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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:どうして中心駅同士の営業キロで計算するのか?)
なぜ中心駅同士の営業キロで計算するのか?
このQ&Aのポイント
- 特定都区市内制度においては、異なる特定都区市内間の運賃について、中心駅同士が既に200km超の場合は、必ず中心駅同士の営業キロで計算されます。
- 旅客営業規則第86条によると、発駅から見た運賃計算の場合、東京駅から中心駅を経由して目的地の営業キロを計算し、着駅から見た場合は目的地の営業キロから大阪駅までの営業キロを計算します。
- ただし、実際の運賃ではこの規則に従わず、東京・大阪間の営業キロを基準にした運賃が適用されています。具体的な理由については明確に規定されていないため、質問者の解釈と異なる可能性もあります。
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こんばんは。 発駅を葛西臨海公園、着駅を杉本町とし、運賃計算上の起点を東京、終点を大阪とします。 発駅から見た運賃計算では、発駅が葛西臨海公園の場合は、着駅(杉本町)が中心駅(東京)から200kmを超えているので起点を東京とする、となりますが、ここで新しく定義されるのは起点=東京ということだけで、条件である発駅・着駅・中心駅はもともと与えられているものです。 同様に、着駅から見た運賃計算では、新しく定義されるのは終点=大阪ということだけで、条件である発駅(葛西臨海公園)・着駅(杉本町)・中心駅(大阪)はもともと与えられているものです。 仮に、起点(東京)を決めるのに終点(大阪)が使われるのであれば循環参照のような気もしますが、上記のようにそれぞれ独立していますので循環参照には当たらないと思います。 この規則では、「特定都区市内にある駅」から「その特定都区市内の中心駅から200kmを超える鉄道区間内にある駅」までの運賃を計算する場合には、「特定都区市内にある駅」を「その特定都区市内の中心駅」と読み替えるということを定めているだけで、反対側の「その特定都区市内の中心駅から200kmを超える鉄道区間内にある駅」については定めていません。ご質問のように、発駅も着駅もそれぞれ特定都区市内にある場合については、この規則で発駅に対する運賃計算上の起点と着駅に対する運賃計算上の終点を「別々に」適用した結果、中心駅同士の運賃計算になる、ということだと思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。なるほど。運賃計算の手順として、(1)まずは、運賃計算に用いる起点駅と終点駅を確定、(2)次に、運賃計算に用いる営業キロを確定、(3)最後に、その営業キロに基づき、各種特例なども加味して運賃を計算、というステップがあり、旅規第86条は、そのうちの(1)についての特例にすぎない、という解釈ですね。私は、条文の最後が「計算する」とあったので、発駅と着駅の双方から見て、それぞれ一気に(3)の運賃計算までしてしまったから、齟齬を来したわけですね。仮に「片道普通旅客運賃の計算に用いる営業キロ(又は運賃計算キロ)の起点(又は終点)は、当該中心駅とみなす」とあれば、誤解はなかったかもしれません。大変明快なご回答で、正しく理解することができました。ありがとうございました。