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たんす預金について

YAHOOのニュースでこんなのがありました。 http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080822/fnc0808222244010-n1.htm ↓記事 日銀は22日、現金を自宅に保管する「たんす預金」が30兆円程度に上るとの試算を発表した。銀行券の発行残高全体の約4割を占める。低金利が続き、米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴う金融市場の混乱も沈静化しない中で、生活の先行きに不安を抱える高齢者を中心に、現金を手元に置く傾向が強まっているとみられる。  試算は世の中に出回る千円札と一万円札の枚数の伸びの違いから算出した。  約15年前の紙幣の流通枚数は千円札が25億枚、一万円札が30億枚程度だったが、その後一万円札だけが右肩上がりに増加。平成20年6月末では、千円札35億5000万枚に対し、一万円札は倍の70億枚となった。日銀は「一万円札を用いた決済だけが急増したとは考えづらく、増加分は貯蓄目的で保有されている可能性が高い」とみている。  たんす預金は7年に5兆円程度だったが、約10年前の金融システム危機で次第に増加。14年にペイオフ(破綻金融機関の預金払戻保証額を元本1000万円と利息に限る措置)が部分解禁されたのを機に20兆円台後半に乗り、その後も高止まりが続いている。 どうして一万円の流通枚数が増えると、たんす預金が増えていると考えられるのでしょうか? できればわかりやすく、何か例のよおうなものを挙げて教えていただけませんか?

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  • o24hi
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回答No.1

 こんにちは。 ・「流通枚数=日銀が発行した枚数」ですから,1万円札の発行枚数が増えたということなのですが,「1万円札でのたんす預金」が増えると市中に出回る1万円札が減るわけです。  市中に出回る1万円札が減りますと,新しく1万円札を発行して不足分を補う必要があります。  その結果,「日銀が発行した枚数」が増えることになります。 ・つまり,    「市中に出回る1万円札」=「流通枚数(日銀が発行した枚数)」-「1万円札でのたんす預金」 となりますから,「市中に出回る1万円札」を一定にしようと思えば,「1万円札でのたんす預金」の増加に見合う「流通枚数(日銀が発行した枚数)」が必要なわけです。

noname#92615
質問者

お礼

分かりやすい説明ありがとうございます。「流通枚数=日銀が発行した枚数」ということは知りませんでした。日銀は「市中に出回る1万円札」を一定にするために、たんす預金で減った1万円札を補うために流通枚数を普茶していたのですね。 もしo24hiさん、まだこの投稿を見られていたら下の文の説明もしてただけませんか? 『日銀は「一万円札を用いた決済だけが急増したとは考えづらく、増加分は貯蓄目的で保有されている可能性が高い」とみている。』 今回の展開で「一万円札を用いた決済だけが急増したとは考えづらく」とありますが、ということは1万円札を用いた決済だけでも流通枚数が増える可能性があるということですよね? 1万円札を用いた決済だけをすると市中に出回るお金は±0だとおもうのですが…上記の『』はどういう意味の文章なのでしょうか?

その他の回答 (3)

回答No.4

『日銀は「一万円札を用いた決済だけが急増したとは考えづらく、増加分は貯蓄目的で保有されている可能性が高い」とみている。』 日銀が発行した券のうち、どれだけが「実際に動いているお金」でどれだけが「眠っている(=タンス)お金」かは正確には分からないハズです。 例えば20万円の支払いをする時に、千円札や五千円札で払う人はいないでしょうから、日銀から出て行った券のうち、万券の枚数だけがうなぎ上り=眠っているお金が増えた、という推測なのでしょう。 ちなみにタンス預金のメリットとは、 ・何度おろしても手数料不要(銀行は夜間や休日は手数料が掛かり原価割れします) ・深夜におろせる ・おろす限度額がない 等でしょう。 ペイオフがあるとは言っても、実際に銀行がそうなると銀行が整理されるまでの日数はお金が引き出せません。1・2日なら良いですが、数週間とかだと困りますよね?

noname#92615
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに手数料や限度額は少しひっかかる所ですね。でもこれは普通に生活していく間は問題にならないとも思えます。 銀行の整理の問題は、本当に引き出せないときは困ります。 たんす預金メインの方は”いざ”というときの意識が強い人なのでしょうか?(大切なことですよね) 確かにそう考えると、多少のたんす預金はあった方がいいと思えます。

  • o24hi
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回答No.3

>『日銀は「一万円札を用いた決済だけが急増したとは考えづらく、増加分は貯蓄目的で保有されている可能性が高い」とみている。』 今回の展開で「一万円札を用いた決済だけが急増したとは考えづらく」とありますが、ということは1万円札を用いた決済だけでも流通枚数が増える可能性があるということですよね? 1万円札を用いた決済だけをすると市中に出回るお金は±0だとおもうのですが…上記の『』はどういう意味の文章なのでしょうか? ・ごく簡略化しますと,毎日100万円の決裁であったものが,毎日200万円に急増しますと,とりあえず100万円発行しないと,その日の決裁ができないことになります。 ・また,毎日100万円の決裁で1万円を使ったものが50万円,千円を使ったものが50万円であったものが,1万円を使ったものが80万円,千円を使ったものが20万円になりますと,30万円分の1万円を発行しないと,その日の決裁ができないことになります。  その組み合わせということです。

noname#92615
質問者

お礼

ありがとうございます。 つまり、決済額が増え、その内訳の多くを一万円札で払う。そのためには日銀が発行する一万円札がより多く必要になる。結果的に流通枚数が増える。 ということで合っていますでしょうか? 確かに、流通枚数が増えます。しかし、決済を受け取った側には一万円札が流れるわけですから、「一万円札を用いた決済だけが急増した」場合の流通枚数の増加は一時的なもの、今回の記事ではそれ+たんす預金が増えた、という可能性を記事にしたものということですよね? 理解力が乏しくて申し訳ありません。

回答No.2

実は私も不思議に思っていました。この手については素人です。 素人なりに考えてみました。 日銀は、当然の事ですが発行券数は知っています。 さらに、各銀行からの貸預金額も知っていますから「タンスじゃない預金」額も分かる事になります。 結果として、「現在世に出回っている総額」が分かります。 この「世に出回っている総額」には「実質的に生きてる」お金と、「そうでないお金」の2つがあると思うのですが、何らかの指標(物価等)でこの2つの比を推測するすべがあるのでしょう。 もちろん「そうでないお金」=タンス預金の額という事になりますね。

noname#92615
質問者

お礼

なるほど、そうかもしれません。 確かに「実質的に生きてる」お金さえ分かれば、残りはたんす預金の可能性もありますね。 しかし、たんす預金のメリットはあるのでしょうかね?ペイオフの解禁によって1000万円は保証されるのですから、複数の銀行に預ければ大丈夫だと考えてしまいます。

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