- ベストアンサー
押井守監督の発言が許せません。
最近の映画祭で押井守監督の作品と宮崎駿監督の作品が公開されましたが、二つとも好評だったらしいです。 それはいいんですが、問題はここからです。 あるインタビュアーが押井守監督に「宮崎駿監督の作品をどう思いますか。」と質問したところ、 「ただの老人の妄想にすぎない」という発言をしました。 どう考えても失礼すぎます。 同じ監督として、そして監督としての先輩に対しての発言ではないと思います。 個人的に押井守監督の作品は好きではないです。 難しい事を無意味にダラダラと語って何が面白いのか。 難しい事で意味ある事なら分かりますが。 少し感情的になりましたが、この発言に対して皆さんどう思いますか。 宜しくお願いします。
- みんなの回答 (12)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
embepさん、はじめまして、こんにちは。 KIMURA-Tと申します。 質問文には押井監督に対するembepさんの意見が散見されますが、 私の回答では、下記の内容について書いていきたいと思います。 >あるインタビュアーが押井守監督に 「宮崎駿監督の作品をどう思いますか。」と質問したところ、 「ただの老人の妄想にすぎない」という発言をしました。 >どう考えても失礼すぎます。 同じ監督として、そして監督としての先輩に対しての発言ではないと思います。 >この発言に対して皆さんどう思いますか。 おそらくembepさんは 「先輩監督は尊敬すべきで、敬意を払うべきだ。 それなのに先輩の作品を『老人の妄想だ』と評している。 これは失礼な行為だからいけないことだ。」と感じたのだと思います。 たしかに、自分以外のだれかに対して 「老人」だとか「妄想」だとか言うのは、 日常生活、社会生活では礼儀知らずな行為だと思います。 (私もいきなりこんなことを言われたらショックです) ただ、宮崎駿さんと押井守さんは、 監督としてはもちろん、個人的なつきあいがかなりある間柄です。 しかもその付き合いは、互いの作品の良い点はもちろん、 気に入らない点を徹底的に指摘して、議論するような仲です。 なぜこういう関係なのかと言えば、2人は互いにその実力を認め合っており、 そしてまた、こういう議論が大好きな方たちだからです。 ですから、当の宮崎監督にしてみれば、 押井監督から自分の作品を「老人の妄想」と評されるのは、 「あいかわらず率直だな」とは思っても、 特別「失礼な行為だ!」だと腹を立ててはいないのではないでしょうか? つまり、こういうことです。 押井監督は宮崎監督を、監督として尊敬している。 しかし、彼らのコミュニケーションは、 一般の尊敬しあう間柄のそれとは異なり、 辛らつに、正直に、まっすぐに、自分の気持ちを伝え合うもの。 embepさんは宮崎監督のファンであるとお見受けします。 そして押井監督が嫌いのようですね(笑) 私個人は押井監督のファンでして、著書も何冊か読んでます。 その中で押井監督は、宮崎監督の『カリオストロ城』を、 「巧みに設計された美術設定がアニメにおいていかに威力を発揮するか、 そのすさまじい実力をまざまざと見せつけられた」(『イノセンス創作ノート』より) と評して、ベタ褒め&脱帽(笑)しております。 つまり、メッチャ尊敬してるんですよね(笑) そんでもって宮崎監督も若き日の押井監督を「天才少年」と評しました。 だから、まぁ「ツンデレ」的な側面があるんですよ。 長くなりましたが、私の回答は以上です。 この回答でembepさんの押井監督に対する見方がちょっと変わったら、うれしいです。
その他の回答 (11)
あの発言は私も聞きましたが、 前後はちゃんと聞いていなかったので、 発言の真意はわかりかねます。 そこだけ捉えて失礼と言えば失礼。 まあ、押井守自体ちょっと変人の気があるので いいんじゃない。という気はしますが。
お礼
回答ありがとうございます。 この発言は急になんです。前後などはなかったはずです。 ありがとうございました。
- 1
- 2
お礼
回答ありがとうございます。 正直に言って、見方が変わりました。 しかしそれは押井監督の見方ではなく、この問題に対してですが。 宮崎監督と押井監督がそのような仲にあると言うのは知りませんでした。 私の勉強不足でした。 すいません。 いつもは映画で個人の好き嫌いは自由だと言っているのですが、今回はかなり感情的になりすぎました。 押井監督があまり好きではないという勝手な考えから、このような質問をしてしまった。 少し反省しています。 まぁ、質問をしたからこれにも気付けたのですが。 ありがとうございました。