中国・韓国・そして北朝鮮への旅

質問

自分は祖父が旧陸軍の大尉(志願兵の為)の影響もあり、元来保守的(悪く言えば右派的)な考えの人間でした。しかし、中立的な立場で物事を
見たり、判断しないとそこに必ず偏見や差別の意識が生じるため日本から見た世界ではなく、世界から見た日本を知ろうと思いました。そこで
当分先にはなると思いますが、中国・韓国・北朝鮮の３カ国へ旅行をしてみたいと考えました。
そこで皆様に質問なんですが
(1)中国へは歴史的史跡(主に三国志に縁が深い地)を訪れてみたいのですが、それとは別に抗日記念館にも行ってみたいです。ただ、抗日記念館を日本人が訪れたら中国の人から袋叩き遭うと噂で聞いたのですが、行ってもいいのでしょうか？
(2)北朝鮮へ行った際には、監視の様な方は付くのでしょうか？また
あちらでの金正日さんへの呼び方はどう呼べばいいのでしょうか(総書記？、国防委員長？、それとも将軍様？)
(3)３カ国共全て観光目的なのですが、各国でのマナー・エチケット・
タブー的な事柄、またオススメの観光地・お土産を教えて下さい。

過去旅行に行かれた事のある方、アジアの歴史にお詳しい方がおられれば、是非お教え下さい。よろしくお願いします。

回答No.5

masatoras · ベストアンサー

(1)三国志関連の史跡なら成都周辺や蘇州などが外せないでしょうが
抗日関連の施設も、成都なら重慶が、蘇州なら南京が近くにあります。
袋叩きにあうことはまずないでしょうが、そういうことを色々言ってくる人は確かにいます。
どちらかと言えばその地域に古くから住んでいる人より、
展示内容にインスパイアされて、愛国心が昂揚している中国人観光客の方がやっかいです。
何もなくても視線が痛いです。
が、隠れてこそこそするくらいなら、そんな所は見に行かない方がましです。
傲慢であってはいけませんが、卑屈になってもいけない。
日本人として堂々と見学してください。中立的な見方をしたいのであれば特に。

(2)日本人が北朝鮮を自由に旅行することはできません。（朝鮮籍の人であれば別ですが）
基本的には北朝鮮の旅行社が主催、または提携する旅行会社のツアーに参加しないと、
平壌等へは行けないようになっています。当然北側の用意するガイドが同行することになるようです。

金正日に対する敬称ですが、外国人の立場から呼ぶ分には「（国家）首席」じゃないでしょうか。
「総書記」は朝鮮労働党の立場で用いる敬称。
「国防委員長」は北朝鮮の軍関係者、「将軍様」は強いて言えば北朝鮮国民の用いる俗称（？）
金正日どうこう以前に、こういったことは、あなたの取るべき立場から見た敬称を用いるべきです。
へんな敬称をつけるぐらいなら、“さん”づけで呼んだ方がまだマシな気がします。

(3)3か国ともマナーも違えばタブーも違いますので、基本的なことはガイドブックなどを見て勉強してください。
少なくとも中国と韓国に限って言えば、外国人だということがわかればたいていは大目に見てくれますが
それでも常識として、世界基準の考え方で礼節を欠くような行為はしないように気をつけましょう。
この点日本だと、儀礼的なことよりも個人の思想信条を尊ぶような風潮が一部にあるようですが
（国旗掲揚・国歌斉唱時に脱帽起立をしないよう促す人がいるとか）
外国に行くなら、個人の信条は二の次にして、まずは世界基準でのマナーを大事にすべきだと思います。

お勧めの観光地やお土産はここでは書ききれません。
特に中国は広いので、もう少し具体的な条件等がないと答えるのは難しいです。悪しからず。

お礼

こんばんは、回答ありがとうおざいます。

旅行に行った時は、節度ある言動に徹したいと
思います。
詳細且つ丁寧なご意見、感謝です

お礼が遅れて、申し訳ありませんでした。
ありがとうございました。

回答No.4

yake2001

北京在住です。
北朝鮮については「渡航自粛要請」が出ていますが、これは国は渡航禁止命令のような拘束力のある措置ができないためです。興味本位で渡航していい場所ではないでしょう。
中国では、文化大革命の影響もあり、歴史的史跡が旧来の状態で保存されていない例も数多くあります。表面的には、対日感情は少し控えめになってきていますが、それでもなお根強い反感を持っている人も多いと思います。ただし、全員が反日なわけでなく、日本人に対して友好的に振舞う人ももちろん多いです。
失礼ながら、質問者は基本的な理解がまだ不足されているように思います。まずは、各国の歴史と現在の政治や外交の状況について、書籍などでよく情報を集めて理解を深めてから訪問されるといいと思いますよ。

