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何故、佐竹は30代になってから失速したのに、アーツとホーストは30歳を超えても活躍できるのですか?
質問はタイトルのとおりです。 私はK1を観るようになってから10年経つのですが、 佐竹は30代を迎えてから外国人選手に敗北を重ねて、 とうとう34歳でK1を辞めてしまいましたね。 しかし、アーツや、佐竹と同世代のホーストの場合は 30才を超えてからも、GPを準優勝したり、優勝できたりと 両者共に活躍できてますね。 何故、佐竹は30代を迎えてから失速してしまい、 アーツとホーストの場合は30才を過ぎても活躍できるのでしょうか? 皆様からのご回答をお待ちしております。
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全日本チャンピオンのある柔道選手(たしか小川直也?)が山下泰裕氏と寝技の稽古をやって、山下氏に子ども扱いをされてしまい、 「山下先生、なんで引退したんですか?」 って尋ねたというエピソードを聞いたことがあります。 私は個人的にはボクシングのようなかなりの持久力や、体重等の節制が必要となる競技なら格別、3分5分の試合で勝負がきまるような競技の場合には、40代くらいまでなら充分トップレベルの力を維持出来るものだと思います。 ボクシングでも引退したチャンピオンなどは、こと1ラウンドや2ラウンドなら現役トップ選手も勝てないような人は結構居るそうです。 考えてみると、昨日まで世界一であった人間が、突然世界で下位ランクの選手になってしまうわけもありません。 ではなぜ多くのトップ選手が30歳程度、中には20代後半程度で引退をしてしまうのか。 それは、まずトップを維持するには日頃からの厳しい修練が必要だが、「トップ・レベルの一人」で居るくらいなら出来ても、「ただ一人の本当のトップ」には居るのがきつくなるってことが考えられます。 しかしもうひとつ何よりも大きな理由は、「気力(モチベーション)の維持」が出来なくなるということなのではないでしょうか。 その証拠の一つとして、多くの格闘家が引退後に他の競技を始めるという事実があります。 体力の限界で柔道を引退したはずなのに、その後プライドの世界で活躍するなんてのは、明らかに体力だけの問題ではないはずです。 思うに柔道や野球のような層の厚い、レベルの高い競技のトップ選手というのは往々にして少年時代からその世界で厳しい修練を積んできている選手がほとんどです。 相撲などは10代から、まさに生活のほとんどを相撲の世界にどっぷり浸って生き続けているわけです。 そのような生活を20年30年続けていることで「このへんでもういいや」という気持ちになってしまうのはごく当たり前のことなのかもしれません。 その意味で、アスリートが引退を考えるのはまず何よりの原因は、モチベーション(気持ち)が原因であると思います。 いったん引退を決めた選手が、「再び北京を目指してメダル獲得」なんて事例がたくさんあることも、その証拠の一つだと思います。 佐竹の場合にも、やはりこの部分が大きいと思います。 当時正道会館は、いちフルコン道場から、K-1という興行をきっかけに一大格闘技産業として大変革を遂げていました。 その中で、佐竹は自分が育った正道会館から離れ、プロ格闘家の道を歩み始めていました。 その独立には経済面などいくつかのゴタゴタもあったと噂されています。 そのような状況で、佐竹が「もういいや」って気持ちになったというのは充分推測可能だと思います。
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- motley
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ファイティングスタイルから来るダメージの蓄積ではないでしょうか。 空手出身でガードが甘く、かつ唯一の日本人選手として全面に立ち外国人選手と正面から玉砕覚悟で撃ち合うスタイルだったので脳にダメージが蓄積され、ドランカーの症状さえ出ていたと言われています。 それと、石井館長との確執があり、モーティベーションも下がってしまったのでしょう。
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そうですか、ありがとうございます。 しかし、アーツも若い頃は顔面のガードが甘くて、 打ち合いをするスタイルだったのに、今でも 活躍できてます。二人の違いを知りたいものです。
- umemomi
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日頃からの鍛錬と摂生が足りなかったという事でしょう。 最後の方は全身たるんでましたよね。
お礼
そうですか。ご回答ありがとうございます。 私が30代を迎えてからの佐竹の戦いぶりを見て 思ったのは、彼はホーストやアーツと比較すると パンチの命中率が悪いなと思ったのですが、 ボクシングテクニックにも問題があったのでしょうか?
お礼
難しい問題なのですね・・・ご回答ありがとうございました