(日常生活動作)の状況から、 一上肢の3大関節のうち2関節の用を廃した状態に該当すると思われ、 年金法で3級相当になるのではなかろうかと思います。 (関節の自動可動域が健側の2分の1以下である、というのが条件) 次に、上記に加え、筋力が半減又は著減・消失していると認められれば、 一上肢の用を全く廃したもの、ということで 年金法でいう2級相当に該当する可能性もあります。 関節運動筋力欄というのが診断書にあったはずで、 該当する2関節について、いずれの関節にもすべて、 「正常・やや減・半減・著減・消失」のうち、 すべて「半減・著減・消失のどれかに必ず○が付けられている」 という状態であることが必要ですが、 ご質問を読むかぎり、そのような状態であると推測されます。 (「著減」の場合には、必ずしも2級が決定付けられませんが。) いずれにしても、私見ですが、 2~3級の中間程度の障害ではないか、と思われます。 なお、私は、当然、医師として診察したわけではありませんので、 断定するものではない、ということをくれぐれもご承知おき下さい。 (あくまでも障害認定基準に照らすと‥‥という点を記述しています。) 2級、となれば障害基礎年金部分も付きますので(3級では不可)、 支給される障害年金の金額には大きな開きが出てしまいます。 裁定請求の結果が待ち遠しいところですね。 (結果通知は半年程度かかることも稀ではありません。)
お礼
早々のアドバイスありがとうございます。 来年退職のため、3級程度に認定されるか不安で不安で相談になった次第です。 傷病名は多発性神経鞘腫と診断され、6月6日鎖骨下にも腫瘍が出来、摘出出術を受けています。 来月には脳のMRI検査を受ける予定です。 年金は共済年金でした。 結果通知は4か月程度かかるとの担当者の話でした。 標準報酬分の年金受給まで数年あるので、退職後少しでも収入があればと思っています。また、ハローワークにも登録してきましたが、なかなか再就職は難しいかと思っています。 ありがとうございました。