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主人が泌尿器に受診した理由と結果
- 排尿後に膀胱近辺に激痛があり、主人が泌尿器に受診しました。
- 尿検査と触診の結果、細菌感染や前立腺の炎症の疑いはなく、結石もないことがわかりました。
- 血液検査の結果、尿酸値とγGTPの数値が高いことから、アルコールが原因かもしれないと思われます。
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まず「アルコールが原因かな?」と言ったのはデータの異常、尿酸値、γGTP高値についてだと思いますよ。平時のγGTP90だってけして正常範囲ではないしγGTPは300に至っては高度増加で他の肝機能に関しても(泌尿器科医なら)内科医へコンサルトしたいところですから。尿酸値8台といったら痛風の危険域ですし…。平時が低くとも一過性に高値があると疾患のリスクは高くなります。禁酒まで必要かどうかはおいておいて今の酒量・暴食の状況はは体の能力を超えているのは明らかですね。 排尿に関連して下腹部痛が起こるという場合、痛みの原因箇所を多くは膀胱以下の尿路に求めます。ですので検索手法は一般的なパターンだと思います。 最初の尿、中間の尿を採取され・・とありますが、前立腺触診のあとも尿検査を行った(マッサージ後尿)のかな?それで「前立腺の炎症も疑われないとのことです」とあるなら前立腺の炎症は否定されたと考えていいでしょう。 エコー検査で結石が否定されたとのことですが、小さな結石であればエコーで判断できないものもありますし、もし尿検査で顕微血尿が多少でも見られるならその尿酸値から考えても泌尿器科的には造影剤を用いた尿路の精査を行いたいところです(尿酸結石は単純写真では映らない為、造影検査が必須です)問題となっている痛みが、反復して繰り返しているという場合は、とくに必要になってくる検査の1つです。痛みの程度は尿管の拡張の程度や石の大きさとは直接的に関連はありませんので。また結石が膀胱近傍に存在すると排尿時や排尿後に刺激となって尿意切迫感や痛みをおこすことがあるからです。また繰り返し痛みが起こってくる場合で、上にあげた精密検査でも異常が無く、自覚する疼痛場所が会陰部(ちょうど陰嚢の後ろ側奥の部分)に限定して痺れるような痛みという場合、前立腺炎が無くとも平滑筋組織からなる前立腺の攣縮(れんしゅく、簡単に言うとこむらがえりみたいなもの)による痛みではないか?と考えてprostatedyniaまたは前立腺症と呼ばれる疾患群を想定していかねばなりません。この場合、最近の仕事の状況や生活リズム、体型の変化(特に体重の増加)はないかなどの問診からひとつひとつ推測していくことになります。 もし痛みが起こったのが1回きりという場合は結石であっても排石された状況を考えることも出来ますし、繰り返していないということと上記の検索にて異常が見当たらないということからそのまま様子見にしてしまうことの方が多いと思います。(その場合は大きな異常は見当たらなかった。痛みの原因は不詳という形になります)
お礼
詳しい回答ありがとうございます。他の肝機能も高値ですし、TCも300近くあったのことで、泌尿器科受診の際、内科に回され絶対禁酒と言われたそうです。30代でこの様な状況が続くと近い将来とんでもない事態になると言われたそうです。 膀胱の痛みは毎回と言うわけでなくたまにズキズキと痛くなるそうで、尿意切迫感、頻尿傾向もないようです。仕事の状況や生活リズム、体型の変化もありません。仕事柄家で出張続きで食事ができるのは土日程度なので外食ばかりで1日ビール1から2本毎日飲んでいます。 いずれにせよ、本人相当落ち込んでおり外食に関しては和食中心にするそうで、今日禁酒2日目とのことです。一ヵ月後再度病院に行く様指示されているそうです。