お礼

こんばんは、回答ありがとうございます。

過去の被害を受けた側の傷は、相当根深いですね。
加害を加えた側は、歴史の事柄に対してより真剣に勉強
しないといけませんね。
私自身、太平洋戦争は「侵略戦争」であり「自衛戦争」で
あったと認識しています。
しかしながら、yake2001様の仰る通り私自身、歴史認識がまだまだ
未熟だと思いました。
旅行に行くまでには、更に知識を深めておきたいと
思います。

ありがとうございました。

回答No.3

happi1

１）北朝鮮は日本人に対して「渡航自粛要請」が日本国政府から出ています。　　
現地点でこの国民に対する要請は強制力はありませんが有効です。
それでも行かれますか？
今は韓国とも一発触発状態なので渡航はお止めになったほうが無難では？
なにかあっても誰も助けてくれませんよ。
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=035

中国から北朝鮮行きツアーはあります。
ちなみに中国では北朝鮮とは言いません、朝鮮と呼称します。

２）中国の抗日記念館は北京、南京、瀋陽、ハルビンなど各地にあります。
　　もちろん日本人も入れますが日本人が見て気分のよいものではありません。
　　私は旅行先にあれば必ず見ています。
　　愛国基地となって中国の小中学生も大勢見学に来ています。
　　「ほら日本人は中国人にこんな悪いことをしたんだよ」
　　と説明していますから
　　まあ目立たないようにそっと見学するのが無難です。

３）軍歌を歌わない、
　　日本国旗を身に着けない
　　庶民は個人的には皆良い人ばかりですが
　　中には日本人と判るとつっかかって来る人はいます。

４）三国志の歴史的な有名地は基本的に後世の作です。
　　あまり根拠はないです。
　　（こう書くと三国志フアンの人は怒りますが（笑））

お礼

こんばんは、回答ありがとうございます。

(1)やめといた方がいいんじゃないと言われたら、自分の持つビビりモードが必ず発動するので自重します(笑)。
日朝間の諸問題が片付かなければ無理ですね^^；。
(2)抗日記念館の場所は、南京は知っていたのですが他に
３箇所もあったんですね。まず北京のやつから、見てみたいと思います。目立たずひっそりと行動します^^；。
(3)日章旗(日の丸）は持っていますが、普段から身に着けません(笑)。
(4)諸葛亮の墓(武侯詞）や白帝城には行ってみたいと思っていたのですが、後で作られたものなんですね。ちと、ガックリですTT。

貴重な情報を教えて下さり、ありがとうございました。

回答No.2

mable2006

(1)下記のリンクをごらんになったら、驚かれるかもしれません。
http://news.livedoor.com/article/detail/3780650/
(2)宮塚利夫山梨学院大教授が1990年代初めに上梓された「北朝鮮観光」によりますと、ガイドとして監視員が必ず付きます。そして、この国に限って個人行動は一切許されません。
もっとも、拉致問題に関する経済制裁が解除されるまでは北朝鮮に行くこともできませんが。
(3)「馬鹿」を人前で言ってはいけない。これは最低限のタブーです。

お礼

こんばんは、回答ありがとうございます。

最近北朝鮮の情報が少なくなっている気がするので
最新の情報が欲しい所です。
確かに、mable2006様が言われる通り拉致問題が解決
されない限り、北朝鮮への旅行は無理ですね。
只でさえ今、アメリカとテロ支援国家解除で揉めている
最中ですしね。次回の６カ国協議で何らかの展開が
生まれて拉致問題解決へ事態が好転してくれればいいのですが。

ありがとうございました。

回答No.1

jcsst

＞(2)北朝鮮へ行った際には、監視の様な方は付くのでしょうか？

何年か前に友人に聞いたのですが、一般人が北朝鮮に行くと帰国した後に公安が張り付くらしいです。
国交のないそれも共産圏に行くわけですから、まんざらうそでもないと思います。

お礼

こんばんは、回答ありがとうございます。

やっぱりですか＾＾；。行っても帰っても付くんですね。
公安の方のイメージって、「踊る大捜査線」の時に出ていた
時の印象が強いです。
まだ旅行は当分先の事(特に北朝鮮)なので充分吟味・勉強して
行こうと思います。

ありがとうございました。