演奏者の立場にもよると思いますが、基本的に楽譜が読めないギタリストは少なくないと思います。 ですので、楽譜が読めないからギターを弾いてはいけないということにはならないですよ。
楽譜を読む能力(音符の意味を理解できることも含まれます)と、音楽理論の知識は、音楽活動をする上では強みになりますが、それがなくては演奏してはいけないとか、演奏できないということではないです。 趣味でやる場合には、ジャンルにもよるかもしれませんが、それらを必要としないケースはあると思います。
なお、楽譜が読めればその分、曲のコピーやアレンジなどをする上で手間が少なくなりますし(音源を聴かなくても曲を把握できるので)、音楽理論を知っていればアレンジやアドリブの幅が広がり、即興で演奏するときにも自信を持って演奏できる部分が多くなると思います。
ちなみに、スタジオミュージシャンなどの場合は、どちらの知識もほぼ必須といっていいと思います。 楽譜の読めないスタジオミュージシャンは使い物にならないでしょうし、音楽理論に疎くてアレンジ・アドリブの引き出しの少ないスタジオミュージシャンも先は長くないでしょう。
演奏の上手い下手は、音楽理論などの知識の有無によって判断の基準が変わる物ではないと思います。 音楽理論を知っている人でも、そうでない人でも、心地よくない演奏は下手と判断するでしょうし、心地よい演奏は上手いと思うでしょう。