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美術の道具のパステル

美術で使うパステルはチョークと呼ぶのとパステルと呼ぶのはどちらが一般的ですか? よろしくお願いいたします。

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回答No.1

本来この質問に応えるには相当な知識がないと難しいのですが、とりあえず私のつたない知識の範囲でお応えします。 画材の呼び方を含む美術用語は国や地域、時代によっても変わることがあるので「いや、そうじゃない」と言う意見が出る事が多い分野です。 反論する方は、そこら辺を踏まえて是非 具体的にお願いします。 ------------------------------------ まず、パステル=チョークではありません。 強いて言うならチョークの一種がパステルと言う事になります。 美術的にはチョークとイコールなのはクレヨンです。チョークは英語でクレヨンはフランス語になります。 意外と思われるかもしれませんが、そもそもクレヨンの語源がフランス語で白亜をあらわすcraieと小片(塊)をあらわす-onが合わさったものだということなので、そう考えれば納得もいきやすいと思います。 元来チョークは白亜を砕いたもの、描き易い様に削ったものをさしたようです。ただ他にも木炭やサンギンなど天然のものの破片、もしくは削ってそのまま使った物もありました。後に一度 粉にしてからメディウムで練り固めたものも登場します。現在、学校などで使う一般的なイメージのチョークやクレヨンはこれに近い印象ですね。 要するに美術的にはチョーク(英語)は天然の素材を単に砕いたり、書き易い形に削ったもの、もしくは天然の素材を一度粉砕した後、何らかのメディウムで練り固めたものの総称、と言うことになると思います。 そしてパステルは顔料を水性メデュームで練り固めたものですからチョークの一種ということになると考えます。 ----------------------------------------- ただ、質問者さんが「誰」に対して、パステルやチョークの呼称の話をするかが問題だと思います。 普通チョークと言えば黒板とセットで使うものと思われていますし、クレヨンといえば園児や小学生が使う色々な色がある棒状の画材、というイメージが強いですよね。 また、実際の商品は工業規格の差で「クレヨン(一般的なイメージのクレヨン)」だったり「パス」(本来の意味のパステルではありません。強いて言えば油性パステル)だったりすることもあります。 最初に申し上げたように、美術用語は国や時代、業界で呼び方が変化する上に、その人が一般的な人か美術に造詣が深い人かで受け取り方が違う場合があります。そもそも造詣の深いもの同士でさえ それゆえに言い争いになる場合もある話しなので、、、。 下手をすると「なんで、クレヨンとチョークが同じなんだ」とか「パステルがクレヨンの一種だなんてバカじゃないのか?」などと争いになる場合も十分考えられますのでご注意下さい。 ------------------------------- まあ、無難なのは箱や商品札にパステルと書いてあるものはパステルと呼び、チョークという言い方はしない方が良いのではないでしょうか。 少なくとも現在の日本では「チョーク」の名称で一般的に売られているものは黒板とセットで使うチョークなわけですから 本来はコンテなどもチョークということになりますが、それを言い出すと限りなく誤解を生み出すことになると思うので、、、 では、以上ご参考に。

tamamaab
質問者

お礼

大変詳しいご回答どうもありがとうございました。

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