嫌ですよ。よっぽどの必然性がない限り。
相手の性格によってという問題ではなくて。
うまくいかなくなりやすい、無理のある形だからです。
自分の親とも同居したくありません。同じ理由で。
母親だけより、両方そろってたほうが気が楽ではあります。
子供と離れて自立生活を送る老人は、そこそこ人とうまくやれ
距離感の保ち方も上手だったりする。
ちなみに私の周りには90を過ぎても、年金が少なくても
一人で暮らしている親戚が多いです。
それは生活を自分で切り回し、地域社会で持ちつ持たれつの関係を見出したり
まだ自分でサバイバルをしているからこそ、感覚がボケないのです。
自分なりの貢献のしかたを探したり、精神的にもバランスが取れていないと
自分で自分の首をしめる。これがいい刺激になる。
でも同居したら、自分を磨くメリットが減る分、わがままになっていく。
暇な人間、自分の足で立たない人間は、不平不満が多いと言いませんか。
同居老人は、悪気がなくてもその条件に合致してしまうので
無自覚にダレて甘えて、子供にはともかく血のつながらない配偶者には
まことに扱いづらい、うっとおしい存在になります。
私は孫として、普段はゲスト的な、ノルマのない
「来てくれるだけ御の字 ありがたい」存在として祖母の家にいきますが
たまに常勤として訪れる時期もあります。
すると同じ私という人間に対しても、風当たりがぜんぜん違うことを発見しました。
「いつ来てもらえなくなるかわからない」状況では
実に気持ちよく、お互いに対等な関係を保てますが
「次回にくる日も決まっており、保障された」状況では
何か不満があると簡単にターゲットにされたり、無神経なものいいをされたり
無配慮な言動がでてくるものなんですよ。
特に昔の人は、外面がいいので、同居するお嫁さんとしてはまことに面白くないと思います。
家族の問題にはふつう、女性が矢面に立たされますよね。
血もつながっていない、本来一番ゆかりのうすいお嫁さんが
血のつながった息子より、ほかの親類よりも、一番割の悪いポジションに置かれる
こんなにバランスの悪い話はありません。
私は父母よりも祖母になついていたおばあちゃん子で
親類の誰よりも祖母と気が合うと、本人にも周りにも言われますし
私も祖母のことは大好きです。
その私でも、いつくるかわからない関係と、きて当たり前の関係のギャップは
ここまで大きいの?と愕然とするほどなんですから。
老人は一人にしておいたら、そりゃあ「さびしい」と言います。
でも同居したらしたで、「一つ屋根の下にいるのにこんな関係はさびしい」
とか、どんどんキリはなくなります。
互いに惚れて、この人となら と思いあった男女ですら
結婚してしばらくはケンカばかり、そのぐらいでないとわかりあえないのに
その親となったら、うまくいって当たり前でないのが当たり前です。
同居するのが当たり前と言われてしまうなら
結婚前に親ともじっくり「交際」「見極め」「契約」が必要かも。
今は結婚するにもおためし同居をする人が増えてますよね。
なのに親のことだけは、まだ別という意識が強いみたいです。
私は同居なしで、きちんと各世帯が独立しながら
オブザーバーとして、定期的に楽しい交流ができる関係が
一番どちらにも無理がないと思ってます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 少数だとは思いますが、親と同居してもいいっていう方もいるんですね。ただ、かなりの忍耐力がないと無理な気もしますが。。