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押井学監督作品っておもしろい?
パトレイバー、ゴーストインザシェルとイノセンスを見ました。 でも、三作品も見たのにあんまり自分には合わなく、 これらは先入観だけで満足させているだけな気がするんですが・・・ という偏見ができてしまったのですが、 勿論価値観が人にとっては違うのはわかりますが・・・ 面白いと感じる人はどこがいいのでしょうか?
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ゴーストインザシェルとイノセンスは見ました。他のアニメと違って萌え要素がなく、難しい話をアニメ化しているところが面白いです。
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- kyo-mogu
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パトレイバーからはまった人間です。 以前よみうりテレビでアニメ大好きという番組で特集を組んでいました。その時感じた事は実験を行っている感じですね。 登場人物を極力少なくする。台詞も少なくする。そういった作品が好きなようです。また細部にこだわる方でもありますね。 ある意味職人芸的な作品です。またパトレイバーのテレビシリーズやOVAはシリアスな所、とにかく笑いだけなどいろいろと楽しめた作品でした。パトレイバーの設定に押井監督が修正を加えて面白くなっていますので。 まぁ、はまればはまるといった感じです。
- AmatsuMina
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押井守、ですよね。 犬(魚、鳥)、聖書、廃墟都市、演劇、不条理などがキーワードで、それらお決まりの約束事が面白いと思える人と思えない人との違いでしょう。 パトレイバーOVAアーリーデイズは日本で初めて1本5000円を切る価格で「動かないけれど興味惹かれるストーリー」がいいです。 それに続くパトレイバー劇場版1作目は「興味惹かれるストーリーに加えてよく動く」という、OVA購入ファンへむけての恩返しを兼ねたお祭りです。その意味では劇場版2作目を考えると「うる星やつらオンリーユー」的な存在感でしょう。(アニメファンとしてはポシャったルパン三世の企画の意匠返しがポイントです。) パトレイバー劇場版2作目は劇場版1作を押井色に作り直したとも言えるので、ポイント的には同じなのですが、東京破壊(帝都内での戦争)が興味深いです。パトレイバーだけでなく他の作品にも見られるのですが、都市が全滅寸前まで追い込まれる設定が田舎から上京してきた人たちの琴線に触れるのだと思います。東京にあこがれているけど、ときどき壊したくなる日常、そこに共感を覚えるのでは? 攻殻機動隊は「うる星やつら2ビューティフルドリーマー」同様、原作解体による再構築が醍醐味です。設定上の世界観が一緒で原作ファンが想定範囲外のビジュアルを構築しています。攻殻の場合は、川井憲次氏による音楽でのサポート面も非常に大きいポイントです。「バットマン」「ブレードランナー」などのように、これまで見たことがない街そのものを作りあげた点が映画人に評価されるのでしょう。 イノセンスは難しいですね。特に「自分はどこからきてどこへ行くのか」「自分は本当にここに実在しているのか、ここは本当に存在しているのか」と考えたことがない、そんなことには興味のない人には全然訴求効果がないですから。これはほとんどの押井作品が内包しているのですが、本作品においては非常に強く表に出ていますから、「この世界は存在しているし、実際に自分はここにいる」と信じて疑うことがない(というか、そんなこと考える必要もその気もない)ような人にはぜんぜん面白くない映画と判断される気がします。逆にそこにハマれば面白いと思うのですが。 押井守監督作品のファンとしては「ビューティフルドリーマー」は別枠として 「トーキングヘッド」「御先祖様万々歳」「立喰師列伝」 などを見てから押井作品を判断して欲しい、とか思ってみたり…(笑)。 基本的にはギャグの人だと思うんですが。 「ミニパト」「人狼」「BLOOD」など、別の人が監督する作品の企画立ち上げに関わった場合、すごくいい仕事をする(いい影響を与える)人物でもあります(笑)。
- number0014
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>パトレイバー、ゴーストインザシェルとイノセンスを見ました。 この間の深夜放送ですか? そうだとすると、かなり重要なシーンがバッサリとカットされていましたので、あまり入りこめなかったかもしれません。
押井守監督は、元々は和製B 級実写映画の監督さんです。 http://www.b-ch.com/contents/feat_m_oshii/index.html 押井守・実写作品 自身のライフワークである↓ http://www.b-ch.com/contents/feat_kerberos/index.html ケロベロスサーガ このシリーズを映像化するに辺り、実写の表現力に限界を感じ それを補う事を目的に本格的にアニメ監督を始める事に成りました。 ケロベロスサーガは、押井守監督さんの中では完結していないので、 これからも実写版、アニメ版とも続いて行くそうです。 私は、押井守監督のアニメ作品は、全部見ました。 その上で、ケロベロスサーガも現在までのところ総て見ています。 押井監督のファンの人は、3派に分類されます。 アニメ派、実写派、それと総て派です。それぞれ別々に存在しますが 3派に属する人達は、他の2派に属する人達を否定も肯定もされてい ません。 それでいて?ファンの集いには、仲良く集まってお互いを励ましあい 、称え合う、人達です。
押井監督アニメは主に写実派の路線だから、実写で小難しい事をアニメで見せる所の面白さなので、今敏監督アニメ同様に所謂「アニメ好き」だから楽しめる分野のアニメでは無いですね。 好みの問題だし、私自身押井アニメ全作品が好きな訳じゃないので、多くは語れませんが…。
お礼
イノセンスは深夜放送でみました。 回答ありがとうございました。