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「戦場のピアニスト」で

最近、「戦場のピアニスト」のDVDを借りました。 そこで、うちの母が「エンディングがテレビ版と違う」と言っていました。 DVDの最後は主人公シュピルマンの友人が、ドイツ捕虜の横を通り過ぎ、ドイツ将校ホーゼンフェルトと話すシーンがあります。 母によると、その後シュピルマンとその友人がドイツ捕虜のところに行き、ホーゼンフェルトが「私がお前を助けたではないか」というようなことを言った後、シュピルマンの前でソ連人に撃ち殺されるらしいです。 そんなシーンは本当にあるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • ucok
  • ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答No.2

私も初公開時に日本の劇場で観たのですが、#1さんと同意見です。 詳しく言うと、あくまでも記憶によるものですが、ユダヤ人収容所から解放されたばかりと思しき男が、ドイツ兵捕虜の集団の横を通り過ぎながら捕虜を罵倒し、確か、シュピルマンの名を、ふと口にする。すると、捕虜の中にいたホーゼンフェルトが彼を慌てて呼び止め、「シュピルマンの知り合いか? 私はシュピルマンを助けたことがある。私がここにいることを、シュピルマンに伝えたくれ」といった内容のことを、必死な様相で言う。男は罵倒をやめるが、煮え切らない様子で立ち去る。 場面変わって、スタジオでピアノを演奏する、平和な時代のシュピルマンのもとへ、会うのは戦時以来とおぼしき友人が訪ねてくる。その友人にシュピルマンが語ったところによると、シュピルマンは将校を探したが見つからなかったらしい。いずれにせよ、ひげづらのシュピルマンが解放されて以降、誰かが撃ち殺される場面はなかったと思います。 ちなみに、史実では、戦後、シュピルマンは将校を実際に探したが、連絡が取れた時には、すでに将校は収容所で亡くなっていて、それをシュピルマンは悔いていたそうです。将校が男に必死の様相で訴えたのが史実かどうかは不明とされているようです。 終戦間際、戦後の自らの行く末を案じたナチスの将校たちは、めぼしいユダヤ人に恩を売って歩いたと言われています。将校が収容所で必死に訴えるシーンは、ユダヤ人観客への配慮として、将校を完全な善人だと言い切らないようにする工夫だったのではないかと解釈しています。ただ、シュピルマンの目の前で命乞いをして銃殺されたとすると、かなり違う趣旨のお話になってしまうので、そういうシーンがあったとは考えにくいのですが。

pongeman
質問者

お礼

ありがとうございました。おかげさまで母にも納得していただけました。知らない話などあり、勉強になりました。

その他の回答 (2)

  • minarai
  • ベストアンサー率30% (167/540)
回答No.3

劇場で鑑賞しました。 先の回答者さんと同じで、主人公とドイツ人捕虜が出会うことはありません。友人が解放されるときにドイツ人捕虜と金網越しに話をするシーンはあります。

pongeman
質問者

お礼

ありがとうございました。おかげさまで母にも納得していただけました。

  • jj5
  • ベストアンサー率45% (22/48)
回答No.1

私は映画館で観ただけなのですが、参考までに呼んでいただければと思います。 曖昧な記憶によると、撃ち殺されてしまうようなシーンは無かったと思います。 映画のラストに字幕(?)でドイツ人将校のその後…が解説され、ソ連の収容所か強制労働所かで死亡というような話だったような。 漠然としていてすみません。

pongeman
質問者

お礼

ありがとうございました。おかげさまで母にも納得していただけました。

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