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ネットワーク接続について
文章では伝わりづらいかもしれませんが、下のようなネットワークを組んだとき、各機器間の通信はどのようになるのか教えていただけませんでしょうか? ルータ(有線10/100BASE-Tハブ付)からハブ(10/100/1000BASE-T対応)にLANケーブルを繋ぎ、そのハブにPC1(10/100/1000BASE-Tイーサネットポート付)・PC2(10/100/1000BASE-Tイーサネットポート付)・PC3(10/100BASE-Tイーサネットポート付)の3台をそれぞれLANケーブルで繋ぎます。 この場合、各PCからルータへの通信速度は10/100BASE-Tに準じ、PC1とPC2間は1000BASE-Tで通信することが出来るのでしょうか?それとも、ネットワーク全体が、接続されている機器の一番遅い通信速度(10/100BASE-T)でしか通信できないのでしょうか?
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前者となります。 一般的に、ネットワーク(Ethernet)での接続・通信には次の機能があります。 ・接続する機器が、お互いにサポートする最大速度でリンクする。 (tatikaeriさんの回答にあるAuto Negotiationという機能) ・受け取る側が取り切れないほどのデータが遅れられてきたとき、 いったん送信を停止してもらうような合図を送る。 (フローコントロールといわれます) 通常はAutoNegotiationにより、HUB、PC、Routerはそれぞれ接続したときに最大速度でリンクします。 このため、PC1とHUB、PC2とHUBは1000BASE-Tで、PC2とHUB、HUBとRouterは100BASE-TXでリンクします。 通信時のイメージは下記の通りです PC1~PC2で通信を行う場合、それぞれ1000BASE-Tなので(PCの性能によりますが)1000BASE-Tを生かした通信が出来ます。 しかしPC1→~PC3やPC1→Routerで通信を行う場合、PC3やRouterが100BASE-TXのためPC1から1000Mbpsの速度でデータを送られてもHUBからの送信が追いつかなくなります。 HUBにはバッファメモリがあり、送信が追いつかなかったデータはバッファに保存され、帯域があいてから送信されます。 ただしこの場合10倍の速度差があるため、すぐにバッファがいっぱいになるためHUBはもうデータを受け取れなくなります。 この時にフローコントロールが働き、PC1にバッファが空くまで送信を止めるよう合図を送ります。 そしてバッファが空くと再び停止を解除し、PC1からの送信が再開します。 このため、PC1→HUB間は1000BASE-Tでリンクしていても、その先のHUB→PC2間が100BASE-TXのため、100Mbps相当の速度しか出ません。 とはいえ、PC1のリンク速度は常に1000BSA-Tです。 PC1~PC3間の通信が最大でも100Mbpsしか出ないだけであり、PC1~HUB間は残りの900Mbpsをフルに使える状態です。 なお、逆にPC3からPC1へデータを送信する場合は、PC3からHUBに100Mbpsでデータを送信してもHUBからPC1へは1000Mbpsの帯域があるためバッファにたまるまでもなく、どんどん100MbpsでPC1に送信する事が出来ます。
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- wolf03
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おそらくはスイッチングハブでしょうから、あなたの想定のうち前者の結果になります。
今売られてるギガビットEtherのHUBはオートネゴシエーションになってるので、 各PCからルータへの通信速度は10/100BASE-Tに、 PC1とPC2間は1000BASE-Tで通信となります、 ルータとは100BASE-TXで通信しながらギガビットEtherの機器とはギガビットで同時に通信可能です。