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押井守監督の発言が許せません。

最近の映画祭で押井守監督の作品と宮崎駿監督の作品が公開されましたが、二つとも好評だったらしいです。 それはいいんですが、問題はここからです。 あるインタビュアーが押井守監督に「宮崎駿監督の作品をどう思いますか。」と質問したところ、 「ただの老人の妄想にすぎない」という発言をしました。 どう考えても失礼すぎます。 同じ監督として、そして監督としての先輩に対しての発言ではないと思います。 個人的に押井守監督の作品は好きではないです。 難しい事を無意味にダラダラと語って何が面白いのか。 難しい事で意味ある事なら分かりますが。 少し感情的になりましたが、この発言に対して皆さんどう思いますか。 宜しくお願いします。

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  • KIMURA-T
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回答No.5

embepさん、はじめまして、こんにちは。 KIMURA-Tと申します。 質問文には押井監督に対するembepさんの意見が散見されますが、 私の回答では、下記の内容について書いていきたいと思います。 >あるインタビュアーが押井守監督に  「宮崎駿監督の作品をどう思いますか。」と質問したところ、  「ただの老人の妄想にすぎない」という発言をしました。 >どう考えても失礼すぎます。  同じ監督として、そして監督としての先輩に対しての発言ではないと思います。 >この発言に対して皆さんどう思いますか。 おそらくembepさんは 「先輩監督は尊敬すべきで、敬意を払うべきだ。  それなのに先輩の作品を『老人の妄想だ』と評している。  これは失礼な行為だからいけないことだ。」と感じたのだと思います。 たしかに、自分以外のだれかに対して 「老人」だとか「妄想」だとか言うのは、 日常生活、社会生活では礼儀知らずな行為だと思います。 (私もいきなりこんなことを言われたらショックです) ただ、宮崎駿さんと押井守さんは、 監督としてはもちろん、個人的なつきあいがかなりある間柄です。 しかもその付き合いは、互いの作品の良い点はもちろん、 気に入らない点を徹底的に指摘して、議論するような仲です。 なぜこういう関係なのかと言えば、2人は互いにその実力を認め合っており、 そしてまた、こういう議論が大好きな方たちだからです。 ですから、当の宮崎監督にしてみれば、 押井監督から自分の作品を「老人の妄想」と評されるのは、 「あいかわらず率直だな」とは思っても、 特別「失礼な行為だ!」だと腹を立ててはいないのではないでしょうか? つまり、こういうことです。 押井監督は宮崎監督を、監督として尊敬している。 しかし、彼らのコミュニケーションは、 一般の尊敬しあう間柄のそれとは異なり、 辛らつに、正直に、まっすぐに、自分の気持ちを伝え合うもの。 embepさんは宮崎監督のファンであるとお見受けします。 そして押井監督が嫌いのようですね(笑) 私個人は押井監督のファンでして、著書も何冊か読んでます。 その中で押井監督は、宮崎監督の『カリオストロ城』を、 「巧みに設計された美術設定がアニメにおいていかに威力を発揮するか、 そのすさまじい実力をまざまざと見せつけられた」(『イノセンス創作ノート』より) と評して、ベタ褒め&脱帽(笑)しております。 つまり、メッチャ尊敬してるんですよね(笑) そんでもって宮崎監督も若き日の押井監督を「天才少年」と評しました。 だから、まぁ「ツンデレ」的な側面があるんですよ。 長くなりましたが、私の回答は以上です。 この回答でembepさんの押井監督に対する見方がちょっと変わったら、うれしいです。

embep
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 正直に言って、見方が変わりました。 しかしそれは押井監督の見方ではなく、この問題に対してですが。 宮崎監督と押井監督がそのような仲にあると言うのは知りませんでした。 私の勉強不足でした。 すいません。 いつもは映画で個人の好き嫌いは自由だと言っているのですが、今回はかなり感情的になりすぎました。 押井監督があまり好きではないという勝手な考えから、このような質問をしてしまった。 少し反省しています。 まぁ、質問をしたからこれにも気付けたのですが。 ありがとうございました。

その他の回答 (11)

  • snowplus
  • ベストアンサー率22% (354/1606)
回答No.12

今回この両者の映画は同時上映で頂上対決といわれてましたがですがポニョが圧倒的大差の動員力なのでひとつのひがみだと思います 「ポニョは老人の妄想」押井守監督、対抗意識メラメラ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080904-00000005-ykf-ent

回答No.11

こんにちは。 その手塚さんも、人には辛辣でしたからね…。たとえば水木しげるさんに対してとか。 押井監督のように敬意や友情が前提と言うわけでもなく。 めぐりめぐっていくのかとおもいます。 宮崎さんの対手塚さんに対する失礼さや、手塚さんの水木さんに対する失礼さに比べたら、押井さんのはかわいらしいと思います。 「妄想」と言いながら、その「老人」でありながらの「妄想力」を、高く評価していると思いますよ。裏を返せば。 「単なる老人の妄想で、ここまでの作品を作ったんですよ、皆さん」と言う意味合いだと私は(長年のファンなので)受け取りました。 わかりずらい人ですみません(笑)。 かわってお詫びいたします。

  • nourider
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回答No.10

宮崎さんは確かにすばらしい監督ですが、あまりにもひれ伏してしまう現状を危惧しています。 宮崎サンも過去に大御所手塚さんにずいぶん噛みついた過去がありますし、ジブリでは今でも「手塚」禁句ですし

  • KIMURA-T
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回答No.9

embepさん、お礼文を読みました。 今回の問題について見方が変わったようで、 とてもうれしいです! ところで、まだ回答が締め切られていないようなので、 embepさんの下記の疑問について、 蛇足&余計なお世話かとは思いますが 私の考えを回答させていただきます。 質問内容の中心ではないので、 「こいつはこういう理由で押井ファンなんだ~」 くらいに捉えていただければと思います。 >正直に言って、見方が変わりました。  しかしそれは押井監督の見方ではなく、この問題に対してですが。 >個人的に押井守監督の作品は好きではないです。  難しい事を無意味にダラダラと語って何が面白いのか。  難しい事で意味ある事なら分かりますが。 「難解」と評される押井作品は多くありますが、 embepさんがどれを問題にされているのかわからないで、 ここでは私の好きな『イノセンス』のワンシーンを例に お話したいと思います。 主人公バトーと、彼が想いを寄せる女性素子の別れの会話 ---------------------------------------------------- 悲しく辛い表情のバトー バ「ひとつ聞かせてくれ…   今の自分を幸福だと感じるか?」 素「懐かしい価値観ね。   少なくとも今の私に葛藤は存在しないわ」 淡々と答える素子 しばし沈黙 素「孤独に歩め、悪を成さず、   求めるところは少なく…」 振り絞るように答えるバトー バ「…林の中の、象のように…」 ---------------------------------------------------- バトーは素子のいない生活に意味を見出せず、 無気力&自暴自棄な日々を送っていました。 しかし、一連の事件を通して、 彼女と再会することができました。 ですが、結局彼女は再び彼の前から立ち去ろうとしています。 そこでバトーは 「お前は俺がいなくても幸せなのか?  俺はお前なしでは辛すぎる」 と、言外に問います。 この痛切な想いに対して素子は 「今の私は『自分が幸せかどうか』なんて悩まないの。  昔の私とはちがうのよ」 と冷たくあしらいます(笑) そしてここで難解な台詞です。 この言葉は仏陀のもので、 本来はこの文章の前に 「最良のパートナーを見つけられれば  それが一番幸せだ。  もしそれが無理ならば…」 というような内容が来るそうです。 つまり、最後の会話を言い換えますと 素「私はあなたパートナーにはなれないは。   だからって、悪いことしらり自暴自棄はだめよ」 バ「わかったよ」 と、こうなるわけです。 ここまでで、押井作品には、難解でかつ意味のある台詞が、 少なくとも1つはあると思っていただけたのではないでしょうか。 私は押井作品をすべて観たわけではないし、 観たとしても、すべての意味を理解できないと思います。 それでも、押井監督は何らかの言外の意味をこめて その難解な台詞を用いていると、私は思っているのです。 その理由は、上に挙げた会話以外にも、 意味のあるシーンがたくさんあり、 そして、そういう演出をできる人間が 無意味に難解な台詞を用いるはずはないと、 信用(笑)しているからです。 (なかには1つ2つあったりして…(笑)) 文字数の都合で短い会話を選びましたが、 長台詞でも同様です。 ものすご~く長文でしたが、 なんとなく押井ファンの気持ちを感じていただけたでしょうか? 読んでいただけただけで、とっても感謝です! ありがとうございました!

  • jesmary
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.8

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080903-00000032-flix-movi この記事も見るといいと思います。

  • alidon
  • ベストアンサー率26% (292/1091)
回答No.7

立場、業界特有の雰囲気を度外視すれば仰るように当然失礼な発言です。 公に成りかねないインタビューに対する発言として不適切。 ですからそうやって怒る方がいらしても当然ですし、そうでなくては成らないとも思います。 そういった批判だって覚悟した上での立場、職業でも有ります。 ある意味では感じた事、思った事を素直に吐き出しても良い人達です。しかし、そういう特性ゆえにその発言に対しての批判や不信も当然受け容れなければ成らない物です。 ただ、押井作品は全てが好きなわけでは有りませんが、決して >難しい事を無意味にダラダラと語って何が面白いのか と言うように全く無意味な物では有りません。 好みの問題ですから。 こっちの発言の方が気に成りました(笑)。

  • Vwiyoonn
  • ベストアンサー率35% (162/455)
回答No.6

 カンヌでの押井監督のあの発言は、悪意があって発せられたものというより、あの作品では老人の視点で『子供』を聖化しすぎてるんじゃありませんか、また、『老人』のお先真っ暗感が漂ってませんかってな揶揄(ぼくの知ってる宮崎監督ってもっとギラギラしてませんでしたっけ? って逆説的なエール)なんだろうと解釈すべきなんじゃないかと。  ちなみに、揶揄されたのは宮崎監督だけではなく、北野監督も同様で、二人ともこんなトコで枯れてる場合じゃないでしょ、って、じたばたもがいてる後輩がいるんだからさ、ってことだと思いますが。    とはいえ、パトレイバー2以降の押井監督は映画作家というよりも、カッコいい映像で紡いだ希薄な物語を大量の言葉で粉飾してるCG職人って感じが…。そう考えれば『アヴァロン』が一つの到達点ではあったのかな。  そーいえば、押井監督は別のインタビューで『スカイ・クロラ』がヒットしなかったら監督引退とも発言していたような…。  ああ、庵野監督が娯楽マンガ映画を撮ってくれないかなァ。

embep
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 貴方や皆さんの回答を拝見させて頂いたところ、私の勉強不足でした。 仲が良いからこその批判なんですね。 話は飛びますが、スカイクロラはヒットしそうですね。 世界でもかなりの高評だとか。 今回の一件で押井監督について勉強させて頂きました。 有り難うございました。

回答No.4

宮崎駿監督も息子さんが監督した「ゲド戦記」を観たあと記者にコメントを求められ 「何がききたい 大人になってない それだけ」 「ゲド戦記を観た宮崎駿の反応」ニコニコ動画 http://www.nicovideo.jp/watch/sm426590 と言っていました。息子を褒めるのも逆に気持ち悪いし、 トップになるのに、ものすごく過酷な試練を受けてきた彼自身の言葉が如実に現れていると思います。 確かに「ただの老人の妄想にすぎない」は建設的な意見ではありませんが、 日本を代表するこの二人が、ベッタリと褒め合っている姿も気持ち悪いかもしれません。 もっと言い合ってほしいです。w

embep
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 リンク先拝見させて頂きました。 これは何かもっと成長してほしいちう含みを持った批判の様な気がします。 しかし、押尾監督の言い方はなにかとげのある感じがしました。 皆さん、同じ様な意見ですね。 私の勉強が足りないのかもしれません。 有り難うございました。

  • k16399638
  • ベストアンサー率33% (342/1035)
回答No.3

その怒りのエネルギーを、なにか建設的なことに向けるのはどうでしょう? それか、その発言の真意は奈辺にあるのかを考え抜いてみるとか。私はその発言の続きを聞きたくてなりません。 もし宮崎監督が「確かにそうだな」と思ったりしたら、あなたの怒りはムダになります。私も、豚以降の作品が説教くさくなったと思って、イライラしています。 でも、押井氏の作品で気に入ったのはパトレイバー一本目だけです。 一緒に悩みましょう。凡人の特権です。

embep
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 怒りの様な怒りではない様な。 なんと表現したら良いか。 すいません。うまくお礼が出来ませんで。 ありがとうございました。

noname#70703
noname#70703
回答No.2

メジャーで年もとっている巨匠に対して、メジャーではなくまだ巨匠にまではなってない、でも才能ある年下の人がライバル意識を燃やし、批判したりすることはよいことです。 そういう、上の人を批判し、自分は違うものを作ってやろう、という意欲がないと、文化は発展しません。 むしろ、こういう発言がある方がよいと思います。みんなが巨匠にひれ伏しているようでは世も末です。

embep
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ライバル意識を燃やし、批判する事はいいと思います。 しかし、批判にも批判の仕方があると思うのです。 あの言い方は宮崎監督が如何にも嫌いです、という言い方でした。 有り難うございました。

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